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ライフスタイルと価値観が変わる時ほど、情報のニーズは高まります。人は、何かをする時は、必ずリサーチからはじまります。

情報過多の時代において重要視されているのが「クチコミ」です。

というわけで今回は「マーケティングの真実。クチコミに潜む罠」について詳しく説明致します。

マーケティングの真実。クチコミに潜む罠①【クチコミは信頼できる?】


「マーケティングの真実。クチコミに潜む罠」というテーマで1つ目に取り上げるのは「クチコミは信頼できる?」です。

皆さんはネットショッピングは利用しますか?

スマートフォン全盛の時代に、ネットショップはもはや当たり前、簡単に買い物ができちゃう便利な仕組みです。

現代人にはなくてはならないサービスとなりました。

2020年に入り、予期せぬ事態となった新型コロナウイルスの影響で、外出自粛や在宅勤務となり、オンラインの重要性は、更に増しました。

外出ができないこともあり、オンラインショッピングは、これまで以上にニーズを増したのです。

eコマース=ネットショッピングの利便性が、ここに来て一段と実感できるようになりました。

そのおかげで、流通は止まることなく、外出が制限される中での私達の生活を支えてくれたのです。

そんな時代背景もあり、この先もこれまで以上にネットショッピングのニーズは増加していきます。

しかしリアル店舗と違い実物を目の前に見て触れることができないネットショッピングで買い物を決断する時、皆さんは何を基準に選びますか?

もちろん商品やサービスの説明や情報はネット上に溢れていますから、判断材料としては、かなり多いと言えます。

例えば家電であれば、細かな仕様がわかったり、製品マニュアルなども購入前でもダウンロードすることができるので、くまなく製品仕様を知り検討することはできます。

さらに現在では、製品レビューなどもユーチューブなどで見れることから、実体験のような感じも受け取ることもできます。

レビュアーは、企業側ではなく、企業とは関係性のない第三者が評価していることから、客観的な評価を知ることもできるのが特徴です。

そしてネットショッピングに大きな影響を与えるのが、「クチコミ」ではないでしょうか。

「クチコミ」は、一般消費者の感じるダイレクトなコメントであるわけです。

「クチコミ」は、シンプルかつストレートなネット上の顧客レビューでもあるのです。

皆さんがネットで買い物をする時、少なくともクチコミを読んで購入を決めたこともあるのではないでしょうか?

クチコミは、ネット上に溢れているありとあらゆる商品やブランドを選ぶための1つの大きな手段となっています。

マーケティングの真実。クチコミに潜む罠②【クチコミに惑わされる理由】


「マーケティングの真実。クチコミに潜む罠」というテーマで2つ目に取り上げるのは「クチコミに惑わされる理由」です。

購入に際しての判断基準にもなるクチコミですが、気をつけなければならないのは、その信憑性です。

良い情報もあれば、悪い情報も当然紛れています。

クチコミと言えば、人の隙間に入りこむような悪質な情報も含まれています。

顧客の立場からすれば、購買行動としてのクチコミによる失敗は、ぜひ避けたいところです。

ネット上には、いわゆるスパムレビーなどが混在しているなど数々の罠が仕掛けられているのです。

クチコミの情報発信源となるのが基本的には消費者同士の情報交換であるとされています。

消費者発の情報だからこそ、マーケティングツールとしての価値は非常に高く、有効活用することができるのです。

それは、なぜか?

単純にお答えするなら「広告」というものこそが、マーケティング戦略そのものと言えるわけです。

つまり「広告」の発信元となるのは、売り手である企業なのです。

商品やサービスを開発段階から関わり熟知している企業からの発信は、信憑性が高く、個々の商品やサービスに対して最も信頼ができます。

そう、商品やサービスの基準となるのが企業側から提示されている情報であり、その情報の価値は、それ以上でも以下でもないのです。

それだけに企業(売り手)からの情報を鵜呑みにしてしまうのも、決してよいことではありません。

なぜなら、発信者側である情報源は、メリットや良さばかりをアピールするからです。

自ら駄目な店舗やデメリットなどをわざわざアピールする人などいないですよね。

ということで、企業側のメッセージにはネガティブな情報は一切ないのです。

極端に言えば、例え商品やサービスに問題があったとしても企業側が隠蔽してしまえば、消費者は知ることはないからです。

現実にそのようなことは、数多くあります。食品の原料などをパッケージでは、国産と表示しながらも実際には外国産の低レベルのものを使っていたりなどは、よくある話しです。

