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企業においてニーズが高まるマーケティングですが、各企業にマーケティングスキルが充足しているわけではなく、悩みを抱えていることも多々あります。

そんな時、活用したいのがマーケティングモデルです。

というわけで今回は「10分でわかる!マーケティングモデルAIDA」について詳しく説明致します。

10分でわかる!マーケティングモデルAIDA①【AIDAとは?】


「10分でわかる!マーケティングモデルAIDA」というテーマで1つ目に取り上げるのは「AIDAとは?」です。

マーケティング用語には、様々な用語が存在しますが、皆さんは、どの程度知っていますか?

時代と共に変化し進化し続けるマーケティングは、まるで生き物のようであり、つかみどころがありません。

昨日までの価値観が、今日全く変っていることも十分にあり得るのです。

そんな価値観にとらわれすぎていては、効果的なマーケティングは行えません。

忙しく変わり続ける世の中において、次々と新たなマーケティング手法も現れ、それに応じてマーケティング用語も続々と登場します。

アルファベットやカタカナ表記ばかりで、非常にわかりにくいとされているのではないでしょうか。

皆さんは、どれくらいのマーケティング用語をご存知でしょうか?

ただ、知っているだけでなはなく、その言葉の意味をどれくらいのか方がしっかりと説明することができるのでしょうか?

言葉だけは、なんとなく知っているけど、人に説明するとなると、専門家ではない限り、なかなか難しいのではないでしょうか。

そんな様々なマーケティング用語の中で「AIDA(アイダ)」という言葉を知っていますか?

この「AIDA」は、実は古くからあるマーケティングモデルなのです。

まず、AIDAにふれるその前に、そもそも「マーケティングモデル」とは何?という方のために説明しておきます。

マーケティングというのは、そもそもが複雑に見えてしまいがちなのです。

しかも業種、業界、企業によっても手法が異なることから、起こり得るマーケティング現象も多種多様です。

そのような複雑なマーケティングを数式や図式、言語、記号などにより単純化しわかりやすくするものです。

このことを「モデル化」と言いますが、モデル化することによりマーケティング戦略を策定するのです。

マーケティングモデルを形成しているのは、次の下位モデルによって組み立てられているのです。

  • 競争企業のマーケティング行動
  • 物流
  • 流通チャネル
  • 販売割当
  • 購買者行動
AIDA(アイダ)というのは、広告を使って消費者の注意を引き、消費者の購買心理に訴えかけ、購買行動を促進させるというマーケティングモデルなのです。

購買行動を促すわけですから、消費者の心理に訴えかけることになるのです。

心理を掴むというのは、顧客行動を変えるためには、基本なのです。

そして顧客心理を読み解くということは、非常に難しいのです。

AIDAは、顧客心理の4つの要素となのです。その4つのイニシャルをとってAIDAとなっているのです。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(興味)
  3. Desire(欲求)
  4. Action(購買行動)このAIDAは、自社のプロダクトに自信がある企業であれば、ぜひ活用すべきマーケティングモデルなのです。

そして、もう1つ、AIDAと非常に間違われやすいマーケティング用語としてあるのがAIDMAです。

「M」を含むか含まないかの文字面の違いだで、確かに一見区別がつきにくく、わかりにくいのです。

混同されてしまうのも仕方ないわけです。

AIDMAは、「アイドマ」と読みます。AIDAと同じく、マーケティングモデルとなります。

文字面だけの違いとして加わった「M」以外はAIDAと同じ要素となります。

追加の「M」は、Memory(記憶)を意味しています。

AIDMAの要素として加わった「記憶」が何を意味するのか?と言えば、記憶というのは消費者(顧客)に残すものであり、商品やサービスの与える印象です。

消費者の意識の中に記憶として、留まれば中長期的な購買行動に繋がるという手法なのです。

このような点から、AIDAとAIDMAの違いというのは、顧客の購買行動に与える影響が短期的なのが、AIDAであり、中長期的なのがAIDMAというわけです。

AIDMAというのは、すぐに消費者が購買に繋がらなくてもよく、とりあえずは商品やサービスを覚えてもらうのが先決なのです。

そのためAIDMAは、消費者にインパクトを与えるようなフレーズやキャッチコピーを使います。

その一方でAIDAの特徴は、セールスプロセスの基本として認知されています。

AIDAは、消費者の心理的要因を探る時に活用できるのですが、4つの心理段階をそれぞれに分析することにより、より消費者心理に近いところを察知し明確にすることができるのです。

