皆さんが常日頃、よく目にしている、そして利用しているのが「検索サイト」です。
1日一回は、必ず何かを検索しているのではないでしょうか?
そんな「検索」が大いにマーケティングと関わっているのです。
というわけで今回は「10分でわかる検索エンジンマーケティング!」について詳しく説明致します。
10分でわかる検索エンジンマーケティング!①【検索エンジンマーケティング(SEM)とは?】
「10分でわかる検索エンジンマーケティング!」というテーマで1つ目にふれるのは「検索エンジンマーケティング(SEM)とは?」です。
デジタル化、情報化が進む社会の中で、既に私達の日々の行動につきまとっているのが「検索」行為ではないでしょうか?
気がつけば、ふとした時に見つめているのがスマホの画面かと思いますが、スマートフォンでは、皆さん何かしらを検索しているのではないでしょうか?
考えてもみてください、皆さんは1日の中でどれだけ検索をしているかを数えたことは、ありますか?
特に数えなくてもスマートフォンのブラウザにはアクセス履歴が残っているので集計すれば、わかることですが、意外にもアクセス履歴を確認すると検索行為の多さに改めて気がつくはずです。
それほど、日常の中での検索行為というのは、身近になり、日常茶飯事のこととなっているのです。
何かわからないなことがあれば、人に聞くよりまず、検索ということが多いのではないでしょうか。
それだけ日常によりそった検索行為なのですから、マーケティングにおいても関わりがないわけがありません。
むしろ、検索行為とマーケティングは非常に強い結びつきがあるのです。
検索と大きく関わるマーケティング手法があります。
それが「検索エンジンマーケティング(SEM)」です。
「検索エンジンマーケティング(SEM)」とは、検索エンジンから、自社サイトにユーザーを流入させるマーケティングであり、今ではこの手法もすっかり一般的となっています。
検索エンジンマーケティング(SEM)の対象となるのは、検索エンジンを使う全ユーザーが対象となるわけです。
日頃から日常の中でスマホを使う多くの人が対象となります。
検索エンジンマーケティング=SEMの正式名称はSearch Engine Marketingとなります。
現代人にとってのスマートフォンは、情報社会を生き抜くためのマストアイテムとなっていますが、皆さんが快適なスマホライフをおくる中でSEMの存在価値は日増しに高まっています。
SEMの存在価値が高まる理由は情報端末機器としてのスマートフォンの普及、インターネットのネットワークの発展が大きな理由となります。
そのような環境の変化によってユーザー自身がリサーチすることが増加し、それに比例する形でSEMの利用価値も高まったのです。
情報そのものをユーザー自身が明確な目標を持ってとりこむということが、マーケティングの目的そのものと、ちょうど重なる部分があるからです。
ここで基本に振り返ってみるとマーケティングの目的は、顧客ニーズを理解し、ニーズを満たすための商品やサービスを生み出し、それらの物を売れる仕組みを作ることです。
検索エンジンを使い、ユーザーがそれぞれのニーズを満たそうとするためには、それを求める人が存在する限りマーケティングを行う余地というのは、十分にあるのです。
マーケティング手段として検索エンジンマーケティング(SEM)を行う理由とは、その重要度の高さがあるからです。
世界的な利用価値が非常に高いメジャーな検索エンジンであるGoogleやYahoo!の月間利用者数は、およそ6,600万人とされています。
年間の検索数の高さを見れば一目瞭然、非常に大きなマーケットとして存在しているのです。
またユーザーが検索エンジンにて、情報を取得しようとするならば、その行動を起こした時には、既に欲しい商品や利用したいサービスが既に明確になっているのです。
つまり自分自身のニーズの訴求がしやすい状態となっています。
このことから、わかるように検索エンジンの利用者数のほのんどが、訴求もしやすい状況を理解しているからこそ、検索エンジンマーケティング(SEM)は、より消費者に近い位置にいるため、積極的に行うべきなのです。
10分でわかる検索エンジンマーケティング!②【検索エンジンマーケティング(SEM)の種類】
「10分でわかる検索エンジンマーケティング!」というテーマで2つ目にふれるのは「検索エンジンマーケティング(SEM)の種類」です。
検索エンジンマーケティング(SEM)の具体的な施策についてふれてみます。
実際に取り組む施策としては、次の2つとなります。
- SEO
- リスティング広告
●SEO
SEO=Search Engine Optimizationとは、「検索エンジン最適化」です。
検索結果がより上位に表示されるための手段です。
検索結果が上がることにより、当然見る人も確実に増えるわけですから、割合的に言っても、より多くの人を対象としたアプローチができるわけです。
Googleなどの検索エンジンで上位表示されないと、実際に集客は厳しいものとなってしまいます。
今やSEO対策はサイト運営者にとっては当り前のこととなっています。
これは、企業のサイトのみならず、個人ブログのページなども同じです。
検索エンジンの表示順わ決めているのは、アルゴリズムです。
このアルゴリズムは日々更新されていることから、SEO対策もそれに合わせる形で変えていく必要があります。
しかし、このアルゴリズムは、どこをどう変更したのか公開されているわけではありません。
現状を見極めてSEO対策をしっからり行っていく必要があります。
●リスティング広告
次にリスティング広告ですが、リスティング広告は広告費をかけた広告です。
検索結果ページの余白部分に自社サイトの広告を表示させることになります。
リスティング広告の広告費は、非常に明確です。
広告の表示そのものに費用がかかるわけではなく、広告がクリックされるたびに広告費が発生する仕組みとなっています。
つまりクリック型課金性というシステムとなります。
SEMとSEO、リスティング広告との違いを明確にしておくことが大切です。
これらの全ては、どれも同じようなものとして混同されることもありますが、それぞれの違いを明確に理解しておく必要があります。
特徴が違うからこそ、それぞれの利点を上手く組み合わせて、自社の商品やサービス、ターゲットに合わせたマーケティング施策が必要となるのです。
10分でわかる検索エンジンマーケティング!③【それぞれのメリット、デメリット】
「10分でわかる検索エンジンマーケティング!」というテーマで3つ目にふれるのは「それぞれのメリット、デメリット」です。
最後にSEOとリスティング広告、それぞれのメリット、デメリットについて簡潔にまとめてみました。
検索エンジンマーケティングにおける、SEOとリスティング広告の特徴を明確にする上でポイントとなります。
【SEOのメリット】
自社コンテンツを自社で作ればコストは安くすむ
- 上位表示されることにより集客力がアップする
- 長期的な集客が可能となる
- 商品やサービスに合わせたターゲットへのアプローチのしやすさ
- ブランディングができる
【SEOのデメリット】
- SEOについての専門的な知識が必要
- 外注するケースでも依頼先の選定が面倒
- 成果が出るまでの時間を要する
- 成果が出るかどうかの確実性はない
- ターゲット以外の人に対しての集客もしがち
- 検索エンジンの仕様変更による影響がある
【リスティング広告のメリット】
- SEOと比較すると集客力の確度が高まる
- 広告費のコントロールがしやすい
- 広告費に応じた集客力がある
- 短期間での集客が実現する
- 成果の測定が容易である
【リスティング広告のデメリット】
- 利用する限り継続的に広告費用が発生する
- 出稿をやめれば集客はなくなる
- 資産にはならない
- 検索エンジンユーザーに不快感を持たれる
- イメージダウンによるリスク