マーケティングには、様々な手法がありますが、情報社会の現代において顧客への積極的なアプローチというのは必要不可欠となります。
顧客へのアプローチとしてリマーケティングがあります。
というわけで今回は「10分でわかる!リマーケティングとは」について詳しく説明致します。
10分でわかる!リマーケティングとは①【リマーケティングとは】
「10分でわかる!リマーケティングとは」というテーマで1つ目に取り上げるのは「リマーケティングとは」です。
現代ビジネスにおけるマーケティングの重要性というのは、日増しに高まるばかりで、今や企業規模を問わず多くの企業がマーケティングに注力しています。
マーケティングというのは、生き物のようで時代の変化に合わせて変わっていく必要があります。
時代が変われば価値観も変わり、人も変わり続けていくからです。
ニーズやトレンドというものは、時代が形成し、必ずトレンドを導く者がいるのです。
様々なマーケティング手法がある中で、「リマーケティング」という手法がありますが、皆さんは、ご存知でしょうか？
リマーケティングとは、一度自社サイトを訪れたことのあるユーザーに対して、再度アプローチする手法であり、広告手法です。
なぜ、自社サイトを訪れたユーザーに対し再びアプローチするのか？それには、理由があります。
一度サイトを訪れたユーザーというのは、少なからず何かしらの興味があったからこそ、サイトにたどり着いたからです。
数限りなくサイトのうちの一つにたどり着いたわけですから、せっかくたどり着いたユーザーに対してアプローチするのは、当然のこと、少ない可能性であっても多少の今日みはあったのですから、再アプローチすることによってコンバージョンに繋げやすいのです。
特にここ数年のコロナ禍という状況を考えてみれば、企業が積極的に行うことは、「検索」と「リマーケティング」です。
この2つに今、投資すべきなのです。
リターゲティングとは、自社サイトを利用したことがあるユーザーに対しての広告配信を行い再訪問を促すのが目的であり、手法として広告を配信していきます。
具体的な顧客＝ユーザーに対するアプローチの目的としては、次のようなものとなります。
- サイト訪問
- 自社アプリのインストール
- YouTube チャンネル登録
- 動画の視聴
10分でわかる!リマーケティングとは②【リマーケティングとリターゲティング】
「10分でわかる!リマーケティングとは」というテーマで2つ目に取り上げるのは「リマーケティング
とリターゲティング」です。
リターゲティングと似たようなものとして「リマーケティング」がありますが、これらの言葉の違いとは、いったい何なのでしょうか？
実は内容としては、ほとんど同じです。
違うのは、媒体（メディア）が違うのみ、つまり、呼び方が異なるだけで、性質は同じものなのです。
どちらを利用するかというのは、その企業によって異なりますが、媒体のメニューに合わせて使い分ける場合が多いようです。
企業によってのコンセプトや案件内容の違い、ターゲットを誰にするか、商品やサービスによっても、どちらを選ぶのかは変わってきます。
例えば、リターゲティングとリマーケティングをそれぞれ使い分けている企業もあります。
メインはリターゲティングで、サブでリマーケティングを使い、媒体や相手に合わせて使い分けているのです。
媒体によっての呼称の違いということですが、媒体とはなんでしょうか？
それは、Google広告の場合「リマーケティング」、Yahoo!広告、Facebook広告などのWeb広告で、Google広告以外のものを「リターゲティング」と呼ぶのです。
Google 広告メインで運用していることから、リマーケティング派が多数を結果的に占めているということもあるのです。
やはり、世界最大手の検索サイトであり、ユーザーへのアピールということになると、一定の効果があるのが、リマーケティングと言えます。
リマーケティングの種類は複数用意されています。
その中でマーケターが知っておくべきなのは、次の2つとなります。
- 標準リマーケティング
- 検索広告向けリマーケティングリスト（RLSA）
それぞれについての詳細を説明します。
【標準リマーケティング】
サイトにアクセス履歴のあるユーザーに対しテキストやバナー形式での広告配信
【検索広告向けリマーケティングリスト（RLSA）】
サイトにアクセス履歴のあるユーザーが検索しているタイミングでの広告配信
次にリマーケティングの種類について説明していきます。リマーケティングの主なものとして次の3つがあります。
1. 動的リマーケティング
閲覧した商品に似た広告やおすすめ商品を表示する
2. 動画リマーケティング
自社の動画の視聴ユーザーに対しアプローチし広告を配信する
3. Googleアナリティクスリマーケティング
Googleアナリティクスの計測データに基づきユーザーリストを作成したユーザーに対し広告配信する
次に検索とリマーケティングに対する予算配分イメージを具体的に提示してみます。
- 広告費10万円 → 検索（10万円）のみ
- 広告費50万円 → 検索（45万円）＋リマーケティング（5万円）
上記のような予算イメージが具体的な事例となります。リマーケティング戦略を実際に行う場合に、具体的な予算イメージとして参考にしてみてください。
10分でわかる!リマーケティングとは③【リターゲティング広告の仕組み】
「10分でわかる!リマーケティングとは」というテーマで3つ目に取り上げるのは「リターゲティング広告の仕組み」です。
次にリターゲティング広告の仕組みについてふれていきましょう。
リターゲティングは Cookie と呼ばれる仕組みを使います。
Cookieはブラウザにある機能で、これがないと成り立ちません。
Cookieの役割は、例えば会員制のサイトにサインインする際に、アカウント情報が必要となりますが、サイトを訪れる度にユーザー名やパスワードを入力するのは、非常に面倒なわけです。
その際、サイトをサイド訪れた際にも、ログイン状態になっていると非常に便利なのですが、そのような状態は、皆さんも極々当たり前に使っているのではないでしょうか。
それが Cookie の機能というものです。
Cookie を利用することによりユーザーを識別することが可能となり、そこから履歴をたどることによって広告配信が可能となるわけです。
Cookie（クッキー）とはサイトを訪問したユーザーに対してブラウザのデータを一時的に保管しておく仕組みのことです。
Cookieは、先程の例のようにウェブサイトのログイン状態の保持やリターゲティング広告の配信に大いに活用されているというわけです。
リターゲティング広告の仕組みは、リターゲティング用の「タグ」というものが必要となり、それを設置することにより、ユーザー単位での処理が可能となっています。
サイトを訪れたユーザーに対しCookie（クッキー）を付与することによって、例えサイトを離脱しても、ネット閲覧中の状態の時に広告表示が可能となるわけです。
では、次にリターゲティング広告の具体的な種類について説明していきます。
リターゲティング広告の種類は５種類あります。
- Google広告（GDN）
- Yahoo!広告（YDN）
- Facebook広告
- Instagram広告
- LINE広告
それぞれのメディアにより管理画面を持ち、管理画面からリターゲティング用のタグの出力が可能となります。
そのタグを自社サイトに設置することによってリターゲティング広告の配信が可能となります。
リマーケティングの利用方法は、非常に簡単に行うことがてます。
リターゲティング広告のメリットとは、いったいなんでしょうか？
具体的には、次の4つとなります。
- 見込み客（顕在層）への再アプローチ
- 接触回数の増加
- 費用対効果の高さ
- コンバージョンの確率の高さリターゲティング広告は、基本的にメリットが多いのですが、媒体にもよっての違いもあり、効果も異なるということを理解しておくことは必要となるでしょう。