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新型コロナウイルスの影響により、日本をはじめ全世界でも経済に大きな打撃を与えました。

そして経済復旧策としてGoToイートがはじまり、マーケティングに刺激を与えようとしています。そんな中「無限ループ」という言葉も登場しています。

というわけで今回は「経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴」について詳しく説明致します。

経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴①【抜け道ばかりの経済対策】


「経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴」というテーマで最初に取り上げるのは「抜け道ばかりの経済対策」です。

苦境に立たされる飲食業界の救済策として展開されているGotoイートキャンペーン。

メディアやネットなどでも様々な情報が溢れています。

Gotoキャンペーンそのものについての認識不足や理解不足をしている人がまだまだ多くいる一方、様々なところでGotoイートキャンペーンが取り沙汰されること自体は、非常に良いことと言えます。

Gotoイートキャンペーンを利用する一般消費者にとっては、とにかくお得な内容であり、利用しない手はないでしょう。

新型コロナウイルス感染のリスクはありつつも、経済を活性化させる上では、積極的な消費行動というのも求められるのです。

ランチやディナーをお得に楽しめたり、ポイントももらえるなど、利用する方も増加しています。

そんなGotoイートキャンペーンですが、実際に利用開始となってから、実は問題が続出しているのです。

問題続出というのは、いったいどのようなことなのでしょうか?

ネットなどを中心として掲げられているのが「無限ループ」。

これは、いったいどういうことなのでしょうか?

Gotoイートの落とし穴と言われるところでもありますが、お店側や利用者にとっての影響に与える影響はどの程度なのでしょうか。

とある居酒屋チェーンでの実例を上げてみると、次のようなケースが実際に可能なのだとか。

単価の安い居酒屋メニューをたった1品のみ注文し、ポイント差額分を稼ぐという「錬金術」が問題とされたのです。

このような「穴」というのは、確かにあるものの今回のGotoイートの趣旨を考慮すれば、利用者側にもモラルは考える余地はあります。

しかし、市場というのは、一定のルールの中でいかに抜け出すことができるかという市場原理のルールがあります。

つまり、ルールの中なら何でもありという厳しい世界でもあるのです。

例え、法の穴と言っても、見つけたもんがちであり、利用する方が得をするということもあるのです。

そうでなければ市場は活性化せず、発展することはありません。

今回のGotoイートに限らず、法には必ず穴があり、ギリギリのところでの駆け引きというものは、実際にはどこでも行われており、決して珍しいことではありません。

Gotoイートがスタートしてから、ほどなくして運用見直しも余儀なくされ、微調整も行われています。

マーケティング施策も同様で、効果を分析し確認することによって微調整が必ず必要となります。

経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴②【ルールの隙間とデシタルマーケティング】


「経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴」というテーマで次に取り上げるのは「ルールの隙間とデシタルマーケティング」です。

