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ステップメールは、最近流行っているマーケティングの手法です。いくつかのメリットがあり介護施設でもこれを取り入れた事例があります。今回は、このステップアップメールを介護施設に取り入れることによっての費用対効果と集客方法をお伝えします。

介護施設でステップメールをマーケティングで取り入れることは有効!

ステップメールは、最近流行っているマーケティングの手法の一つです。資料請求などがあった人に定期的にメールを自動配信するシステムで、ターゲットとする顧客にしっかりとリーチできるマーケティングの効率的な集客方法です。

ステップメールとは?

ステップメールは、ひとことで説明するとあらかじめ準備しておいたメールを、自動的にお客様に送る送信するシステムです。例えば、資料請求の登録をしたとすると、当日、翌日、3日後、4日後と自動的に設定した内容のメールが送られます。つまり、毎回同じ内容のメールを何度も送る手間が省けるということになります。

インターネットで買い物をされた場合などに、お礼メールや発送メール、商品の納品メール、使い方を知らせるメール、よくある質問などのメールというように順をおって少しずつ情報が送られてくるような仕組みです。

ステップメールを介護施設に当てはめて集客に取り組む

このステップメールのしくみを介護施設にあてはめて考えると、

  1. 資料請求があった方に、資料請求のお礼のメールが送られます。
  2. 資料を開封されたかどうかというようなメールがおくられます。
  3. 資料の内容についての質問を聞いたり、よくある質問などを送ります。
  4. 見学や電話での相談について希望を訪ねるメールを送ります。
このように順を追って少しずつ説明していくことで、いきなり電話をかけるクッション的な作用がはたらき、不快感を感じません。

 

よくあるのが、資料請求をしたら、いきなり電話がかかってきて、セールスっぽい口調を感じたり、ゴリ押しや無理強いの強い勧誘を感じることです。介護施設でも、このように少しずつ距離を縮めていくことで、押し売りや無理なセールスのような印象を持たれることがなくなります。

介護施設のサイトから資料請求を行なったユーザーに対して資料をダウンロードできるなどのことも可能です。

ダウンロード直後に資料請求のお礼、1日後に資料の説明、2日目以降→有益なコンテンツの提供、3日後によくある質問、4日目に電話相談などの誘いなどのようにステップバイステップで説明していきます。

このように少しずつ情報を提供していくのがステップメールの強みです。

介護施設にはステップメールとメールマガジンどっちがいい?

最初の疑問としては、ステップメールとメールマガジンはどう違うのか?介護施設にはどちらがあっているのかということではないでしょうか。

メルマガを一言で言うと、読者に対して最新の情報を送るシステムなので、よりリアルタイムの情報を定期的に送るのがポイントです。

例えばイベントの告知や、キャンペーンなど、今しか得られない情報をお伝えするのには最も良い手段です。旬な話題の提供には欠かせません。

このような情報は、ステップメールよりもメールマガジンの方が適しています。

タイムリーな最新情報を伝える、これがメールマガジンの一番の目的となります。そして、購読という形態をとっているので、相手が解除するまで永遠に送り続けられるのがメリットです。

一方で、購読と言うシステムではなく、資料請求やホームページの会員登録、購入などから情報提供をしていくのがステップメールとなります。

このように、介護施設には、メールマガジンといのはあまり適していません。

というのも、介護施設のメルマガに申し込みされる方があまり見込めないからです。またタイムリーな情報は、入居者の方であれば随時必要になりますが、これから入居を考えている方にはあまり必要がないことが多いです。

介護施設にステップメールを取り入れる時に気をつけること

ステップメールは顧客対応の自動化できるので、人的な工数削減にもつながるし、集客力も高いのでとても良い活用法です。ですが次のようなことには配慮が必要です。

季節や時事ネタがない

一つ目は、季節や時事ネタなどがないというころです。自動で内容が設定されていますので、その時々の季節や状況の変化に応じた内容を織り込むことができません。

原稿を書いたときと、制度や状況がかわっていることもありますので、違和感を感じる内容になってしまうことがあるので、できるだけ頻繁に更新をすることをおすすめしまう。最適でも半年に1回は見直す必要があります。

希望が高い人にはマッチしていない

二つ目としては、即座な対応を求めているような希望度が高い方とはあまりマッチしていないということです。

購買意欲に応じて、分類できるなかで将来検討しているレベルのひとや、悩んでいるという方には、そのうち必要度があれば、というレベルの方にはよいのですが、明日見学に行きたいという方には、あまりにも対応がゆっくりしすぎています。

このような方には、むしろ即座に電話をして、見学を促す方が有効なので、ステップメールがむしろ物足りないアピール方法となります。

介護施設にステップアップメールを問い入れるメリット

一番のメリットは、やはり時間的なロスを作らないことです。

時間的なほどよい感覚でメールが届くことで、施設を検討している方の心に少しずつ印象付けられるという、いわば心理効果です。最初はそれほど真剣に考えていなかったのに、次第に興味を持つようになるのはそのためです。

二つ目は、顧客満足が向上できるということです。

丁寧な対応がある会社、フォローがしっかりしているなどのような印象を持たれるのがよいところです。とくに介護施設のようなヒューマンケアではこれが必須です。

ステップアップを具体的に作る方法(ステップアップのサンプル)

ステップメールは次のようにかいていきます。ご参考になさってください。

はじめまして。
この度は、当施設の資料をご請求いただきまして誠にありがとうございます。

資料の方は先日発送させていただきましたが、お手元には届きましたでしょうか?

当施設では、スタッフ、入居者様が一緒になり、楽しい施設生活をおくっております。資料の内容をご覧いただき、そんな雰囲気を感じ取っていただけたのではないかと思っています。

つきましては、もし資料をご覧になり、何か質問がございましたらと思っております。

よろしければ、いつでも電話相談や見学も催しておりますので、一度お電話で詳しくご説明させていただきと思っております。

それではどうぞよろしくお願いいたします。

○○(施設名)
××施設長

まとめ

このようにステップメールは施設に取り入れるには大変有効性があります。

いくつか良い点がありますが、特に少しずつ利用者のかたにアプローチしていけることが良い点です。
最近は、しつこい勧誘に辟易されているかたも多いので、このように丁寧なご説明のメールが集客に繋がることでしょう。

 


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