現在のマーケティングにおいて、主流となっているデジタルマーケティングですが、実はAIDAは、マスメディア広告型なのです。

古くからある手法を利用しテレビ、ラジオ、新聞、雑誌、チラシなどを活用し消費者に対し強くアピールしていきます。

10分でわかる!マーケティングモデルAIDA②【AIDAの4つの法則】


「10分でわかる!マーケティングモデルAIDA」というテーマで2つ目に取り上げるのは「AIDAの4つの法則」です。

AIDAの基本は消費者心理であり、その心理を明確にするには、心理的要素を4つのフェイズとしてとらえていきます。

では、4つの要素について、それぞれ説明していきます。

1. Attention(注意)

1つ目は【A】=Attention(注意)です。

消費者が購買行動をするタイミングの最初に商品やサービスに対し注意をはらいます。

消費者自身はまだ、商品やサービスのことは、まだよくわかっていない段階ですから、先ずは認知してもらう為のアピールが必要となる段階です。

2. Interest(興味)

2つ目は【I】=Interest(興味)です。

消費者に、商品やサービスの利用価値がどの程度なのかを知ってもらう段階です。

この段階で顧客にアピールしたいのは、無理に興味を抱かせるのではなく、イメージとして共感をもたせることです。

3. Desire(欲求)

3つ目は【D】=Desire(欲求)です。

消費者に、自社の商品やサービスを欲しい、買いたい、利用してみたいた思わせる段階となります。

逆に言えば、なぜ買わないのか?という疑問を取り除いていくことになります。

他社にはない、独自の特徴をアピールしたり、クオリティのわりに、他社より優れていることなどを積極的に提示していきます。

またまだ購入前の消費者に対し、安心感を与えるのは、実際に購入し、利用した方の意見や感想などの実体験レポートを紹介することにより、安心感を抱かせます。

4. Action(購買行動)

4つ目は【A】=Action(購買行動)です。

消費者(顧客)が商品やサービスを購入・申込をする段階です。ここで売り手と買い手との結びつきが確定します。

10分でわかる!マーケティングモデルAIDA③【AIDAの発展系マーケティングモデル】


「10分でわかる!マーケティングモデルAIDA」というテーマで3つ目に取り上げるのは「AIDAの発展系マーケティングモデル」です。

最後にAIDAの発展系マーケティングモデルについてふれてみます。

デジタルマーケティングが主流となった現代、ソーシャルメディアの普及などの影響によりマーケティングモデルそのものも進化しています。

【VISAS】

VISAS(ヴィサス)は、ソーシャルメディアの普及により発生したて消費者行動モデルの1つです。

VISASは、次の5つの要素から成り立ちます。

  1. Viral(口コミ)
  2. Influence(影響)
  3. Sympathy(共感)
  4. Action(購買行動)
  5. Share(共有)

【AISAS】

AISAS(アイサス)は、ネット検索型のマーケティングモデルです。

AISASは、次の5つの要素から成り立ちます。

  1. Attention(注意)
  2. Interest(興味)
  3. Search(検索)
  4. Action(購買行動)
  5. Share(共有)
まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「10分でわかる!マーケティングモデルAIDA」というテーマで詳しく解説致しました。

ビジネスにおいてマーケティングニーズが高まる中、マーケティングを知りたいという方も増加しています。

マーケティングを知るためには、まず何が必要なのか?と言えば、それは消費者を知ることです。

消費者の全てを掴むのは、個人では非常に難しいのですが、そんな時に活用したいのが、マーケティングモデルです。

マーケティングモデルには、いくつかの種類がありますが、比較的シンプルなAIDAを活用することにより、消費者の行動がわかるようになってきます。

商品、サービスにマッチしたマーケティングモデルを活用することにより、今後のマーケティングに活かしていくことがポイントとなります。


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