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毎年、10月になれば「ハロウィン」の季節がやってきます。現在では、定番化した「ハロウィン」ですが、いつから「ハロウィン」は広く認知されるようになったのでしょうか?

そして「ハロウィン」による経済効果やマーケティングが気になります。

というわけで今回は『「ハロウィン」に見るマーケティング戦略!【前編】』というテーマで徹底解説していきます。

「ハロウィン」に見るマーケティング戦略!①【そもそもハロウィンとは?】


日常の中には、様々なイベントがあり生活や人生を豊かにしてくれます。

「イベント」というのは、そもそも「人が作り出した物」で1つのライフイベントでもあります。「イベント」には大きな力があり、多くの人を巻き込みます。

もちろん全ての人が共感するわけではなく、イベントに対して積極的な人と全く興味がない人とに別れます。

季節によって様々なイベントは、大きな経済効果を生み出し、消費を刺激します。

そんなイベントとして日本でも定着してきたのが毎年10月の「ハロウィン」です。今では認知度も高くすっかり定着した感がありますが、「ハロウィン」そのものは、日本古来の文化ではありません。

2月のバレンタイン、12月のクリスマスと肩を並べるほどの話題のイベントとなった「ハロウィン」。

バレンタインもクリスマスもハロウィンも全て、日本初の風習ではないのですが、現在のグローバル社会の現状を捉えれば、イベントそのものもワールドワイドに展開された世界イベントという認識が強いです。

もちろん、七五三、七夕など日本古来の文化も健在していますがら、やはり世界的共有意識のあるイベントならば、その経済効果は計り知れない規模となります。

市場やマーケティングにおいても、世界規模のイベントは、世界マーケットとなる為、見逃すわけにはいかないのです。

ハロウィンの特徴としては、やはり「仮装」です。街中にはハロウィングッズがあふれ、ハロウィン当日は各所でイベントも盛大に行われるような広がりを見せています。

では、この「ハロウィン」で仮装をする理由とは、いったい何なのでしょうか?

仮装によって普段と違う自分を演出でき、変身願望を叶えてくれる公的なイベントです。つまり全世界お墨付きのイベントなわけなんです。

きらびやかなイメージのある「ハロウィン」ですが、そもそも「ハロウィン」って何なのか?皆さんご存知ですか?

「ハロウィン」の発祥はヨーロッパになります。毎年10月31日に行われる秋の収穫祭ということです。

日本でも秋の収穫を祝い、お祭りが行われる地域がありますが、それと同じようなものですね。

10月31日という日付は、古代ケルト人の大みそかにあたる日です。

そもそもハロウィンは、悪霊を追い払うための宗教的な行事でしたが、アメリカの民間行事として定着したことから、世界的なイベントととして広がっていったというわけです。

「ハロウィン」に見るマーケティング戦略!②【ハロウィンが流行り出したのは、いつ頃?】


アメリカ発の世界的イベントとなった「ハロウィン」ですが、日本で定着したのは、いつ頃なのでしょうか?

10月のビックイベントにすっかり定着した「ハロウィン」。気がついたら、そこに「ハロウィン」がありました。子供の頃には、「ハロウィン」なんてなかったよね?なんて思われる昭和世代の方も多数いらっしゃるでしょう。

「ハロウィン」が流行りだしたのは、わりと最近のことなんです。年代としては、2010年頃からとなります。

そもそも日本国内で「ハロウィン」が定着しだしたきっかけとは、いったい何なのでしょうか?

実はハロウィンを仕掛けたのは、あの夢の国「ディズニーランド」と言われています。

10月になると、ディズニーランドで行うハロウィンイベントがハロウィンのイメージを定着させたということです。

ハロウィン期間に限って、普段は禁止されているディズニーキャラクターの仮装が許され、参加型のイベントとして楽しめるということなんです。

つまり、このディズニーの仕掛けが「ハロウィン」と「仮装」を組み合わせた一種のトレンドを作り出したというわけなんです。

これが一気に日本国内に普及しハロウィンをテーマとした仮装パーティーが拡散していったというわけです。

これ以降、ハロウィンイベントは、各所で行われるようになりました。代表的なものをまとめてみました。

東京ディズニーランド

日本で「ハロウィン」を広めたパイオニアです。毎年大規模なハロウィンイベントが開催され、園内一色「ハロウィン」に包まれています。

ハロウィンならではの期間限定のパレードやグッズ、フードなどを楽しめます。

USJ
テーマパークとしては、ディズニーと同じく人気のUSJでもハロウィンイベントはあります。

USJではホラーに特化したハロウィンイベントが特徴です。園内をゾンビが歩くなどUSJならではの手法でハロウィンを盛りたてています。

東京渋谷

毎年、ハロウィンの時期に多くの人が訪れるスポットとして定着したのが、渋谷センター街てす。

仮装した人々が殺到し、警察沙汰になるほどのトラブルも多発しています。

渋谷の他には、大阪の道頓堀付近でも同じような現象が起こっています。

こうしたムーブメントは、繁華街を中心に起こりハロウィンパーティなども行われ、飲食店や貸切パーティースペースなどが活況となります。

「ハロウィン」に見るマーケティング戦略!③【ハロウィンが流行りはじめた理由】


「ハロウィン」がここまで流行りはじめたのは、「ハロウィン」の非日常性があります。

様々なハロウィングッズが存在していますが、そのグッズの可愛さが多くの女性や子どもを惹きつけているのです。

仮装することで、いつもと違う自分を演出できる楽しさが共感を呼んだのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は『「ハロウィン」に見るマーケティング戦略!【前編】』というテーマで詳しく解説致しました。

非日常を提供するハロウィンは、マーケティングへも大きく影響を及ぼすイベントとなりました。

続く【後編】【でも、さらに詳しく迫っていきます。


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