世の中には、様々たカタカナ用語や造語、英単語ありますが、皆さんは「アンバサダー」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
この「アンバサダー」が付くマーケティング手法があるのですが、ご存知の方はいらっしゃいますか?
というわけで今回は「10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?」について詳しく説明致します。
10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?①【アンバサダーマーケティングって何?】
「10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?」というテーマで1つ目に取り上げるのは「アンバサダーマーケティングって何?」です。
インターネットが発達し、これだけスマートフォンが普及すれば、情報社会という現実を受け入れざるをえないようになります。
既に現代に生きる私達にとってインターネットは、生活に欠かすことこできない、必要不可欠なものとなっています。
情報の取得という意味では、強大な影響力を持ったリソースと言えるのです。
そして、さらにSNSの活用というのも当たり前になってきています。
InstagramやTwitter、Facebookなど様々なSNSが存在します。
特に若い世代についてのSNSへの依存度というのは、非常に高いものがあります。
いとも簡単に情報の受発信を可能とするSNSは、爆発的拡散力をもっており、良い面も悪い面も両方あるのが現実です。
そんな中、特にInstagramにおいて「アンバサダーマーケティング」というマーケティング手法が注目されていることを、ご存知でしょうか?
様々なマーケティング手法がある中で、なぜアンバサダーマーケティングが今、注目されているのか?そして、いったいどんなマーケティング手法なのかを詳しく説明していきます。
さて、まずは冒頭でお伺いしましたが、「アンバサダー」という言葉は英単語となります。
皆さんも、この英単語をよく耳にすることも多くなってきたのではないでしょうか。
アンバサダー=Ambassadorとは、商品やサービスの熱心なファンのことを言います。
積極的に商品やサービスの情報を発信してくれる人のことを言います。
つまり企業=売り手にとっては、非常に貴重な存在と言え、企業にとっては、ありがたい存在であり、力強い存在とも言えるのです。
アンバサダーの単語としての意味は、「大使」というのが本来の意味となります。
そうした情報拡散によって未来の顧客を導き出してくれるおいうマーケティング手法のことを言います。
10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?②【アンバサダーの存在意義】
「10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?」というテーマで2つ目に取り上げるのは「アンバサダーの存在意義」です。
アンバサダーマーケティングでいう「アンバサダー」とは、具体的にどのような存在と言えるのでしょうか。
今やiPhoneでお馴染みのAppleに存在した「エバンジェリスト」と呼ばれるコアなファン層などが、アンバサダーに当てはまります。
さらに日本のブランド等でも多用される「ロイヤルカスタマー」が、それに当たります。
アンバサダーマーケティングの真骨頂としては、なんと言っても、コアなファンが発する発言です。
コアなファンですから、基本的には、商品やサービスへの愛着へが非常に強く、こだわりもまた一段と強いのです。
だからこそ、アンバサダーは、良い発言がほとんどを占めるのです。それが、未来の顧客に訴えかけ、やがては、購買へと行動を促すというわけです。
アンバサダーの原点は、商品やサービスのファンであることを起点として役割を担っています。
そのため、アンバサダーの発信する情報というのは、リアルな意見や感想などが多く、コメント自体も説得力があるものが多いのです。
モノが溢れる現代においての消費者の立場としては、非常に選択肢の幅が広いことになります。
何を選択し、購入するかというのは、消費者の判断に委ねられるわけですが、数ある商品やサービスの中から、本当のニーズを満たすものにたどり着けるかどうかは、わかりません。
現代の消費習慣の現状として、自己ニーズを満たすための検討材料が、まずは欲しいというところが本当のところではないでしょうか。
実際、モノを買うにも商品、サービスの検討情報に頼ってしまうことも日常的に多いのではないでしょうか。
例えばネット上の「口コミ」というのは、消費者にとっては、判断材料としては、非常に大きな影響を及ぼすものとなりえます。
しかし、だからと言ってネット上の情報にも信憑性というものが関わってくるのです。
PRや口コミというネット上に溢れた情報をただ単に鵜呑みにしては、実際のところの使用感や感想などは、ピンとこないケースがあるのです。
つまり、購入を検討している消費者にとっては、納得できるような説得力のある情報がほしいのです。
例えばある商品に関する「推し情報」のみではなく、実際に、その商品を使ってみたリアルな感想や、効果などの情報が実感として知りたいのです。
そのような確信的な情報を発信できるのがアンバサダーなのです。
近年SNSなどを中心として展開されることの多いアンバサダーマーケティングが重要視されているのは、そのためなのです。
10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?③【アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティング】
「10分でわかる!アンバサダーマーケティングとは?」というテーマで3つ目に取り上げるのは「アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティング」です。
実は、このアンバサダーマーケティングと同様に近年、注目されており効果的なマーケティング手法として取り上げられているのが「インフルエンサーマーケティング」です。
この「インフルエンサーマーケティング」が「アンバサダーマーケティング」と似ていると、よく言われているのです。
内容的には、混同してしまう場合もあり、違いとしてよくわからないという方もいらっしゃいますが、アンバサダーマーケティングとインフルエンサーマーケティングは、根本的に異なるものなのです。
その違いについて説明致します。
【アンバサダーマーケティング】
アンバサダーは、対象に対しての言葉、行動に対する熱量が伴っています。
マーケティング手法としても重要となるのは、「熱量」そのものなのです。
そして、その熱量の高さが、そのままマーケティングのクオリティとなるのです。
具体的な事例を上げるなら、SNSへの投稿により商品やサービスを紹介する際、投稿履歴やコメントの内容によって熱量というものが伝わってくるわけです。
SNSへの投稿により、どのような反響があるかによって大きく変わってくるのです。
【インフルエンサーマーケティング】
アンバサダーとインフルエンサーとの違いについて理解すれば、それぞれのマーケティングの違いについても理解できます。
アンバサダーというのは、クオリティが高く、クオリティが担保されることになります。
一方のインフルエンサーは、クオリティよりも、ボリューム感にこだわるのです。
つまり、アンバサダーが「質」なら、インフルエンサーは、「量」にこだわるというわけです。
量より質を求めるのが「アンバサダー」であり、質より量を求めるのが「インフルエンサー」というわけです。
昨今では「インフルエンサー」という単語そのものがフューチャーされているような見方も多々あります。
芸能人や有名人など世間的に認知されており発言力の強いインフルエンサーを活用する手法が一般的とされていますが、全部が全部そういうわけでもないのです。
SNSでの影響力の指標として、フォロワー数があります。
フォロワー数が少ないようでは、インフルエンサーとは、言えませんし、それ以前に既に知名度があり、世間に認知されている存在である必要がインフルエンサーには求められるわけです。
つまり、双方の違いとしては、何を重視するかという基軸の違いであり、その基軸の違いが異なることによるマーケティング手法と言えるわけです。
- アンバサダーマーケティングは「質」
- インフルエンサーマーケティングは「量」
というわけで、マーケティングとしては、根本的に異なるというわけです。