介護施設を運営している方はWEB広告が大変重要な広告ツールとなることはすでにご存じのことだと思います。そこで今回は、そのなかの一つとてして最近増えているアフィリエイトによる集客方法についてご説明します。
目次
介護施設でもアフィリエイトは有効！！最適な方法とコツ
介護施設を運営している方にとって、マーケティングの一環として、アフィリエイトが大変重要であることはよく知られたことです。特に最近は、アフィリトを通じた資料請求や施設入所によって得られる効果は増えているといると言われています。このようなマーケティング手法を十分に検討する必要があるので、今回はアフィリエイトの基本についてご説明していきたいと思います。施設担当者の方は、是非ご参考になさってくださいね。
アフィリエイトとは
アフィリエイト広告はインターネット広告の一つです。アフィリエイトの主催者が依頼するサービスや商品を媒体主のアフィリエイターのホームページやブログなどを通じて広告活動をします。広告主のWEBサイトのリンクなどを貼って、閲覧者がそのリンクから商品やサービスを購入したら、何パーセント、あるいは低額のコミッションを得るという仕組みです。
ASPのアフィリエイトプロバイターは、媒体主と広告主をつなぐ仲介者の役割とする会社です。
最近は、このようなASPが増えているので、多くの個人アフィリエイターが自分のブログなどを通じて宣伝広告できるようになりました。広告主にとっても、一人一人営業活動をする必要がないので、かなり便利なサイトとなっています。ASPは、それぞれの方のホームページの特性やブログのないように応じた複数の商品やサービスの広告の情報を提供しています。
アフィリエイトの広告の種類
アフィリエイトには、次の3つの広告の種類があります。
成果報酬型広告
一つ目は、成果報酬型広告です。成果報酬型広告は、サイト閲覧者がサイトやブログを経由して、商品を購入すると、その購入した数によって報酬が支払われます。主には、商品と商材、情報系などがあります。ノウハウ教えますとか、成功体験の情報提供などが多いです。
クリック型
二つ目が、クリック型です。これはページ閲覧者が広告をクリックした段階で報酬が発生します。媒体主に広告主から報酬が支払われます。クリックしたことで報酬が発生するので、購入したかは関係しません。それほど額は大きくないのが特徴です。
無料型
三つ目は、無料型です。アフィリエイト広告において、成果となる対象が資料請求や会員登録となります。これも件数によってカウントされ報酬がけっていします。
介護施設は、3つの目の無料型になるわけです。
アフィリエイトの資料請求型の特性
資料請求型のアフィリエイトは、サービスや商品に興味を持っている層に対して広告などのプロモーションを行う必要があります。ですので、誰でもいいから広告をすればいいというものではありません。
また商品のように衝動的な購買、つまり衝動的な資料請求と言う可能性は低く、むしろ他の種類のアフィリエイトに比べると若干敷居が高い、アフィリエイターの方にとっては報酬が得にくい分野になります。
このようなことは、つまり商品購入よりも購入に至るステップが長いということになります。
商品やサービスが高額であったり、検討や説明が必要になるからです。さらにサービスや商品が、説明をしなければ選んでもらえないようなものなので、直接購入、施設の場合ですと入居というようなことはまず考えられません。あったとしても、施設見学の予約などが精いっぱいです。
そうなると、そもそも一般の商品に比べると販売自体が難しい商品やサービスということになるわけです。
ですので、この分野に属する、資格系、学校系、ビジネス系、婚活系、保険系、福祉系は、高額でなかなかアフィリエイターの方にとっても工夫が必要な分野ということになります。
そのため、アフィリエイターの方にとっても、より慎重な広告活動が必要になります。
それでも介護施設はアフィリエイトを活用できるのか？
このように、アフィリエイトそのものが他の業界に比べると福祉施設には困難があるということは先ほどお話した通りなのですが、では、使えない、不向きと判断してしまうのがよいのでしょうか？実はそういうわけではないのです。工夫次第で十分に活用できるのが介護施設におけるアフィリエイトです。つぎのような工夫をすれば、介護施設でもアフィリエイトが活用できます。
資料請求は無料！無理な勧誘はやめよう
一つ目は、資料請求は必ず無料にして、資料請求をしたからといって無理な勧誘をしたり、電話などをどんどんするというようなことはないということを明言しましょう。逆の立場で考えると、資料請求をしたくない理由としては、一度資料請求をするとしつこい勧誘電話がかかってきたり、度々資料が送られてくるということがネックになっているのではないでしょうか。
クリック課金を活用！
二つ目は、クリック課金を活用することです。クリック課金は先ほど種類のところでご説明しましたように、クリックしただけで課金される仕組みです。これでアフィリエイトの方にとっては広告意欲が増し、より魅力的な記事を書いてもらえるかもしれません。
分析ツールで、属性を分析
三つ目は、分析ツールなどでアフィリエイトから入ってきた人の行動や属性を分析することです。どのような方が施設に興味をもっているかを把握することは、たとえ資料請求に繋がらなかったとしても、今後のマーケティングのターゲットを絞るためには重要なこととなります。