こちらからシェアしてね!

みんな大好き「ラーメン」。

ラーメンが苦手という人は、ほとんど聞いたことがないほど、日本人にとってラーメンというのは文化なのです。

そんなラーメン店のマーケティングを見ることによって新たな発見があります。
というわけで今回は「ラーメン店のマーケティングと価格相場」について詳しく説明致します。

ラーメン店のマーケティングと価格相場①【ラーメン店のマーケティングとは】


「ラーメン店のマーケティングと価格相場」というテーマで1つ目に取り上げるのは「ラーメン店のマーケティングとは」です。

日本のいたるところにあるラーメン屋。

その地域や地方によって独特のオリジナルラーメンがあったり、各店舗によっても特徴が違います。

どこにも行っても食べられるような身近な食べ物で、庶民の食べ物の代名詞でもあります。

日本の国民食として世代や性別を超えて、こよなく愛されているラーメンですが、様々なラーメン屋が存在する状況の中、常に進化しているのがラーメンなのです。

特にラーメン店が普及しているのは、やはり人数の多い首都圏です。

狭いエリア内に何店舗もが軒を連ねています。ラーメン激戦区と言われるスポットもいくつも存在します。

店舗が集中しているのは、首都圏のみならず全国展開されています。

ご当地ラーメンという地域に特化したラーメンにより集客し人気を集めています。

非常に店舗数が多いラーメン屋ですが、中華料理店などラーメンを提供するお店を含めれば、ラーメンを取り扱う飲食店は、非常に多いのです。

飲食業界全般においてターゲットの絞り込みというのは非常に大切なこととなります。

極端に言えばターゲット以外は、切り捨てるくらいで営業してもいいくらいなのです。

たはだでさえ、競合が多い飲食業界には、様々なジャンルの形態のお店があります。

和食、洋食、中華などのジャンル、高級店からファーストフードまで、若者狙いからファミリー層、年輩者をターゲットにするなど、実に多くの種類に分別できるのだです。

特にラーメン店の場合は、ライバル店が実に多いのですが、それだけにその店舗独自のカラーを打ち出していく必要があります。

どことも被らないような個性というのが必要なのです。

そうでなければ自店のポジションを確立していくことは、非常に難しいのです。

ラーメン店のマーケティングと価格相場②【ターゲットを明確にする】


「ラーメン店のマーケティングと価格相場」というテーマで2つ目に取り上げるのは「ターゲットを明確にする」です。

「そこそこのラーメン屋」では、ターゲットが不明確であり、次々と登場する新店舗には、到底太刀打ちできません。
自店の特徴をどのように絞り、ターゲットに対してどうアピールするかということをマーケティング的視点で考えていく必要があります。

あらゆるモノが存在し、情報量も膨大な現代において、他との差別化というのは、非常に難しいのです。

差別化をした上で、自社の強みを活かし適切なポジショニングをとるということがビジネスを成功させる上では、非常に重要なポイントとなるわけです。

ラーメン店としての特徴としては、規格外の量でボリューム感を出す、どこにも負けない辛さを出す激辛ラーメンを提供するなど、ラーメンそのものの個性や特徴を出すことと、売り方、見せ方との違いによって他との違いを導き出すことも可能です。

個性として何を活かし強みとしてアピールするか、他店に負けないようにするかというところを考えれば、やはりターゲットを絞り込むことが大切なのです。

割り切りというのは、ターゲット以外は特に気にしないで、見向きもされなくてもいいというほどの考えが必要なのです。
大盛りの店、激辛の店というのは、その店舗の明確なキャッチフレーズであり個性であり、コンセプトそのものとなります。

ターゲットとなるのは、大食漢の人、激辛マニアなど、店のコンセプトに合う顧客のみを事前に絞り込んでいるからです。

ラーメン店に限らず大切なことは、売り手と買い手とのマッチングです。

顧客が自分自身のニーズにぴったりだと感じてもらうことが大事なのです。

ラーメン店というと、とにかくメインの商品であるラーメンそのもののクオリティや味で勝負だというイメージがあるかもしれませんが、競合他社の多い、ラーメン屋でもマーケティングは必要なのです。

