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会社での人材育成というのは、簡単な事ではありません。しかし、どの会社でもすごく大切な事で、将来の会社の命運が若い社員にはかかっています。そこで私たちの会社がどのように人材の育成を行っているかを紹介していきます。

中小企業でリーダー格の人材を育てる方法

私たちの会社は規模で言いますと、いわゆる中小企業にあたります。その中小企業では、将来のリーダーとなるべき人材をできるだけはやく育成して行く必要があります。そこで、私たちの会社では、若い社員を中心に、積極的な育成を行っております。

年代ごとに分けて、育成内容も変わってきますので、分けて紹介していきます。

若手社員

若手社員とは私たちの会社では新卒から30歳未満の社員を対象にしたグループを作りまして、営業のスキルをお互いで討論する場を月に1度設けています。

この場では、それぞれの社員に現実抱えている顧客の案件の中から1番困っているものをピックアップしてもらい、それぞれみんなの前で発表して、その発表を受けて対策などをみんなで話し合ってもらうという内容になります。これは、半日かけて行っていますので、十分な時間がありますので、全員が発表できるようにしています。

そして、先輩、後輩関係なくアドバイスであったり、褒めるところは褒めたりしていきます。

そうすることで、ほかの営業の人がどのような仕事をしているのかがわかり、刺激になるとも思いますし、ほかの営業の人の良いところを参考にしたり、取り入れたりする良い機会になっていると思います。

若手社員のグループは、まずは自分の営業にある程度の自信を持ってもらうことを目標にやってもらっていますので、お互いで考えて、意見交換をする場所として有効になっていると考えています。

中堅社員

30代の役職が、主任や係長となっているクラスを中堅社員としてグループわけしています。

こちらのグループは、私たちの会社では、リーダークラスとして位置づけておりますので、こちらのグループには、営業のノウハウではなくて、将来の会社経営の方針などについてを考えてもらうようにしています。もちろん、良いアイデアが出た場合には、会社として取り入れたりしていっています。

会社経営の方針ということについてですが、まずは、営業で、いろいろと会議を設けていますが、いらない会議はないかを話し合ってもらったり、逆に必要な会議を取り入れていったりという意見を出し合い、討論していってもらうようにしています。

次に、会社に必要なプロジェクトについて話し合ってもらいます。新しいプロジェクトに何かいいものはないのかどうかということを話し合ってもらい、場合によっては、会社として採用になったりしますので、みなさん真剣にプロジェクトでやってみたいことについてを話し合っています。

あとは、会社のマネジメントについても話し合ってもらいます。例えば、人事評価の方法を変えるという事でも良いですし、会社を良くしていくために必要な制度や、若手社員の人材育成の方法についても話し合ってもらっています。

自分が経営者になったつもりで、会社をどう変えて行きたいかを話し合ってもらいます。

 

この中堅社員は、私たちの会社をやがては引っ張っていく、幹部、役員になってもらいたい人材であります。ですので、この世代が、会社経営の話をするというのはまだまだ早いと思われるかもしれませんが、この世代の人材が会社経営について話し合っていくのは、とても良い経験になると思いますし、マネジメントを考えてもらうことで、今後、会社を引っ張って行くんだという自覚のようなもの持ってもらえたら良いなという狙いがあります。

ですので、私たちの会社では、中堅社員というクラスに、会社経営について積極的に話し合ってもらうことにしています。

課長、次長、部長クラス

こちらは現在、会社の中でもベテランと呼ばれる世代に入ってきています。こちらのグループは、実際に会社を動かしていく戦略について話し合ってもらっています。

実際売り上げを上げるために、どのような商品を投入するのか、あとは、売り上げをあげるために、実際どのような方針で営業活動をしていくのかを、決めてもらっています。このグループは、決定権もありまして、ここで決まったことは、実際に戦略としてやっていくことになっていますので、文字通り会社を動かしていくことを任されています。ですので、自分達で会社の営業方針が決めれるということもあり、モチベーションも高いです。もちろん最終決定は社長が行うことにはなりますが、基本的にこのグループで決めた事に関しては、くつがえされることはほとんどありません。ですから、みなさん真剣に取り組みます。

私たちの会社は全部で35名の会社で、和気藹々とやっている会社だと思います。給料もそれなりに良い会社ではないかと思います。

それぞれの年代で、しっかりと与えられた課題を真剣に話し合ってくれている結果が、業績の向上にもつながり、さらには、人材育成にもつながっていっていると思います。

若い社員にも積極的に会社経営に対して意見が言えるような会社になっていますので、若い社員も、モチベーションが高く維持できているのではないかと思います。

自分が会社をよくして行きたいと、みんなに思ってもらえる会社こそ、人材育成に成功している会社ではないかと思います。その結果、私たちの会社では、会社を途中で退職するというケースはほとんどありません。

人をやめさせない会社、社員を幸せにする会社ということは、会社の方針にもありますので、そこは嘘がないと思います。

 

人材育成は、積極的に行うことで、将来の会社はどんどん明るくなっていくと思います。

まとめ

私たちの会社の人材育成方法を紹介することで、良い人材を育成する方法のひとつとして参考になれば良いと思います。

早いうちから、会社のマネジメントに携わってもらう事で、社員にリーダーとしての自覚を持ってもらうことが大切だと考えています。


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