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ブログやホームページを作成して閲覧者を集め、広告収入を得るというのがアフィリエイトですが、このために欠かせないテーマが如何にして稼げるコンテンツを用意していくかということです。今回は収益性を高めるための基礎的なテクニックを見ていくことにしましょう。

ジャンル選びが大切

初心者の方がやりがちなのが、自分の興味があることがらを何でも書き込むような「なんでもありのサイト」を作ってしまうという失敗です。

確かに何でも書けるほうがページ数は増えますし更新もしやすいもの。

ところが、とりとめのない内容になると集客力ではマイナスになりやすいので注意しましょう。

ファッションやトレンド、スポーツなど専門性が高く、一つのジャンルに特化した内容にしたほうが有利です。このようにすることで、検索サイトのクローラーから専門性の高いサイトと認識され、検索結果などで有利だとされています。

実際にどのジャンルを選ぶかについては、まずは自身の最も得意で興味があるものから始めていくと良いでしょう。

そして、他にも好きなジャンルがあるのでしたら、そちらは別のドメインを取得していくのがおすすめです。このように一つのジャンルごとにページを作るようにすれば、専門性が高く、クローラーから高評価なサイトを複数運営することが可能です。

ホットなジャンルを選んでいくのも良いですが、自身で興味がない分野でしたらおすすめはできません。近年は深い知識があるか独自のコンテンツがなければ収益性は高まりまりにくいので、興味のない分野で軽いコンテンツを作っても効率は低いと考えられます。

如何にして読ませるか

近頃のアフィリエイトでは、閲覧者にキチンと内容を読んでもらうことが重要となってきました。これは検索サイトのシステムにも関係があります。

例えば1つ目のサイトを見た時に、閲覧者が「思っていた内容ではなかった」と判断して、短時間で類似する他の2つ目に移ったとしましょう。この場合、1つ目のサイトは有効度が低いと判断されてしまいます。

つまり、以前よくあった中身はないのにタイトルで釣ってしまうようなテクニックは、逆効果です。

したがって、閲覧者が最後まで読んで、できれば自サイトの別のページにも目を通してもらえるような内容構成が好ましいといえます。「そんなのできたら苦労しない」と感じるかも知れませんが、幾つかのポイントを押さえていけば、決して不可能ではありません。

SDS法・PREP法を使いこなす

閲覧者に興味を持って文章を読んでもらうためには、その構造を考えることが大切です。しっかり書きたいことがまとまっていて読みやすく、興味も引き出せるような文章の書き方が好ましいですが、これは必ずしも難しいものではありません。

文章を書く際にはSDS法やPREP法を取り入れることで、文章のクオリティーを引き上げることができます。

SDS法

  • Summary:全体について述べる
  • Details:細部を詳説
  • Summary:全体についてまとめる

全体について書き、細かな部分について説明して、また全体に戻って文章をまとめるのが、このSDS法の特徴となります。幅広い方にとってわかりやすい文章を用意したい時には、適切な方法です。

具体的には、
「注目を集めるブログにはマーケティング戦略が欠かせない」と書いた部分を最初のSummaryとします。

次にDetailsでは、「キーワード選定の重要さ」や「ユーザーーの動向分析」について詳しく書いていくようにしましょう。

最後にまとめのSummaryでは「マーケティング戦略をブログに活かす重要性について見てきました」のような感じで締めくくります。これによって、何が重要なのかをわかりやすく伝えるわけです。

 

PREP法

  • Point:伝えたいポイント
  • Reason:理由
  • Example:事例
  • Point:再びポイント

この方法では伝えたいポイントを浮き彫りにしてから、理由付けと具体例で説得力を増し、再びポイントへの記述に戻って内容をまとめます。

SDS法に比べて、一つのテーマを深掘りしたい時に役立つ方法と言えるでしょう。

今回は全体ではなく、伝えたいポイントを絞って書き始めます。

例えば「WEBマーケティングではキーワード選定が生命線」を最初に書いたとしましょう。

この後に、理由として「興味を持たれないキーワードは集客性が低い」と主張し、具体的な事例を書いていきます。

この手の失敗例は数え切れないほどありますので、「10万円で作ってもらったサイトに一人もこなかった」というような事例を紹介していくと良いでしょう。

その後で成功事例を出すと効果的と考えられます。

そして、最後に伝えたかったポイントについてまとめるが、この方法の特徴です。

このようにすることで、自身の主張をしっかりと伝えていくことが可能になります。

コンテンツ数を増やすテクニック

閲覧者に好まれるような文章の書き方を実践できたら、今度はコンテンツ量を増やしていくことが重要です。コンテンツの量は収益性に直結しますので、できれば100ページ位は用意したいもの。数打てば当たるではありませんが、これだけのページを作るとビッグヒットするものも出てきたりします。

どうやって大量に作れば良いのかについては、マーケティングの手法を取り入れていきましょう。コツはロングテールと呼ばれる手法です。

ロングテールを取り入れた方法

現在のWEBマーケティングには欠かせない概念、それがロングテールです。

これは簡単に説明すると、「パン」をテーマにしたサイトならば、「クロワッサン」や「食パンの保存」から「小麦粉の歴史」に至るまで、関連するキーワードを徹底的に洗い出してコンテンツに盛り込むというもの。このように大量のコンテンツを作ると、アクセス数が少ないページも多くでてきますが、これが狙いです。

例え1日に10人しか来ないページでも100ページ用意すると、アクセス数は1000になります。

さらに、大量のページを用意しておくと、何らかの切っ掛けでアクセス数が爆発的に増加することがあるので、これもポイントです。あまりにニッチすぎる内容であっても、テレビで紹介されるなどすれば一気に人気に火がついて、アクセスが流れ込んでくることがあります。

このような特徴からマーケティングで使われているロングテールは、アフィリエイトにももちろん有効です。一つ一つのページの収益性は高くならなくても、多く用意することで利益に繋がり、なんらかの拍子に人気が高まる可能性もあります。まずは、地道にコツコツとページ数を増やしてみると良いでしょう。

まとめ

アフィリエイトで稼ぐためのコンテンツ作りについて紹介してきました。読ませるための文章のクオリティーと、ロングテールによるコンテンツ数の増加が特に重要なキーワードと考えて良いでしょう。

思っている以上に地道な作業が必要なのが、アフィリエイトというものです。始めた直後は中々収益性が高まらないケースも珍しくありません。諦めるとそこから向上する可能性は低くなりますから、まずは初年度に100ページを目標に頑張ってみてはいかがでしょうか。


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