「マーケティング」という言葉とラーメン屋には、違和感を感じるかもしれませんが、「集客」という観点からすれば、営業をしている以上、どんな業種や業界であっても関係ありません。

「集客」をするためのマーケティングを考えることは、どうしたら、自店が望む顧客を呼び込むことができ、顧客がこのお店は自分好みだ、自分とピッタリあっていると感じてもらうことが大切なのです。

お店がコンセプトを明確に示しているなら、当然お店を選びやすいということがあります。

例えば、激辛ラーメンが売りであれば、このお店を訪れるのは、辛いもの好きな方であり、辛いものが苦手な方は、お店に足を踏み入れることはないでしょう。

つまり、この店には、激辛好きマニアが一堂に会すというわけです。

ラーメン店のマーケティングと価格相場③【ラーメン価格の相場】


「ラーメン店のマーケティングと価格相場」というテーマで3つ目に取り上げるのは「ラーメン価格の相場」です。

様々なラーメン店が全国各地に存在していますが、各地域の状況を踏まえて相場というのは、いったいどのくらいとなるのでしょうか?

相場を知ることで、現状を把握できるだけでなく、顧客との価値観のギャップを埋めることもできます。

世の中全体の動きや顧客の動向を理解することは必要です。

相場を理解するために全国チェーン店のラーメン屋の価格相場をまとめてみました。

日高屋:
中華そば 390円餃子の王将:
王将ラーメン 500円幸楽苑:
中華そば 440円レンゲ食堂Toshu:
醤油ラーメン 370円神座(かむくら):
おいしいラーメン 650円

天下一品:
ラーメンこってり 790円

博多一風堂:
白丸元味 790円

一蘭:
ラーメン 890円

どさん子ラーメン:
味噌ラーメン 750円

九州じゃんがららあめん:
じゃんがららあめん 600円

ラーメンチェーン店の価格相場は全体的に安めに設定されています。

続いてもう1つの観点から価格相場を見ていきましょう。

地域、エリア別にラーメン価格の相場を見ると地域によって特色があることがわかります。
場所によっては高い場所もあれば安い場所もあります。

首都圏が高く地方は安いということはなく、地域基準での価格相場となります。

北海道 774円
青森県 786円
秋田県 880円
福島県 819円
栃木県 775円
埼玉県 828円
東京都 817円
神奈川県 799円
新潟県 811円
石川県 830円
長野県 775円
静岡県 792円
愛知県 805円
京都府 834円
大阪府 775円
奈良県 939円
島根県 900円
広島県 748円
徳島県 871円
愛媛県 773円
福岡県 664円
長崎県 768円
大分県 629円
鹿児島県 820円
沖縄県 941円

価格が最も高いのは沖縄県で941円となります。最も安いのは大分県で629円となります。
平均としては780円となります。

この金額が高いかどうかは、顧客の主観による異なりますが、食材の高騰もあり決して高い金額とは言えないのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「ラーメン店のマーケティングと価格相場」というテーマで詳しく解説致しました。

どこにでもあるようなラーメン店ですが、経営側からすると、どこにでもあるようなラーメン屋では生き残っていくことは現実的には厳しいです。
競合がひとめきあう業界だけに、お店のキャラ立ちというものが大切になるのです。

ピンポイントな顧客ニーズに対応することが顧客を引き寄せ、お店を独自の店舗として際立たせるのです。

結論から言えば万人から好かれるようなお店作りは意識しなくてもいいわけです。万人受けにするということは、誰に対しても対応できるということなので個性を際立たせることには繋がりません。

多くの店舗があるだけに個性を際立たせることは、非常に大切なのです。

多様化する時代において、また埋め切れていない新たなポジションを確立することが、長くお店を続けていくコツとなるのです。


こちらからシェアしてね!