Gotoイートについても「無限ループ」という手法が話題となったのは、ウェブによる影響が大きいのです。

実際に、「Gotoイート」、「無限ループ」と検索してみると、かなりの情報が表示されます。

その手法を細かく解説している特集サイトや実際に実行してみた一般消費者など、ブログやSNSにて情報発信する人も増加しているといのが現状です。

こうしてみると「Gotoイート」そのものより、「無限ループ」だけがフューチャーされ、独り歩きしている、そんな雰囲気もあるのです。

これもデジタル化が進み、ネット社会の弊害なのか「無限ループ」というキーワードが上がったら、あちこちで騒がれるようになりました。

そんなネットで話題の「Gotoイート」もまたネットを活用した施策と言えます。

国家主導のキャンペーンといえども、行っていることは、マーケティング戦略そのものという感じで、市場に顧客を呼び戻そうとしています。

「Gotoイート」は、ネット予約するとランチなら500円分、ディナーなら最大1000円分のポイントが付与されるのです。

ポイント制というところもまた、近年に見るマーケティング戦さながらというものにも見えます。

獲得したポイントを使えば、結果的に次回の食事は、タダとなることから、これを繰り返せば、つまるところ「無限ループ」となるというわけです。

確かにこの「無限ループ」は、制度の逆手をとった手法と言えますが、これは全くもって違法というわけではないのです。

そもそま、この「Gotoイート」の絶景そのものの甘さが、前面に出てしまっただけということではないでしょうか。

付与されたポイントというのは当然利用することができますから、小売店などのポイントと全く同様で使い勝手が非常によいのです。

Gotoイートで獲得できたポイントの注意点をあげるとするならば、それは13ある各予約サイトによってポイントの付与タイミングが異なるというところです。

一般消費者としては、お得に利用できるGotoイートを少しでも効率よく利用したいものです。

では、実際に無限ループが行えるのか、ふれていきましょう。

店側の予約サイトに対する負担というのはがあります。

顧客1人についてランチは100円、夜は200円程度の手数料というのを支払っています。

予約サイトの利用にもそこそこ手数料がかかるわけです。

そもそも今回のGotoイートに対しては、国で定められた予算内で行うことが前提であれ、形はどうあれ目的としては、飲食業界の活性化なわけです。

考えようによっては、例え「無限ループ」だろうと、話題に上がることで、メリットはあるのではないかとも考えられます。

問題となるのは、予算となるのが税金を投入しているということなんです。

また、使い方自体もわかりにくいという意見もあります。

主な使い方としては、商品券をとるかポイントをとるかということになります。

商品券の場合は、紙または電子クーポンがあります。

各地域、自治体によって発行されたクーポンを購入し、Gotoイート対象店で食事をした分の支払いをクーポンで行います。

Gotoイートのクーポンは、20000万円で購入すると5000円分使用できるというものです。

もう1つが予約サイトにて予約をし、ポイントが還元される方法です。

こちらについては、オンライン経由となりますから、高齢者にとっては、予約の仕方がわからないという方もいらっしゃいます。

経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴③【無限ループは本当に無限なのか?】


「経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴」というテーマで最後に取り上げるのは「無限ループは本当に無限なのか?」です。

「無限ループ」を成立させるには、「オンライン飲食予約サイト」を経由して予約する必要があります。

手順としては、クーポンに比べて手間がかかるような感じもしますが、確かに「無限ループ」は、成立するのです。

ランチなら500円分、ディナーなら1000円分のポイントが付きます。

Gotoイート無限ループの利用方法の手順は次の通りとなります。

  1. Gotoイートの「オンライン飲食予約サイト」を経由しで予約をする
  2. 予約したお店で実際にて食事をしポイントを獲得する
  3. 再度「オンライン飲食予約サイト」を経由して1000円以下の食事をする
  4. 前回利用分で付与された1000円分のポイントを利用し支払をする

確かにこのフローならば、2回目以降は永遠と無料で食べ続けることができます。

無限ループは実現可能という結果になりますが、実際には、これに対象したお店というのは非常に少ないのです。

というのも予約サイトを経由する飲食店は、限らており、宴会コースなどのコースがほとんどだからです。

またポイント付与期間は1月末迄の予定であり、ポイントの利用期限も2021年3月迄と期間限定となっています。

さらにキャンペーンには最初から予算があり、予算に達し次第終了ですから大枠としては決まっているのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「経済復旧マーケティング!Gotoイート、無限ループの落とし穴」というテーマで詳しく解説致しました。

GoToイートというのは、苦境に陥った飲食業界を救済すべく行っている対策となりますが、そんな中での「無限ループ」というキーワードは、マーケティング的視点でみてもなかなかの突っ込みどころという感じでした。

救済措置であり、緊急対策でもありフォーマットには、穴があるもので、理想通りにはいかないところもあります。

実際に、無限ループしつづけるのは、難しいのですが、これだけ話題になれば、経済の回転をあげるには一役たっているのではないでしょうか。

お店側としては、これをきっかけに少しでも顧客を呼び戻し、一般消費者としてはお得に利用し、お金を使って飲食店を少しでも助けましょう。


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