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皆さんは 新しい人材を求人するにあたって どのような 学生や 集めているでしょうか中途採用者を 集めているでしょうか?

私の病院ではインターンシップや高校生の見学会、 専門学校生の 職場体験、 就職説明会の開催など、 新しい人材を確保するために 様々な工夫をしています。

どのような工夫が人材確保に繋がるのかをご紹介します。

良い人材が集まる病院での求人対策

私の病院では非常に多くの人材を毎年雇用をしており、地域的には高齢化が急速に進みなかなか求人が集まりにくいような地域特性がありますが、その中でも毎年様々な方法を駆使してできるだけ良い人材をたくさん集められるような人材マーケティングを実施しています。

私の病院が主に実施している求人対策についてまずはあげていきたいと思います。

  1. 高校生の職場見学
  2. 看護学生の臨床実習の受け入れ
  3. 外部へ就職説明会に行く
  4. ホームページでの求人募集

以上のことを主に求人マーケティングとして実施しています。

それではここであげた方法についてひとつずつ説明していきたいと思います。

高校生の職場見学について

毎年市内の高校へ職場見学会の実施についてのお知らせを配布しています。

実際に職場を見学しないと高校生達もどのような職場があるかということが実感しにくいと思います。そのような知識と現実の差というもの出来る限り埋めてあげることで、リアリティショックを少しでも減らして社会進出をスムーズに移行できるような仕組みを整えています。

 

また私の病院は医療施設ということもありなかなか高校生には馴染みのない職場ではありますが、その中でもできるだけ親近感を持ってもらい、医療施設で働くということのイメージをつけてもらえたらいいなと思い毎年実施しています。

実際に車椅子を押したり患者さんと話すという体験は毎年高校生からは好評で、アンケートからも

実際にどのようにスタッフの方が患者さんと関わっているかを体験することができてよかった
実際に車椅子を押してみることで操作の難しさが分かった

など、実際に体験してみて初めて分かったことなどもあったようで実際に働くということがどういうことなのかを身を持って経験してもらえたようです。

看護学生の臨床実習の受け入れ

次に看護学生の臨床実習の受け入れです。

これは看護学生が臨床現場に出る前の実習の経験を積ませることで、リアリティショックをできるだけ少なくし現場にスムーズに入れるようにするための学習の場でもあり病院で働くことの経験の場にもなっています。

また病院で自分が看護師として働くことがどういうことかということを具体的にイメージしてもらうきっかけにもなるので、より知識と実践が統合されたような形になります

様々な施設に実習に行くことでいろんな病院の様子を学生たちは見てきています。

そのため自分に適した病院はどこかということを獅子落としながら理解していくという段階でもあります。そのためできるだけ実習をしてもらってそのまま自分の施設に就職してもらうために、対してはかなり熱心に指導をしています。

 

また当院に就職することでどのようなメリットがあるか、看護師として将来どのように成長していくことができるかということも説明することで、将来のキャリアアップや仕事を長期的に継続していく上でのイメージを持ってもらうよう意識して説明をしています。

外部へ就職説明会に行く

次に外部の施設へ就職説明会に行くということもしています。

こちらから求人を募集をかけてきてもらうということは毎年行っているのですが、全くこちらに興味を持っていなかったりこちらの病院の存在を知らなかったりする方や不特定多数の方に対して私の病院に興味を持ってもらうために行っています。

実際にその施設の中ではいくつかの病院が説明会に出展しており、全ての来場者に対して説明するわけではないのですが、できるだけ多くの方に興味を持ってもらい当院に就職してもらうことができております。

また、専門看護師や認定看護師看護管理者に来てもらったりとか、新人看護師にも来てもらい、パワーポイントを用いて来場者に説明するなど、私たちの病院がどのようなところでどういう人が働いてるかということについてできるだけイメージを持ってもらえるような説明を心がけています。

またAEDの使用方法の体験だったり、人形を用いた心肺蘇生の方法を体験してもらったりするなど、誰でも体験してもらえるようなイベントを用意して興味を持ってもらうように意識しています。実際にこのような説明会を通して就職したというスタッフもいるので一定の効果があるんではないかと思っています。

ホームページでの求人募集

続いてホームページの求人募集は丁寧に調整することが大切です。

これはどの施設でもやっていることなのですが、求人募集は決まったスタッフが更新するのではなく、毎年入ってくる新人や外部で研修を受けてきたスタッフ、病院の院長や部長などさまざまなスタッフに執筆依頼をして、色々なスタッフや部門の視点から情報を外部に提供しています。

これによって偏った視点からでの情報提供ではなく、病院全体として中の仕組みがわかるという透明性のある情報提供になっているため、外部から就職しようとホームページを見ている方々にとってはかなり私たちの病院の内容が理解しやすいようになっているのではないかと思います。

 

求人者のほとんどがホームページを見てから連絡したという人で、そこから就職採用につなげたという方が多いです。やはり更新頻度が多かったりとか色々な視点での情報提供というのがかなり魅力を与えるようなので、これからも積極的に情報を開示していくとともに、スタッフの確保につなげていくというような戦略を取っていきたいと思っています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

当院は病院ということもあり、一般の会社とは異なった戦略を取っていると思います。しかし、インターンシップや就職説明会など共通している人材確保マーケティング方法もあったと思います。ぜひ今後の求人対策に役立てていただければと思います。


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