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多種多様な業種がある中で「飲食業」のシェアは全体の中でも高いこと、そして今後の業界全体の展望について【前編前編】では説明しました。

基本的な内容を理解して頂いた上で更に今回は一歩進み、具体的に繁盛店になる為の飲食店の集客方法について触れてみます。

顧客を考える


飲食店の集客を考える上でまず、どのような営業戦略、集客方法をとればよいのか?と考える上で「顧客」についてしっかり理解する必要があります。

お店を営業している以上お客さんのことはわかりきっていると思われる方もいらっしゃるかもしれません。お店にとって、お店まで食べに足を運んでくれるお客様は神様なわけです。集客がお店の売上げに反映されるの間違いありません。

まずは基本中の基本、「顧客」に対してですが、顧客の種類としては全部で3つあります。
その3つは、新規顧客、既存顧客、固定客となります。

新規顧客
はじめて、来店するお客様です。口コミや話題によって訪れる方や、通りがかりにたまたま立ち寄る新規の顧客です。

既存客
過去に来店経験のあめお客様です。お店の良し悪しやメニュー、提供する料理の味をわかっています。来店周期は長く不定期ぶあることが特徴です。

固定客
常連客であり、お店との関係性も強く、お店の良さをしっかり理解してます。いわゆるお店のファン。来店周期も短く一定的、お店としては大きな収益源となる顧客です。

このような顧客と言っても上記のように分類されることがわかります。それぞれ特徴が違いますが、来手回数や来店周期に違いがあります。

「集客」と考えると、この中でどのタイプの顧客をターゲットにしているのが「新規顧客」。実は新しいお客さんへの集客を考えているお店が多いのです。

しかし、実態的には新規の顧客でもそれ以外の顧客でも集客方法により来店頻度を上げることは、それほど違いはないのです。
つまり、新規顧客の獲得と同じく既存客の再来店対策を行う必要があるのです。

既存客に対しては、しばらくあの店食べていないと思い出させることが必要なんです。つまり既存客に対しては飽きのこない宣伝、集客効果、新規顧客に対しては、新鮮で目新しい効果を期待されます。

既存客については、「あの店にしばらく行っていないから、そろそろ食べたくなったな」という意識から、「今週もなんとか仕事は終わったから週末の〆にあの店に行ってみよう」という意識の変化をし、既存客から固定客になればお店としては、売り上げにかなり影響があります。

リピーターというように、顧客による来店周期の違いはお店にとってはかなり大きく貢献します。来店周期が長い顧客より来店周期が短い顧客のほうが明らかにお店に対しての貢献度は高いので、いかにしてヘビーローテーションリピーターを獲得できるかが飲食店の鍵となります。

タイプ別による顧客獲得の順番


新規顧客、既存顧客、固定客それぞれの集客は同じく行っていく必要はありますが、集客施策の順番なども重要なポイントなります。
そもそも集客施策に順番なんてあるの?と思われた飲食店経営者やオーナーの方は、この機会にしっかり理解しておきましょう。

一般的にほとんどの飲食店では、実は新規顧客の獲得→既存客の固定客化→固定客の再来店施策という順序で考えがちですが、実はこれでは集客は減っていくばかりです。

では、どの順番がベストかと言えば、実は顧客獲得の順番というのはありません。順番は併用しなければならないのです。

飲食店に関わらず、様々な業種にて新規顧客の獲得というのは難しいものであります。更に新規顧客というのは、店舗についての印象も認識もまだ薄いわけですから、お店側としては印象づけるためにも積極的に働きかけなければなりません。

飲食店は星の数ほど無数に存在しているので顧客は奪い合いという厳しい世界でもあるのです。飲食店ということで提供する味で勝負するのは必然とはしても、今の時代、味が良いから客が来るという時代ではありません。積極的な集客施策が店が繁盛するかどうかには大きく左右されます。

新規客の既存客の固定客化、固定客のリピーター化もしくは常連化という流れを作るそのお店独自の集客方法を考えることが重要です。

具体的な集客方法


戦略時集客方法を理解した上で、具体的な集客方法をまとめました。

①.ホームページ

飲食店だけでなくホームページは、どんな業種に対しても必要なもので、集客においては非常に重要なツールとなります。
スマホ人口の増加と情報社会の現代だけにお店の看板となるホームページは店の印象を決定付けるほど大切な宣材アイテムです。

美味しそうなメニューや清潔感のある店舗の様子など様々な画像を掲載することで集客効果を高めます。

②.LINE

既存顧客に対して効果的なサービス。メッセージの一斉送信やポイントカード機能、クーポン(サービス券)配信機能、自動応答などお店にとっては実に魅力的なツールが用意されています。

③. スマホアプリ

飲食店を探す時に多くの人が参考にしているのがスマホアプリです。こちらも利用しない手はありません。
様々なスマホアプリやグルメ紹介サイトが存在しています。人気ランキングをまとめみました。

RANK1.食べログ
41.2%

RANK2.その他
16.74%

RANK3.Retty
15.45%

RANK4.ホットペッパーグルメ
15.02%

RANK5.ぐるなび
9.87%

RANK6.ヒトサラ
1.29%

RANK7.テリヤキ
0.43%

④.セルフポスティング

古典的な方法ですが、チラシを持って、挨拶巡りや投函する地道な営業スタイルです。地域密着も考えて地道な営業活動も必要となります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「繁盛店になるには?飲食店の集客方法とは?【後編】」というテーマで解説しました。今回は、より具体的に繁盛店になる為の様座な集客方法とポイントを解説致しました。

今後、時代の変化により更なるニーズが高まる飲食店経営は集客方法次第で、他との差別化をはかることができます。ビジネスチャンスとしては可能性の高い飲食店経営は、顧客に対して美味しいものを提供するという夢のある仕事とも言えるでしょう。


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