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恋愛と営業私は新人のころ「営業と恋愛は似ている」と先輩から言われたことがあります。

その時は笑って聞いていましたが、営業経験を積んでいくとその言葉は意外と的を得ていることに気がつきました。

ちょっと変わった視点ではありますが、営業と恋愛の共通点から営業のコツを考えます。

相手のことを考える気持ちが大事

営業でも恋愛でもその基本と言えるのが人の心を動かすことです。

人の心を動かすためには相手の立場に立って考える必要があります。

相手の立場に立ってみることで相手喜ぶ言動も自然と選ぶことができるようになります。

この考え方のフローは営業と恋愛で共通していると言えるでしょう。

恋愛成就までの流れと営業が成功するまでの流れの共通点を探ってみます。

 

話を聞きたいと思う

人を好きになった時に、その人がどんな人なのかを知りたいという欲求が湧いてきます。

それは知ることでより好きになったり、どうすれば自分に注目してもらえるかの対策が考えられるからです。

相手にとって良い提案をするためにはまずは相手のことを知らなければならないのは営業も同じです。

ただそれが自主的なのか、作業として調べるかでは全然違ってきます。

大事なことは相手に興味を持って、もっと知りたいと思うことです。

相手に本当に興味があれば自然と質問も浮かんでくるため、必然的に相手の核心に迫った内容の濃いヒアリングが出来るようになります。

相手のことを知る方法は企業であればホームページを見るなどもありますが、最終的にはは直接話を聞くしかありません。

恋愛でも気になる相手のことは周囲の人からの情報などを集めるでしょうが、結局は本人と話すのが一番なのは変わりません。

相手の話を聞きたいと思って聞くことで自分にとって何が必要かの取捨選択も無意識に出来ることになるので、誰もが相手の話を聞きたがるのです。

本気の相手からはとにかく話を聞くようにしていくのが成功のコツです。

 

どんな相手かを想像する

誰かを好きになったときに、その人がどんな人なのかを想像します。

性格やどこに住んでいるのかなど自分が持っている基本情報や人から聞いた噂を元に、何が好きでどんなことを求めているかを考えることになります。

実はこれは営業が行っているマーケティングと共通しています。

自分が営業をかけるターゲットがどのような相手かを想像することは営業の基本と言えます。

想像することで何をニーズとしているのか、課題はどこにあるのかを想像することで提案の内容が見えてきます。

相手のことを本気で考えれば、おのずと相手のイメージは膨らんできます。

ヒアリングもそのためにしているのだということを再認識できるでしょう。

恋愛も営業も、イマイチ自分の話しが相手に響いていないと思う人は、想像を膨らませて相手をイメージすることを意識してみましょう。

喜んでくれることを提案する

恋をしている時は、相手の喜ぶ顔が見たいと思うものです。

何をしてあげれば相手が喜んでくれるかを考えてそれを実行に移し、もしも駄目だったら他の方法を考えて再チャレンジするということの繰り返しになります。

この感覚は営業も同じです。

どんなことを提案すれば相手の心に刺さって発注を受けることが出来るかを真剣に考えて何度でもチャレンジすることになります。

一度断られたくらいでめげていては相手を振り向かせることは出来ないのは恋愛も営業も同じです。

話を聞き、想像して、相手の予想を上回る提案をすることが出来た時に、驚きと喜びを与えることができるのです。

そしてそれが達成された時に、相手の「特別」になることが出来るのです。

自分(自社)をアピールする

恋愛も営業も成功するためには相手のことを考えることを同時に、いかに自分を売り込むかも重要になります。

自分の良さを存分にアピールすることで、こちらから追うだけではなく相手から求められる存在になることが出来ます。

自分の強みをアピールする

相手に興味を持ってもらうためにシンプルな方法は、自分の得意な分野を相手に知ってもらうことです。

恋愛であれば特技などをさりげなくそれをアピールすることで相手の気を惹くことが出来ます。

相手が興味を持ってくれれば会話も弾みますので、スムーズなコミュニケーションを取ることができるようになります。

営業は同じようにアピールすることをさらに強く意識して行動することになります。

自社のサービスや担当である自分自身を選んでもらうために、良い所をどんどん伝えてお客さんとのコミュニケーションを図ります。

自分(自社)がいかに優れているか、相手のためになる存在かを知ってもらおうとする行動は恋愛と営業の共通するところです。

共通点を見つける

相手の関心を惹くためには自分を一方的に売り込むだけではなく、相手との共通点を見つけて親近感を持たせる必要があります。

人は共通点があると分かり合える気がしてついつい心を許してしまうものです。

恋愛であれば趣味や出身地などをネタにして共通の話題を探っていくという人も多いでしょう。

営業にこれを当てはめた場合は、相手の課題と自社のサービスをマッチさせるシチュエーションが挙げられます。

「あなたが考える課題は私たちも考えていますよ」と伝えることで、相手は話の通じる相手だと信頼してくれることになります。

個人間でも社内の苦労話などを交えながら、相手との会話が弾むポイントを探るのがコツです。

仲間意識を持ってもらうことで良好な関係を築けていくのです。

 

記憶に残るようにする

恋愛も営業も成功させるには相手の記憶に残るようにすることです。

ふとした時に思い出してもらえるようになっていることで、常に相手に意識させることが出来ます。

恋愛も営業も必要な時に真っ先に相談してもらえるようになっていれば、相手の心に入りこんだようなものです。

記憶に残る方法は大きく分けて2パターンです。

・インパクトを残す

・繰り返し接触して意識を植え付ける

最初も出会いでインパクトを与えることは、少女漫画や恋愛ドラマの定番の方法です。

営業も何か印象に残る提案をすることで相手の記憶に残ります。

例えばトラブルも、本来避けたいものではありますが、相手の記憶に残るチャンスとも言えます。

大きなインパクトを与えることが出来なくても、誠実に何度も接触をすることで次第に相手にとって身近な存在になることも可能です。

成功のためには接触頻度も重要なのです。

 

まとめ

恋愛と営業の意外な共通点についてイメージは湧きましたでしょうか。

もちろん営業はビジネスであり、個人の感情だけで決まらないので完全に共通するとは言いません。

また、営業は複数の顧客を相手にするので一途ではいられず、様々な相手に器用に対応することが求められます。(恋愛でそれをする人もいますが)

それでも営業に行き詰ったと思うなら、少し自分のプライベートに置き換えてみればヒントは得ることが出来るはずです。

いかに相手にお付き合いしたいと思わせるのかが、恋愛も営業も成功の鍵です。


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