皆さんは、これまで何かのイベントに参加したことがありますか?
何かしらに参加されたという方は、その良さも悪さも実感していることでしょう。
そんなイベントは、マーケティングにも活用されています。
というわけで今回は「今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類」について詳しく説明致します。
今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類①【イベントマーケティングのフロー】
「今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類」というテーマで1つ目に取り上げるのは「イベントマーケティングのフロー」です。
現代ビジネスにおいて必要不可欠とされるマーケティング。
様々な企業や分野においてマーケティングは活用されており、企業と顧客を結びつける重要な要素となっています。
そんなマーケティングには、様々な手法がありますが、商品やサービスのコンセプト、ターゲットによっても効果の違いというのは存在しているわけです。
様々あるマーケティング手法の1つに「イベントマーケティング」があります。
皆さんは、このイベントマーケティングについて、どのようなイメージを持たれていますか?
一口にイベントマーケティングとは言っても、その種類としては、実に様々な要素があるのです。
イベントマーケティングの効果というのは、実戦するだけ確かに実感することができますが、よりその効果を高めたいのならば、まずはターゲットを適切に見極めることが、第一歩となります。
イベントマーケティングの実施が決定したならば、次にどのように具体的なマーケティング施策を行えばよいのか?そのフローを説明していきます。
次のようなフローがイベントマーケティングとしては、一般的です。
- イベント目的の明確化と目標設定
- イベント開催までの準備
- イベント当日のオペレーション策定
- イベント後のフォローアップの実施
- イベントマーケティングの効果測定
上記5つのステップを段階的に行っていきます。
それぞれの詳細を説明していきます。
今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類②【イベントマーケティングを成功させるには】
「今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類」というテーマで2つ目に取り上げるのは「イベントマーケティングを成功させるには」です。
1. イベント目的の明確化と目標設定
まず、はじめに行うことは、基本的なことではありますが、イベントを実施する上では、非常に重要なこととなります。
イベントマーケティングを実施する目的そのものを明確にしておくことが大切なのです。
イベント実施プロジェクトに関わるメンバー間の意識共有や、企業が顧客を含めイベントを価値あるものとして成功させるために必要なのです。
イベントマーケティングの具体的目標としては、次のようなものが考えられます。
- 認知の獲得
- リード(見込み客)の獲得
- 商談の創出
上記のような具体的な目標がありますが、これらは、企業戦略やイベント開催時期によっても当然変わっていきます。
どこに比重を置くかは、違ってくるということです。
イベント企画スタッフや運営スタッフにイベントの趣旨を正しく周知するということは、認識としては、非常に大切なことです。
なんのためにイベントを実施するのか、その理由を明確にし意識することが大切なのです。
マーケティング効果としては、目標として設定した通りになるのが理想なのですから。
5番目としてふれますが、イベント実施後は、必ず効果測定を行うこともあり、ファーストステップにて、具体的な目標値を設定することも忘れてはいけません。
2. イベント開催までの準備
はじめにイベントの目標、目的設定が決まった後は、当日に向けての準備へと進みます。
具体的に行う準備としては、以下のようなものがあります。
- ターゲットの明確化
- 事前告知
- コンテンツ準備
- 日時・場所・規模の決定
- 開催場所の手配
準備事項としては、上記のどれも欠かすことは、できません。
この中でもコンテンツの準備は特に、イベントの成否を左右する重要な要素となります。
コンテンツの内容としては、集客から申込、開催当日のフォローまで含めたコンテンツが必要とされます。
3. イベント当日のオペレーション策定
準備が万全に整ったら、当日のオペレーションを策定します。
オペレーションとして必要な項目としては、次のようなものがあります。
- スタッフの配置・管理
- イベント開催当日のフローの確認
スタッフの人数や役割、配置など現実的なポジショニングを明確にし無駄のない動きをとれるようにしておきます。
来場者一人当たりの対応時間など、顧客に対するシュミレーションも大切となり、様様ケースや顧客のタイプに合せた対応スクリプトの設定が必要となります。
イベントの目的に合わせることによって来場者一人に対し、どのくらいの対応が必要であるかを想定し、対応時間の算出などを行っておきましょう。
顧客1人あたりの対応時間が算出できれば、対応スタッフの必要数も正確に把握できるというわけです。
適材適所で必要なスタッフを役割に応じて確保しておきます。
人材不足が嘆かれている現代においては、人の確保というのも非常に重要な要素となります。
スタッフが少なければ、イベントのクオリティは下がりますし、逆に多すぎても人件費がかかりコストが増えてしまうのです。
人員の配置についても、適材な人材をピンポイントでアサインする必要があります。
例えば商品説明などは、その商品をよく理解する自社の社員やベテランスタッフが行います。
外部スタッフなどは、呼び込み、ノベルティ配布、運営サポートなどの役割を担います。
イベント当日の来場者の自然な誘導というのが必要となります。
今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類③【フォローアップと分析】
「今だからこそ注目されるイベントマーケティングの効果と種類」というテーマで3つ目に取り上げるのは「フォローアップと分析」です。
4. イベント後のフォローアップの実施
イベントというのは、何も開催当日のだけに注力すればよいというわけではなく、イベント後のフォローアップも大切なのです。
いかに適切なフォローアップができるかということも必要であり、その結果として顧客獲得につながるのです。
フォローアップで重視すべき点としては、次のようなことがあります。
- 詳細情報を欲している顧客への対応
- お礼メールの送信
- リードの優先順位の確定
メール送信や優先順位付けという作業は、実は地味に時間を要する作業と言え、作業量も膨大になる可能性があります。
人手のみでは対応できないことも多々ありますので、場合によっては、MAツールなども積極的に活用したいところです。
5. イベントマーケティングの効果測定
最後にイベントマーケティングの効果測定を行います。
イベントというのは、開催当日をなんとか乗り切ればよいというわけではありません。
イベント終了後の効果測定というのが、次に繋げるためには大切なのです。
具体的に数値として設定したKGI・KPIなどの効果測定を実施します。
イベント実施後の正確な効果の測定として、具体的に次のような要素が必要となります。
- 参加者数
- 名刺獲得枚数
- フォローアップメールのクリック数
- 商談化/案件化の件数
- 受注件数/金額
これらの要素の集約というのは、非常にボリューミーであり、データ化するには、それなりの時間を要しますから、ここでは、やはりMAツールを活用したいものです。
情報の数値化というのは、その後の分析においては、非常に重要な要素と言えます。
正確な分析を行うには、やはり精度の高いデータのほうがより良いのは当然であり、より信憑性の高い分析結果が得られるのです。
また一言で分析と言っても、その分析方法には、様々なバリエーションがあります。
イベントマーケティングを様々な角度から分析することによって、有効性を確認することが可能となります。
効果測定や分析において使用する様々な要素となるデータですが、その内の1つとして「認知の獲得」があります。
この「認知の獲得」は、非常に数値化しにくいのです。
イベント実施の効果として、どの程度、認知されたかというのは、直感的に知りたいと考えるものですが、これを主としてとらえると最終的な効果測定としては、難しくなってしまう場合もありますので、実際には気をつけたいところです。