またネットショッピングの問題として、購入したのに商品が届かないという事例もあります。

このようにネットショッピングには、いくつかのリスクも生じるので、クチコミ情報というのも、1つの判断材料となるからです。

クチコミ情報は、全てが正しい情報ではありません。

この情報の中には、ポジティブ要素もネガティブ要素もどちらも存在しています。

だからこそ、良いのです。

企業(売り手)というのは、商品を買わせようとしてのフレーズが多い為、顧客の購買意欲には直接的には繋がっていないのです。

ネット上のクチコミというのは、あくまで消費者目線で書かれたものです。

つまり、買い手としての立場というのは、全く平等なのです。

買い手としては、クチコミ情報を発信することになんのメリットもデメリットも存在しないからです。

あえてしてもしなくても変わらない発信をするわけですから、クチコミは情報としては、非常にフラットな種類のデータと言えます。

その為、消費者としては、商品やサービス、メーカー、ブランドを選ぶ際には広告以上のインパクトを与え、顧客の購買意欲を掻き立てています。

クチコミを投稿するユーザーというのは、匿名であり誰が投稿したかはわかりません。

ネット特有の特徴である匿名の第三者からの情報というのは、割合的にはかなりを占めています。

だからこそ危険な情報もありますが、かといって全てが偽の情報というわけではありません。

様々な情報の中にこそ、真実の情報がいくつも潜んでいます。

だからこそ、クチコミにはマーケティングツールとしての価値があるのです。

クチコミの中には、売り手側のサクラも紛れていることもあるでしょう。

しかし、だからと言って全てが作られたものと判断するのは早いです。

なぜなら、マーケティング活動そのものだって、作られているものだからです。

マーケティングの真実。クチコミに潜む罠③【罠を見抜くには?】


「マーケティングの真実。クチコミに潜む罠」というテーマで3つ目に取り上げるのは「罠を見抜くには?」です。

クチコミの罠というものが、ネット上には存在します。

それは、投稿者が予期していない仕組みが存在していることです。

クチコミを参考にしている人は、その情報の中に疑いがありつつも、真実に近い情報だと勝手に思い込んでしまう性質があるからです。

例えば、クチコミをする人が誰であるかということも関係しています。

Webマーケティングが主流となっている現代、世間に対しての影響力の強い人、そうインフルエンサーの存在というのは非常に大きいものです。

なぜなら人は、知らない人より知っている人の方が信頼感は高いからです。

あかの他人には、全く興味を示さないのは当たり前のことですが、その人のことを知れば知るほど身近に感じ、その人を常に「正」と認めるからです。

インフルエンサーの価値というのは、この「信頼度」なんです。

「信頼度」は、ビジネスにとっても、大きく関わり有効な武器となります。

「あの人」だから「あの企業」だから、大丈夫という信頼感とブランド力が、ものを言うというわけです。

最近では、インフルエンサーとして影響力が多いのがユーチューバーなどです。

動画コンテンツとして、商品レビューをするユーチューバーもよく見られますが、これこそがマーケティング活動そのものなのです。

表向きは、ユーチューバーという立場で商品レビューをしているものの、実際には企業と契約した上でのビジネスの可能性も十分高いのです。

インフルエンサーの発言に惑わされることのないように注意するのも大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「マーケティングの真実。クチコミに潜む罠」というテーマで詳しく解説致しました。

現代マーケティングにおけるクチコミ情報の価値は消費者(顧客)目線からすると無視できないような貴重なデータとなります。

クチコミの中では、虚無と現実の2つが存在しますが、ネット上に存在していることが既に真実と言えます。

クチコミの良し悪しを判断するのは、難しいですが、タイミングや個人の感覚によってクチコミの価値も変わってくるのではないでしょうか。

マーケティングリサーチにおいても無視できない存在であるクチコミをいかに活用できるかがポイントとなります。


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