こちらからシェアしてね!

人材評価制度ということで、私たちの会社ではどのような方法を取り入れているのかということについて紹介していこうと思います。人材評価制度は会社にとって、重要な問題ですが、私たちの会社ではどうしているのかについて説明していきます。

人材評価制度は意欲向上には必須!

人材評価制度は、社員の意欲向上であったり、モチベーションを高めるために必要であると思いますが、実際に評価する場合に、公平なものでなければなりません。

そうでない場合、人材評価制度を取り入れたとしても、返って社員からの不平不満が募ってしまうという逆効果になりかねない恐れがあると思います。私たちの会社ではどのように人材評価制度を取り入れているのかということを紹介していきたいと思います。少しでも参考になれば幸いです。

まず、私たちの会社ですが、いわゆる卸売業というくくりになります。そして、主に営業活動を通してお客様と共に発展していくという企業理念のもとに営業活動を行ってきています。

そして、社員の人材評価という点についてですが、これは、個人を評価するという形ではありません。というのも、私たちの会社では営業のメンバーを、いくつかのチームに分けています。

もちろん役職やキャリアに差がでないように均等にメンバーを分けています。そこでそのチームで力を合わせて結果を出してもらうというスタイルを取り入れています。

ですので、成果もそのチームによって様々になってきます。

まず、なぜ、チームでの評価を取り入れたのかということですが、個人任せで営業をしてしまうと、自分の成績さえ良ければ良いという考え方が横行してしまいかねないと考えています。

個人で動いてしまうことにより、ほかの社員が困っていても、自分には関係がないというように知らん顔をしてしまったり、ほかの社員のことをフォローしようという気持ちなどが薄れてしまい、自分の評価が上がるということだけに専念してしまう社員が増えてしまうのではないかと考えました。

結果、社内の雰囲気も悪くなってしまうかもしれませんし、さらには、社員も、モチベーションが上がらないという事態になってしまうのではないかと思いました。

チームでの営業を取り入れた事により、実際に、会社の業績も上がりましたし、個人任せから、チームで協力する姿勢というものが現れてきました。これにより、社員同士で格差のようなものもありませんし、社員同士のコミュニケーションも活発になってきたと感じるようになりました。

人材評価の仕方

さて、人材評価の仕方について説明していこうと思いますが、まず、チームで、目標について、売り上げの目標、チーム内で抱えている案件などで、これを達成するという目標、さらには、これをいくら分受注しますといったように、半期ごとに、計画書のようなものを出してもらうようにしています。

その計画書を、役員や社長がチェックしていきまして、実際に、この案件を受注することの難しさのようなものを点数化していきます。

これを達成できたら、何点というような形になります。そして、計画書が役員や社長に承認されたら、あとは、半期の間、チームで力を合わせて高い点数が取れるように、頑張っていくというものになります。そして、半期が終了した時点で、結果のすり合わせを行なっていきます。役員と社長と、チームのメンバーが集まりまして、採点をしていきます。もちろん、評価があやふやにならないようにして、公平な評価をしてもらいます。

目標の種類はすべて、評価しやすいように、数値や、受注という結果で判定できるようになっているので、評価の基準が揺らぐということはありませんので、的確な点数が出てくるようになっています。そして、その点数こそが、評価ということにつながっていくわけです。

ですので、チームということは、個人でいくら頑張っていても、ほかのメンバーも同じ気持ちで頑張っていかなければ、良い点数はでないということになります。

もちろん、チームで、だれがすごく頑張っていたのかということはあると思います。ですが、やはり、みんなをしっかりと同じ気持ちで頑張ってやらせるということも、とても大切なことになります。ですので、チームで、だれかがやってくれるだろうという考え方をしていますと、それは、チームで改善していかなければならない問題ということになります。

いかにして、チームの足並みをそろえさせてやっていけるのかということももちろん評価の対象になってくるということになります。

そしてこの点数の結果というものは、給与に反映されることになっていますので、みんなで、良い得点をとるために、上司が同じチームの部下の案件に対して、対策を練ってあげる、または、一緒に営業についていくというような、本来、望ましい光景というものが、実現されているというところにこのチームでの評価を取り入れたメリットとして現れているのではないかと思っています。

さらに言えばそのように上司が部下のフォローを積極的にしていくということは、部下にとっても安心して仕事に取り組んでいけるということになります。

部下にとっては、こんな上司のようになっていきたいと思えるようになるキッカケになるでしょうし、上司にとっても、本来部下に対してとるべき行動というものを、しっかりと身につけるということにもなりますので、チームでの評価を取り入れたことにより、人材の成長という面でも同時に進歩していってくれているのではないかと思います。
まだまだ、チームによって、温度差が出てしまうというような課題はあります。

しかしながら、今後は、チームを定期的にメンバーの入れ替えを行うことにより、解消していけたら良いのではないかなど、改善の余地はありそうですが、今のところ、私たちの会社の人材評価の制度としてはこのような形になっていまして、それによる手ごたえみたいなものも感じているのが現状になります。

人事評価を取り入れることにより、より社員のやる気やモチベーションが上がるようにするためには、問題もたくさんありますし、公平であることは、なかなか難しいことですが、今後も人材評価について、考えていくと思います。

まとめ

私たちの会社の人材評価制度ということで、私たちの会社で取り入れている、チームという単位での評価について紹介してきました。
みなさんも一度取り組んで見てはいかがでしょうか?


こちらからシェアしてね!