皆さんは、日々生活している中で何を基準としていますか？常識、法律、信念？様々な要素が人を動かす原動力となっています。
全ての基本となるのが人の「心理」なのです。
というわけで今回は「顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する」について詳しく説明致します。
顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する①【心理学を知ることの必要性と重要性】
「顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する」最初のテーマは「心理学を知ることの必要性と重要性」です。
現代のビジネスにおいて、必要不可欠な存在となっているのが「マーケティング」です。
「マーケティング」という言葉自体も一般にも浸透しており、企業においてまマーケティングに注力する企業が増加しています。
しかし、まだまだマーケティングというものに対しては、どこか抽象的でぼんやりとした印象を持っている方も多数いらっしゃるのが現実です。
「マーケティング」という言葉そのものも、日常で何気なく使われることが多いですが、概念的にみれば包括的なところから、イメージそのものを抽象化させていることが要因でもあります。
企業にとっての業務範囲というのは、各企業によって違いがあることは当然のことです。
企業の属する業界、業種も違えば、扱う商品やサービスも違います。
それらが違えば、当然ターゲットとなる顧客も違ってくるわけです。
また企業の基本として、それぞれの企業が独自に持つ、企業理念や経営方針も当然異なるわけですから、同じ業種であっても1つとして同じ企業は存在しません。
となるとマーケティングそのものについても、当然大きな違いがあります。
このようなことは、あえて触れるまでもなく当たり前の要素として認知されていますが、それぞれの企業のカラーの違いはあるにせよ、根底にあるのは、顧客＝人なのです。
最終的には、顧客1人ひとりに向き合う必要があり、顧客に向き合える企業こそ、現代では評価される企業といいわけです。
ビジネスやマーケティングにおいても、日常を動かすのは「人」なのです。
マーケティングにおいても、どうやって人(顧客)を動かすのかを考えることになります。
そのための様々な施策がマーケティング施策であり、マーケティング戦略なのです。
では、人を動かすには、どうすればよいのでしょうか？
それは、人の心理を動かすことになります。
人の心理を動かすというのは、何も商売や売買、取引、契約内容など、人が絡む事柄全てについて関わっており、常に日常に寄り添っています。
買うか買わないか、売れるか売れないかという単純なことでもそうですし、仕事に就けるかどうか、好きな人と付き合えるかどうか、結婚できるかどうかなども含め、人間の行動を促すのは心理なのです。
この人間の行動原理の源をマーケティングに活用するのは、考えてみるのは、全く普通のことなんです。
顧客の心を動かすには、顧客の心理に訴えかけるしかありません。
これは、好きな人の心を動かすのと同じなのです。
しかし、他人である第三者の立場にとって考えることは、簡単なようで実は結構難しいのです。
では、マーケターという立場ならば、顧客に対して、どう向き合えばいいのか？それは、他人(顧客)の行動心理を想像できるかどうかです。
顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する②【マーケティングを制するには心理学】
「顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する」次のテーマは「マーケティングを制するには心理学」です。
「心理学」と聞いた場合、なんだか少し敷居が高くなったような感じもします。
ただでさえマーケティングに関しても抽象的でイメージがつかみづらいのに、さらに「心理学」なんて、と気が重くなってしまうかもしれませんが、それほど重く受け止める必要はありません。
なぜなら、人の心を動かそうとする、あなた自身も人だからです。
マーケティングにおいては、この心理学は必要なのです。
マーケティング施策には実に様々な方法があり、企業によってもどの施策をとるかというのはことなります。
しかし、施策が違ったとしても、マーケティングが仕掛ける側としては、顧客心理を理解するということには、変わりはありません。
では、マーケティングにおける心理学とは、いったいどんなものでしょうか？
具体的にマーケティングに活用できる心理学についてふれていきましょう。
【返報性の理論】
まず、はじめにふれるのは「返報性の理論」です。
いきなりはじめから「理論」とくると、やはり難しいなんて感じてしまうかもしれませんが、心理学は人の心理ですから、計算やプログラミング知識などに比べれば比較的、入りやすいのです。
「返報性」とは、なんでしょうか？
あまり日常では、使わないような言葉ですが、漢字から見てもおわかりのように「報いを返す」という意味ですね。
つまり、「お返し」ということです。
人は誰かに何かをしてもらった時に、そのことに対し、感謝の思いを伝えたり、お礼をしたり、何かお返しをしなければと思います。
例えば、お祝いを頂いだ場合に、お返しをするケースなどです。
人には報いに対してお返しする、何かをもらったら、という事実あることから、他人に対しての心理的障壁というのが、下がるわけです。
つまり、これは顧客獲得のための方法として使えるのです。
【カリギュラ効果】
次に「カリギュラ効果」です。
「カリギュラ」という言葉も耳慣れない言葉ではないでしょうか。
「カリギュラ」とは、禁止されることです。
この「禁止」というのは、人の心を多いに揺さぶります。
人は禁止されちいると、それを破りたくなったり、どうしても気になってしまうのです。
例えば「絶対に見てはいけない、開けてはいけない」と言われると、人はそのことが、何か気になり見たくなったり、開けたくなったりするものなのです。
これは、人の心理の逆を付いたものになります。
禁止されることにより、普通より気になってしまうのです。
カリギュラ効果は、マーケティングにおいても、実はよく使われています。
広告などのキャチコピーでも使われています。
人は「○○しないでください」と言われた方が気になるんですね。
【アンカリング効果】
アンカリング効果は、最初に与える印象が非常に重要となり、後の判斷に大きく影響を与えます。
これも売買においては、よく利用される心理学です。
ある商品が儲けを出すには、販売価格を3,000円に設定したとします。
この商品の最初の売値を5,000円で売出し、その後3,000円に値下げしたらどいでしょうか？
消費者は安さとお得感を感じ買ってもしまっていいた思ってしまいます。
実際にこれは、多くの企業でも行われており、値付けというテクニックの1つでもあるのです。
顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する③【マーケティングに活用できる様々な心理効果】
「顧客獲得には心理学!心理学を知る者がマーケティングを制する」最後のテーマは「マーケティングに活用できる様々な心理効果」です。
マーケティングに活用できる心理効果はまだまだあります。
【ディドロ効果】
ディドロ効果もまたマーケティングに大きく影響を与える心理効果の1つであり、皆さんもこれに当てはまったことがあるのでははないかと思われる効果です。
ディドロ効果は、ある1つのもの執着する心理学です。
マニアックなコレクター的感覚と言えばわかりやすいでしょうか。
皆さんもこれまでありませんか？
何か1つに価値観を感じ魅力に取り憑かれたことが、、、。
1つ買ったら全部揃えたくなるような心理です。
これは、人の購買欲を高めるためにもよく利用されるマーケティング的心理学です。
【バンドワゴン効果】
バンドワゴン効果は、流行りやトレンドに左右されてしまうことです。
こちらもキャッチフレーズとしては、よく使われます。
「大人気！」、「今話題！」などポップでもよく見かけます。