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みなさんは集客対策、企業PRを行うときどんなマーケティングをしていますか?例えば企業イメージをアップし、集客や求人に効果的なPRをする方法があります。今日は、電子書籍出版を用いたマーケティングをご紹介します。

会社や代表の信用度をあげながら、検索結果にもポジティブな結果を導くテクニックです。

イメージが良い会社には自然と求人と集客が集まります。ご参考になれば幸いです。

1.最初に:マーケティング的イメージ戦略

医療サービスや医療法人の場合は、明確なPRというのはなかなか難しいです。あまり商業ベースでしつこくやりすぎてもうさん臭くなりますし、かといって何もしないで売り上げが上がるほど楽な環境ではありません。そのため、私たちが考えたのは、スマートに控えめに企業イメージをアップする方法です。具体的には「電子書籍出版」を用いた会社または社長のブランディングです。会社によって状況が違うこともありますが、みなさまのPR戦略の参考になればと思います。

2:出版によるPR-いくつかの方法

みなさんは出版というとお金がかかる敷居が高いと考えていませんか?確かに大手出版社との契約などでは大きな費用がかかります。

私がすすめるのはコストを限りなくかけないで、出版物を出す方法です。

出版のプロセスには執筆・編集・印刷・販売というプロセスがあり、その出版の大きな種類には以下3形態があります。

「個人出版」

執筆者が自由にできる反面、費用や作業工程は個人負担になります。一部業者に委託もします。

「企画出版」

出版社が企画し、費用・作業を負担します。出版社の広範な流通ルートを使えるかわりに自由な執筆はできなくなります。

「協力出版」

個人出版と企画出版の併用になります。「出版社の書籍として出せるがしても採算が合わない」案件を対象にし、初版分の費用は個人が支払い、その後の印税が収益となるシステムです。

出版社からオファーが来るような環境ならまだしも、現実的には出版社が自費出版を進めるくらいでしょう。しかし、それには気を付けましょう。多額の費用をかけた割に、売れなくて、営業員が顧客先や業者先に無理やり配布し、「自己顕示欲強い会社だな、紙の無駄使いだな」と陰口をたたかれるのがオチです。

私が今回進める現実的な方法は「個人出版」、それも電子書籍による自費出版になります。これは最もコストが安く、さらに情報発信の拡散性やSEO対策としても有効なものです。会社情報を検索された時にできるだけ上の方にくると企業イメージも上がります。

3:電子書籍出版の進め方-マーケティング方針を決めましょう

まず、書籍出版のブランディング戦略方針を決める必要があります。大別して以下の2つの方針がありますが、ご予算と担当者によって、考えていきましょう。

3-1:手間をかけない簡単な出版方法

簡易的なやり方ならば、ほとんど無料で電子出版できます。手順としてはまずアマゾンアカウントを作成し、アマゾンKDP(Amazon Kindle ダイレクト・パブリッシング)に出版社アカウントを作成します。これでシンプルながら出版社と同じ出版行為ができるようになります。

出版の4プロセスのうち、執筆・編集は自社作業、印刷は電子なので省略、販売はアマゾンがサイトで行うということです。

以前と異なり、アマゾンKindle書籍は専用ソフトだけではなく、ブラウザやPCでも簡単に閲覧できます。つまり拡散力はかなり高い書籍媒体ということですね。登録に関しては米国租税法に関係したチェックもありますが、各説明サイトをみていくと問題なく進みます。

次に、販売する書籍ですが、既に執筆したもの、学術的な自社資料、ブログ記事を変更したものなどを記事用のファイルにします。くれぐれも著作権には気を付けましょう。または新しく始めるサービスに関係した「新規執筆」でも良いでしょう。

レイアウト編集やDTP作業は自社で最小限に行うと無料で済みます。いまはDTPフリーソフトもありますし、ワードやPPTでもアップできるので敷居はかなり低いといえます。

最後に価格を設定してアマゾンKDPにアップロードすると、めでたく電子書籍の出版です。あな他の会社が出版社機能を持つのです。

3-2:予算をかけて専門的な電子書籍を出版する方法

予算があれば出版もブランディングを意識したものができます。

例えば低額の外部ライターに外注します。担当者が口頭で話したものを記事文章にしてもらうということです。またDTPもSOHOタイプの在宅ワーカーならそれほど費用は掛かりません。出版ができた暁にはPR会社やマーケティング会社とも連携し、各種サイトやブログでも取り上げてもらいましょう。こうすることで、会社として狙ったキーワードや事業が広く宣伝されます。ビジネス的な内容ではなくても社名や代表者経歴がイメージアップされたものになります。

アマゾンKDPの印税は35%であり、紙媒体よりもかなり高額です。さらにアップロードするときにアマゾンKDPセレクトを選択すると独占配信を条件に印税は70%になります。ご自身の電子書籍によってより適切な印税方式を選択しましょう。

4:電子出版から紙出版へクラスアップ

電子出版もよいのですが、やはり紙書籍にしたい方もいることでしょう。そんなときはアマゾンPod出版を使って、紙媒体出版をオンデマンド方式で行います。ただしこれは最低紙出版枚数や事務作業がかかるためよく検討すべきです。

また紙流通の際にはISBNコードと書籍JANコードの取得が必要です。よく紙書籍の背面にある2列のバーコードです。個人でも費用を払えば取得できますので、本格的にやりたい方にはお勧めです。

5:電子書籍出版でどうイメージアップされるのか?

求職者は応募するときに相手の会社を検索します。まともな情報がなかい、会社の批判書き込みなどマイナス情報がある場合、応募者は減るか、希望順位がさげられます。つまり企業イメージが悪いということです。

出版物のキーワード次第ですが、広く拡散するようにすると、応募者が検索した際に「会社の公式サイト」「出版物(アマゾン)」などが1ページ目に多く出るようになるとイメージ戦略は成功です。ネガティブなネット情報があったとしても他のポジティブな情報で埋め尽くして希釈することができるからです。求人応募者には信用のおける、知見に満ちた会社として印象を与えます。こうなることによってマーケティング施策は成功と言えます。

まとめ

無料または低価格の電子書籍を出版することでインターネット上の検索イメージ及び会社のブランディングにはつながります。

ただし、電子書籍のコンテンツがあまりにも貧弱ですと逆効果にもなりますので、そこはよく検討したいものです。

コストパフォーマンスに優れたWEBマーケティング施策を駆使して、効率的なビジネス展開をしたいものですね。応援しています。


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