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様々なマーケティング施策がある中で、イベントという手段もよく知られています。

現在では、イベントにもリアルとオンラインがあり、さらにハイブリッドイベントも注目されています。

というわけで今回は「ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?」について詳しく説明致します。

ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?①【ハイブリッドイベントとは】

「ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?」というテーマで1つ目に取り上げるのは「ハイブリッドイベントとは」です。

マーケティングにおいて顧客に対してアプローチすることは、非常に大切であり、その手法も実に様々あります。

アプローチ手段として「イベント」の開催というのは非常にわかりやすい手法と言えます。

そんなイベントで近年、注目されているのが「ハイブリッドイベント」てす。

ハイブリッドイベントとは、「リアル」と「オンライン」を組み合わせたイベントです。

それぞれにそれぞれの良さがあり、それぞれの弱点を補うということで注目度されています。

そのきっかけとなったのがコロナ禍です。

リアルでの会場に大人数で集まることが難しくなったことが大きな要因となったことからオンラインイベントが急速に浸透しました。

リアルイベントにあった大きな制限として「場所」の制約から解放されたことにより、これまで以上に多くの参加者を募れるようになったのが非常に大きな違いと言えます。

様々なメリットがあるとされるオンラインイベントですが、イベントとしてとらえると、どうしても実感としては足りず、臨場感が得にくいという欠点もあるのです。

リアルイベントとの組み合わせを行うことにより、それらの欠点を補いつつ、いいとこ取りができるハイブリッドイベントに今、各企業からの注目が集まっているというわけです。

前述したようにリアルとオンラインには、もちろんそれぞれ強みと弱みが存在しています。

リアル開催とオンライン開催は一長一短であり、両方の強みと弱みを補い打ち消し合う効果がハイブリッドイベントには期待できるのです。

リアル開催のイベントで得られるものとは、やはりリアルならではのダイレクトな感覚です。

臨場感や一体感という迫力が得られ、生の体験ができることが何よりも大きいのです。

双方向のコミュニケーションが直接できるため、コミュニケーションは当たり前に行えます。

その一方でリアル開催には前提として制限があります。

時間と場所という大きな制約があるのです。制約といっても、このこと自体がリアルイベントならではであり、当たり前と言えば当たり前のことなのです。

ですが、この制約は参加したい人にとっては非常に大きな制約となります。

興味はあっても都合によっては参加できない場合も非常に多いのです。

ここでコロナ禍という状況も非常に大きく関係してくるわけですが、イベントを開催する場合には必ず開催スペースが必要となってきます。

さらにコストもかかってしまうことが前提となります。

しかし、オンライン開催であればどうでしょうか。

イベントを開催するために、まず「場所」という制約を受けないのです。

そのためイベントとしては、非常に機動力が高いものとなります。

制約を受けないことから利便性が高くなると共にコスト面からしても大きなメリットがあります。

なんせ会場を押さえる必要が全くないわけですから、運営コストというのは、必然的にリアルイベントを下回るのです。

その一方としてオンライン開催では参加者とのコミュニケーション不足気味となります。

参加者同士でのコミュニケーションというのが非常に難しくなります。

もちろんオンライン上での懇談会というのも可能とはなるため全く不可能とは言いませんが、気軽なコミュニケーションという意味では環境構築は簡単とは言えません。

リアル開催の場合と比較すると一体感は、どうしても出しにくいのが本当のところです。

ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?②【ハイブリッドイベントのメリット】

「ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?」というテーマで2つ目に取り上げるのは「ハイブリッドイベントのメリット」です。

では、ここからはより具体的にハイブリッドイベントのメリット、デメリットについて説明していきましょう。

まずはメリットから、ふれていきます。

ハイブリッドイベントならば、参加者数が増加します。

リアル開催のみだと会場に入れる人数というのは、物理的に無理があります。

参加者数の制限をなくすならハイブリッドイベントにすれば、オンラインでの参加も可能となることからリアルの会場の収容制限に左右されることはありません。

参加者数が増えれば、それは、つまり参加者の幅が拡大することに繋がります。

例えばリアル会場のみであれば、遠方の方は参加が難かしい場合かあります。

ですが、インターネットならば、環境さえあれば、どこからでも参加できますので、これまでだったら物理的な制限により参加しずらかった人も参加できす。

ハイブリッドイベントは参加希望者がそれぞれ自分に見合った参加方法でイベントに参加できるということは非常に大きくイベントそのものの可能性を広げたことになります。

リアルまたはオンラインのどちらかとなると、その時点で参加者を選ぶことになってしまいますから、どちらかのみの開催というよりもイベント参加者の幅を広げるという意味でも大きなメリットはあります。

次に双方向のコミュニケーションが可能となることもハイブリッドイベントのメリットです。

リアル会場での参加者とオンラインの参加者をつなぎことにより交流を深めることができます。

チャットツールなどの活用や環境整備が必要となります。

チャットツールのアンケート機能などを用いれば参加者からのダイレクトな意見や反応も収集しやすくなります。

ハイブリッドイベントでは、イベントの様子を録画しておけば、アーカイブとして残すことができます。

アーカイブとしてオンラインでイベント終了後に参加できなかった人でも後からアーカイブ視聴が可能となるだけでなく、繰り返し見返ることができ、イベントのアピールを継続することができます。

ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?③【ハイブリッドイベントのデメリット】

「ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?」というテーマで3つ目に取り上げるのは「ハイブリッドイベントのデメリット」です。

メリットか非常に多いハイブリッドイベントですが、いいところだけではなく、もちろんデメリットというのもあります。

デメリットについても、しっかり把握しておきましょう。

まずハイブリッドイベントはリアルとオンラインの両方を管理することになりますから、イベント業務としてはダブルで行うようになり、開催するには業務が倍になります。

イベント運営の複雑化というのは避けて通れない事実として起こりデメリットとなります。

リアルの会場の手配や設営、オンライン配信の環境整備など行うことがそれぞれ違いますが、結果的には、1つのイベントであることは間違いないので、それぞれがバラバラではなくリンクしなければなりません。

そのためイベント開催における人員も、イベント規模に応じて必要となるわけです。

役割分担を明確にし、足りない人員はアウトソーシングするなど、外部に委託するということも考えられ、どれだけスムーズに準備を進行できるかがイベントの成否に関わっています。

ハイブリッドイベントではリアル開催とオンライン配信の2つを同時に行うため費用は、当然、それに応じてかかりますので予算は増えてしまいます。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「ハイブリッドイベントとは何か?メリット、デメリットは?」というテーマで詳しく解説致しました。

ここ数年のコロナ禍という状況は、様々な面でこれまでは違う価値観や思想、概念を生み出しました。

もちろんビジネスにおいても非常に大きな影響を及ぼすこととなりました。

特に顕著なのは、様々なことがオンライン化へとシフトしたことです。

ビジネスにおいては、コロナ前よりマーケティングはデジタルマーケティングへとシフトしていましたが、リアルマーケティングにおいても、これを機にデジタルシフトに一気に傾いたのです。

マーケティング施策の1つであるイベントについてもオンラインイベントが急速にトレンド化したのです。

オンラインイベントが加速した理由は、様々ありますが、リアルイベントに比べ様々な制限から解放されたことによるメリットがあるからです。

オンラインイベントは、イベントそのものの価値や可能性を大きく広げることとなったのです。

そしてイベントは、さらに進化しハイブリッドへと形を変え、今後も発展していくことでしょう。


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