人材の獲得には、面接による選考が主流となっていますが、私たちの会社での面接のやり方や、どのように面接で人材を見抜いているのかということを紹介していこうと思います。
目次
良い人材とは?
良い人材といえば、仕事がすごくできることや、高学歴のエリートの人というイメージがあると思います、私たちの会社では、良い人材は、必ずしもそのような人材が良い人材であるとは考えていません。
私たちの会社は、社員が、モチベーションを高く持って、社員同士がお互い協力し合うようなチームでの営業体制をとっています。そこで、いくら、仕事ができて、高学歴であっても、他の企業にとって、とても優秀だと思われる人材が必ずしも私たちの会社でも優秀な人材であるのかどうかは、実際わかりません。
私たちの会社が考える良い人材というものは、私たちの会社の方針である、組織営業、チームプレーという体制に合っている人材だと考えています。
そのため、いわゆる学歴で選考するようなことはありません。
私たちの会社の体質に適しているのかどうかを1番に見ています。
そして、将来、私たちの会社で活躍してくれそうなタイプかどうかということをしっかり見ています。ですので、ます、私たちの会社での優秀な人材というものを定義するような形で、人材の獲得を行なっています。
面接のやり方
私たちの会社の面接はまず、一次面接という形で、応募者をランダムに5名から6名のグループに分けます。そして、集団でのグループ面接という形をとっています。そこで、グループで、ある議題について、ディスカッションするという形を取ることにしています。その中で、合格した人に最終面接として、社長との面談を行なって、そこで、採用者が決まるという仕組みを取っています。
面接で見ていること
面接では、あるテーマを与えまして、面接官側は、議長をやりたい方という形で、司会役を決めるところまでは口を挟みますが、あとは、一切口を挟みません。ですので、あとは、学生達のディスカッションを見ているという形になります。
私たちの会社は、組織営業で、チーム単位での評価をしていますので、私たちの会社にとっての優秀な人材である協調性というところと、チームのリーダーになっていけるような、リーダーシップのある学生がいるかということを中心に見ています。
面接官について
私たちの会社では面接官についても工夫するようにしています。採用面接ともなれば、会社の中でも、重役のポジションの方が面接官を務めるというケースは多いと思います。
しかし、私たちの会社では、若手社員にも、面接官の一人として参加してしてもらうようにしています。
会社のためになる人材とは
私たちの会社では、私たちの会社のためになるような人材を採用することにとにかく力を入れています。
会社にとって、せっかく優秀な俗に言うエリートと呼ばれるような学生を採用したとしても、入社して、すぐに辞めてしまっては、元も子もありません。私たちの会社に入ったからには、長く勤めてもらいたいですし、もちろん私たちの会社の組織の中でも大きく活躍していってもらえるような人材であってもらいたいと思います。
それを踏まえた上で、学生さん達に、このような会社ですが、どう思いましたかと質問することにしています。そこで、私たちの会社の方針をしっかりと理解してくれて、私たちの会社に入ってから、活躍してくれそうかどうかを判断するようにしています。
アルバイトの経験談を聞くのも1つ
これも、最終面接の際に必ず質問として聞くのですが、学生時代のアルバイト経験について聞いてみるなかで、その学生が、どのような仕事をしてきたのか、または、仕事に対してどのような価値観を持っているのかをヒアリングするようにしています。そこから、私たちの会社に合っているかどうかを判断していきます。
良い人材は会社の考えによって異なることを把握しよう!
私たちの会社の面接の方法について説明しましたが、良い人材ということは、その企業によってまちまちだと思います。職種や業界なども様々ありますので当然ですし、人間、向き不向きということももちろんあります。どんな仕事でもパーフェクトにこなしてしまう人材など滅多にいないと思います。
私たちの会社は、ずっとこの会社で頑張ってくれる人材こそ、優秀な人材だと考えておりますので、面接という限られた時間ではあるのですが、私たちの会社に入ってくれた場合に、チーム制を大切にしてやっていってくれるかどうかを見極める必要はあります。
優秀な人材かどうかは、将来その会社で飛躍できるかどうかということだと思いますので、自分の会社のことを良く勉強して自分の会社のことをよく理解している人物が面接官を務めるのが大切な方法ではないかと思っております。自分の会社のことを知れば知るほど良い人材を見つけやすくなると思います。