皆さんは、大型ショッピングモールに買い物に出掛けたことがありますか？
様々なお店が集まり、くまなく回ると一日では回りきれないほどの大型商業施設の集客術というのは、どのようなものなのでしょうか。
というわけで今回は「大型商業施設やショッピングモールでの集客術」について詳しく説明致します。
大型商業施設やショッピングモールでの集客術①【ショッピングセンターの集客術】
「大型商業施設やショッピングモールでの集客術」というテーマで1つ目に取り上げるのは「ショッピングセンターの集客術」です。
ビジネスにおける集客というのは、何に対しても必要となります。
売り手は、買い手のため、つまり顧客のために行うことになりますが、顧客のために行うことでも、まずは顧客に知ってもらう必要があります。
モノや情報が多い中、認知してもらうということがまずは重要であります。
売り手となる企業が顧客と接点を持つためのきっかけ作りが必要なのです。
集客にも様々な方法がありますが、大型商業施設やショッピングモールとなると、どのような集客方法があるのでしょうか。
近年、大規模な商業施設やショッピングモールが全国各地に存在しており、多くのお客さんが集います。
大型ショッピングモールを全国各地に展開している有名なのがイオンモールです。
イオンモールが集客として着目しているのが、「モノ」ではなく「コト」です。
ありとらあらゆるモノが存在する現代では、モノでの差別化というのは、非常に難しくモノだけでは消費者をつかむことはできません。
また消費者自身もモノだけでは、満足度を高めることはできず、体験価値という満足感を得るために「コト消費」へとシフトしています。
そのような現代人のニーズに応えるために、イオンモールでの集客戦略が「体験型のショッピングセンター」なのです。
ハピネスモールと名付けられた商品の購入のみではなく次のような点に重点をおいています。
健康：体も心も元気になる
感度と充足：気軽に芸術やカルチャーを体験できる
地域：周辺地域の人々と社会的な関係をつくる活動
商品、サービス体験：新しい価値観や生活と出会うチャンスがある
上記のように具体的なポイントによる集客戦略を行っているのです。
顧客を集客する方法としては、単に商品のセールスばかりを気にしているのではなく、イベントをモール内で開催するなど体験型の施策を行っています。
体験型のイベントというのは、非常に強いインパクトを与え、顧客の心理に強く影響を及ぼすことから、ショッピングセンターに対しての顧客の印象というのは、非常に良いイメージを抱いてくれるのです。
ショッピングセンターで顧客の印象に残りやすいイベント、面白いイベントを開催するには、やはり企画が大事になります。
イベント開催における企画において、イベントの目的、ターゲットを明確にする必要があります。
ポイントとしてできるだけシンプルで明確な設定をすることが大切となります。
また様々な要素を盛り込み過ぎないように企画をしましょう。
例えばターゲットを小学生未満とするなら、高学年、低学年、小学生未満では、それぞれ楽しめる感度か全く異なりますので、それぞれが楽しめるようにしましょう。
大型商業施設やショッピングモールでの集客術②【ショッピングセンターのイベント例】
「大型商業施設やショッピングモールでの集客術」というテーマで2つ目に取り上げるのは「ショッピングセンターのイベント例」です。
具体的な大型商業施設やショッピングモールでのイベント例について取り上げてみましょう。
①キャラクターショー
人気のヒーローやアニメのキャラクターなどのキャラクターショーはおなじみの集客手段です。
小さいお子さんを持つ若い世代の夫婦など、ファミリー向けのイベントで子供を基準とし、親も巻き込んで集客する手法です。
定番と言えば定番の集客イベントです。
キャラクターショーは、もちろん無料で見ることができますが、普段テレビや動画で見ているキャラクター達が目の前に現れることで、子供達の視線は集中します。
ショーを見ているだけでなく握手会や写真撮影などの体験型イベントとしても強いインパクトを与えます。
またキャラクターによっては、子供向けのものばかりではなく、選ぶキャラクターによっては、高い年齢層でも狙えます。
②大道芸
大道芸人さんが目の前で見せる芸に対しての視覚的インパクトというのも相当なものがあります。
バルーン芸やジャグリングなどが大道芸として有名です。
年齢幅が広く楽しめるイベントとなっています。多くの人を集めることができます。
③エアー遊具
巨大ショッピングモールの広いスペースを活用したイベントです。
空気で膨らむ遊具なので安全性も高く、普段では遊べないような感覚で楽しく遊べるのがです。
ターゲットとしては、完全に子供向けですが、スポーツゲームとして捉えれば大人も巻き込むことができます。
④移動型遊具
こちらもターゲットは子供向けとなります。
近年は夏場は暑く、冬は寒く外で遊べる機会がが減っています。また遊べる公園そのものも減ってきているので、移動型遊具のイベントというのは、意外にもニーズが高いのです。
⑤ワークショップ
工作キットを作ったり、塗り絵やペイント、フラワーアレンジメントや、クリスマスカードの作成など、様々なものをその場で手作りするイベントです。
何を作るかによって様々な年齢層に対してアプローチできるのがポイントです。
⑥展示会
期間限定での展示会イベントもよく行われます。
夏休み期間などは、恐竜イベントなどが開催されるケースが多く評判が高いです。
子供から大人まで楽しめる様々な展示会は集客手段としても一定の効果があります。
⑦謎解き
体験型の謎解きイベントもよく開催されています。こちらもキャラクターを起用しての謎解きが多く、アニメやゲームのキャラクター人気を活用しています。
大型商業施設やショッピングモールでの集客術③【デジタル集客も必須である】
「大型商業施設やショッピングモールでの集客術」というテーマで3つ目に取り上げるのは「デジタル集客も必須である」です。
大型商業施設やショッピングモールならではの、具体的な集客手段やイベントについて、改めて理解していただいかと思います。
集客するためには、想像以上にイベントは実施されていることがおわかりになったと思いますが、売り手としては、積極的に集客活動を常に行っているのです。
しかしただ単純にイベントを開催すればよいというわけではなく、しっかりと告知する必要があります。
イベントの告知の際にフル活用したいのがデジタルメディアへの情報発信です。
特に公式サイトでのイベント告知は、一目でわかりやすいようなアピールが必要となります。
シンプルに確実にイベントの魅力が伝わるような告知を行います。
イベント告知において重要なポイントとなるのがイメージ画像です。
ターゲットが何を見て喜ぶか、興味を抱いてくれるのかを想像して画像を準備しましょう。
商業施設におけるイベント告知では、デジタル集客が大切になります。
Webサイトは、必ずスマートフォン向けに最適化することが必須と言えます。
ネットへのアクセスとしてのデジタルデバイスは、パソコンよりもスマートフォンのほうが圧倒的に多く利用されているからです。
6割近くの人がインターネットを見るのにスマートフォンを利用しています。
またアクセスが多いショッピングセンターのサイトは、スマートフォンサイトが非常に見やすくイベント告知の仕方も上手いのです。
ショッピングセンターのイベントや企画サイトはできる限りの情報量を出しましょう。少なければ逆効果になってしまいます。