新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、世の中の様々なことが変わりました。
オンライン化が加速する中で、ビジネスにも大きな変化が見られました。その1つが「ウェビナー」です。
というわけで今回は「10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?」について詳しく説明致します。
10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?①【ウェビナーとは、そもそも何?】
「10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?」というテーマで1つ目に取り上げるのは「ウェビナーとは、そもそも何?」です。
新たな技術や仕組み、制度、ルール、テクノロジーなどが次々と登場してきますが、それらを表すものとして様々な「言葉」が生まれてくるわけです。
そんな新たな言葉の1つとして近年、登場したのが「ウェビナー」です。
ウェビナーという言葉をはじめて聞いたという方のために、まず、はじめにその意味から説明していきましょう。
ウェビナーのスペルは「Webinar」となります。
ウェビナーは、造語であり、ウェブ=Webとセミナー=Seminarを組み合わせた言葉となります。
インターネット上で行うセミナー形式の動画コンテンツを意味しており、別の呼び方としては、「オンラインセミナー」や「Webセミナー」とも呼ばれます。
最近では、ネット上でもこの「ウェビナー」という言葉をよく見られるようになったので、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、実際にはそれほどよく知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
さらにウェビナー(Webinar)は、マーケティングとも関連があり、マーケティングと合わせて「ウェビナーマーケティング」とも言われています。
ウェビナーマーケティングは、ウェビナーを開催することにより顧客(消費者)に対し商品やサービスの購入を促すマーケティング手法です。
デジタルマーケティングが主流となった現代マーケティングにおいて革新的なマーケティング手法と言えるでしょう。
ウェビナーに実際に参加してくれ、購入してくれた顧客に対してのアフターフォローなども行い、てあついサポートをしています。
ビジネスの振り幅としては、非常に大きく幅広いビジネス展開が可能となります。
モノが溢れる時代において、類似商品が非常に多く他社との差別化が難しい今、マーケティングというのは、売上を上げるためには、必要不可欠なものとなっています。
売るためには、顧客(消費者)に対して商品やサービスを知ってもらうというマーケティング活動が必然となります。
そのためには、消費者に対しアピールするには、工夫が必要なのです。
その上でウェビナーマーケティングは、顧客を惹き付けるには、非常に魅力あるマーケティング戦略と言えます。
ウェビナーで参加者を募ることは、ビジネスにおける集客と全く同じです。
顧客を呼ぶための工夫というのが必要となります。参加を促す案内メールや、申込みフォームの設置や、申込みへの誘導なども必要となります。
10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?②【ウェビナー配信の種類】
「10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?」というテーマで2つ目に取り上げるのは「ウェビナー配信の種類」です。
では、次にウェビナーの配信の種類について、ふれてみましょう。
ウェビナーの配信方法には、主に3つの方法があります。それぞれ内容や目的に合った配信方法を選ぶ必要があります。
その3種類とは、以下の配信となります。
- ライブ配信
- オンデマンド配信
- 疑似ライブ配信
1. ライブ配信
ライブ配信はリアルタイムでのセミナー配信となります。
これまでのオフラインでのセミナーというのは、参加者を目の前にし、同じ空間でリアルタイムに行うのが当り前のことですが、オンラインにおいてもリアルタイムに開催中します。
ウェビナーであれば、オフラインのセミナーとは、異なり会場のキャパシティの問題などはなく、「定員」という概念がありません。
配信ということならば、そのような制限を取り払うかとができ、より多くの参加者を募ることができます。
またライブ配信なので、リアルタイムにコミュニケーションをとれることもオフラインのセミナーと変わりありません。
2. オンデマンド配信
オンデマンド配信は、録画した動画コンテンツを配信する方法です。
オンデマンド配信は、リアルタイムで参加できなかったユーザーも、自分の好きな時間に参加できることができます。
またウェビナー自体はアーカイブとして残りますので、気になったところは、何度でも見ることができます。
デメリットとしてリアルタイムではないので、コミュニケーションがダイレクトでできないことがあります。
3. 疑似ライブ配信
疑似ライブ配信は、第3の配信方法と言われる方法で、「ライブ配信」と「オンデマンド配信」の良いとこどりをしたような形式です。
予め作成した動画コンテンツを流しコミュニケーションは、リアルタイムで行うというものです。
生配信ではないということは、一見デメリットにも感じますが、その分、事前に動画を準備しておけることから、動画コンテンツそのもののクオリティを高めることはできます。
手の混んだコンテンツを作ることにより、参加者にとっては、理解しやすいだけでなく満足感も得られるのです。
10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?③【ウェビナー開催の手順】
「10分でわかるマーケティング講座!今話題のウェビナーを開くには?」というテーマで3つ目に取り上げるのは「ウェビナー開催の手順」です。
ここからは、実際にウェビナーをはじめるための手順について説明していきます。
ウェビナー開催の手順は、次のステップで行います。
- ツール選定
- 機材準備
- 運営体制構築
- 集客
- 参加者への案内通知
では、それぞれについて説明していきます。
1. ツール選定
まず、はじめに行うことは、ウェビナーを開催するためのツールを選定します。
様々なツールが既に存在ており、それぞれのツールにより特徴も使い方も異なりますので、開催するセミナーの内容にあったものを選びましょう。
ウェビナーの目的、特性とのマッチングを考慮し検討する必要があります。
2. 機材準備
次に機材の準備です。
インターネット環境は、もちろんのこと、PC、マイク、カメラ等の機材の準備を行います。
通信環境の状態は、ウェビナーの品質に直接かかわることなので、特に気をつけたいところです。
3. 運営体制構築
ウェビナーを開催するのは、メインで説明し、ウェビナーを進行していく講師一人だけでできるものではありません。
参加者対応や、通信トラブル、機器の管理などの要員や技術スタッフも必要となります。
ウェビナーの特性に合わせた体制作りというのが必要になります。
ライブ配信でのウェビナーは本番で何が起こるかはわかりません。トラブル発生に対応できる体制も非常に重要となります。
4. 集客
ウェビナーの準備を進めると同時に集客活動も行っていく必要があります。
セミナー情報をサイト上に公開したり、メルマガやDMなどを使い積極的にアピールしていきましょう。
5. 参加者への案内通知
ウェビナー参加者への案内文の作成をしまし。
参加方法や手順などのアナウンスをもれなく行っていきます。
ウェビナーで使用する代表的なツールについてふれていきます。
【Zoom】
Web会議用のツールですが、ウェビナーツールとしての活用も可能です。
制限はありますが、無料で使用することもできます。
有償ライセンスではウェビナー用機能が利用できます、
【V-CUBEセミナー】
配信時の画面構成をカスタマイズ機能が充実しています。
アンケート収集機能などもあり、コミュニケーションに優れたツールです。
【コクリポ(Cocripo)】
コクリポは、Web会議用ではなく、「ウェビナー」に特化したツールとなっており、使いやすいのが特徴です。
サポート体制も整っていますので、はじめてウェビナーを開催する場合にもおすすめです。
【Microsoft Teams】
Microsoft Office搭載のコミュニケーションツールであり、近年では企業でも利用されています。
ウェビナー向けのツールというより、Web会議に活用されることが多いです。
【YoutubeLive】
動画配信サービズのYouTubeのライブ配信機能です。定員を気にすることなくウェビナーを開催できます。