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現在、世界的にSNSマーケティングが普及し、広告にお金をかけずともSNSだけで集客に成功し、儲けているお店や会社が増えています。また、SNSを使いこなすのが上手い10代や20代からも様々な商売で億万長者が次々と生まれてきています。

そこで今回はSNSは入れてみたけれどどのように活用していいかわからない、運用できる人がいないなどのお悩みをもつ会社や施設、飲食店向けに基本的な考え方から活用方法までお教えいたします。

ウェブマーケティングでの主要なSNSの特徴

まず法人や施設運営事業主などのウェブマーケティングで一般的に使用されているSNSは3つ。Instagram、Facebook、Twitterです。

Instagramの活用方法

それではまずはInstagramの活用方法ですが、一般の方が使用する流れとしては、投稿⇒検索⇒シェアのローテーションです。

この投稿の際極めて重要となるのが、『位置情報』『ハッシュタグ』『他のアカウント』のタグ付け。ここをきちんと押えておくことでハッシュタグ検索、位置情報検索などでユーザーが口コミ・評判を投稿してくれるため拡散してくれて好循環が生まれてくるわけです。

また、ハッシュタグにはインターネットの検索キーワード同様、自社の業種、商品、所在地などあらゆるワードから、ユーザーがひっかりそうなものをつけましょう。

たとえば『#●●●の使い方』『#●●●で始める新生活』『#●●●の活用セミナー』などなど。ちょっとした工夫で、その商品やサービスを求めている人とのタッチポイント(出会い)がひろがるのでここはおろそかにしないようにしたいものです。

そしてInstagramでなによりも重要なのが、写真画像のクオリティ。決してスマホで撮影したものをそのまま上げるのはNGです。

Instagramの中にも色々な加工ツールがありますが、今ではInstagramの写真をきれいに見せる無料のアプリなどもたくさん出てきていますので、このようなアプリをうまく使ってトリミングはもちろん、明るさやコントラストなども調整して、文字通り映える写真をどんどん投稿していきましょう。

また、Instagramには写真だけでなく60秒以内の短い動画を公開することができるストーリーという機能があります。

こちらは24時間で消えるため、イベントなど今の状況を伝えるのに適しています。催し物を行なっているのにどうしても集客が足りないなーと思った時にはTwitterと合わせて活用するのもおすすめです。ストーリーは静止画同様、フィルターやエフェクトの機能もありますので、自分だけのオリジナルの動画を作ってどんどんアピールしていきましょう。

Facebookの活用方法

次にFacebookですが、Instagramとどう違うの?って思う人もいるかもしれませんが、ヴィジュアルを重視したInstagramがマス媒体で言うところの雑誌とすればFacebookは学級新聞のようなものです。

初めから自分の人脈をフルに使えるため、会社を起業した時には絶対にアカウントを開設すべきです。

設立当初の友達やフォロワーが少なくても会社の商品・サービスのクオリティが高ければいいねなどの機能によってあっという間に拡散し、結果を得ることができます。

またFacebookの大きなメリットは画像・動画がフルで載せられること、文字数を気にせず投稿できること、また、リンクにサムネイルをつけることができるのが大きな特徴の一つです。

まず動画はなるべく載せましょう。動画の情報提供力は文字や画像の何十倍のパワーがあります。マス媒体でいえばテレビ。テレビのパワーがどれだけ大きいかは誰もが知るところですし、最近のyoutuberの活躍ぶりを見ればもう説明はいりません。この動画によってユーザーの興味・理解はぐんと上がり、あっというまにファンがふえていくのです。

現在のマーケティングにおいてこの動画の活用は最も重要となっています。また、文字に関してはほぼ制限がないため、動画で紹介した内容を深く掘り下げたりするのに適しています。

 

文字を書くときのポイントですが、

とにかく簡潔に伝えること!

です。

そのためには興味を惹くような『見出し』、そして読む人を飽きさせないための、『項目分け』が重要になっています。

私は個人的にはここは仕事で使う企画書に似ていると思っており、必ず『見出し=結論』『項目=事例・理由』『まとめ』の3つの大項目で記事を作成するように気をつけています。

そうすることによって、不思議と同じ長い文字数でも、興味をもって読むことが出来、頭にも残りやすいのです。是非試してみてください。

Twitterの活用方法

そしてTwitterですが、Twitterの特徴はとにかく文字数が少ない分、速報性に優れるということです。特に飲食店などを経営されている方はInstagramに新メニューの料理画像を上げたら、Twitterでお知らせするといったやり方が一番使いやすいと思います。

また、文字を書く上で注意したいのが、140文字という少ない文字数の中で目に付かせるかということ。

Twitterのタイムラインはとにかく早いため、普通の書き方ではどんどん見過ごされていくだけ。そこで、タイトルには記号や図形を使用し目立たせたり、人が目につきやすいキーワードを入れるなどの工夫をすることで興味を引いてしっかり読ませ、次の行動に移してもらえると思います。(最近では画像も使えるようになったので、こちらも入れると良いかもしれません)

特にTwitterは近年、災害時や通勤・通学時の電車の遅延情報、などで活躍する機会が多くなり、しっかりインフラとして定着した感があります。

また、ウェブマーケティングでも短期的なイベント口コミの集客力には定評がありZOZOTOWNの社長のお年玉キャンペーンなどではその爆発的なパワーが証明されたかと思います。できればこの飛び道具的なツールを使ってInstagram、Facebookと連携させてしっかりと顧客づくりをしていきましょう。

SNSを使った集客事例

最後に事例として私の友人のSNSの活用例を挙げさせていただきます。

バルの集客事例

友人は昨年に脱サラをして、今までやりたかったバルを池袋で始めたいということでウェブマーケティングの仕事をしている私のところに相談にきました。

そこで私はアドバイスとしてとにかく今の内にアカウントを開設し、InstagramやFacebookで開業前からの風景をどんどん上げて、

まずは友人に紹介しなさいというところからアドバイスしました。オープンした時にはTwitterも含めてオープンキャンペーンを展開(ビール、日本酒、焼酎、ワイン何杯でも100円キャンペーン)を展開。もともと料理に自信があった彼はその後、毎日の日替わりメニューをInstagramに上げ、Twitterでできるだけ多くの人に呼び掛けるようにしてさらにファンを増やしていきました。

そしてなんとオープンからわずか半年で、毎日人であふれ返り、入りたくても入れないほどの超人気店となったのです。

私がこの成功の要因を分析するに、たしかに、お酒も料理も安くておいしいのですが、日本有数の繁華街、池袋にはそんなお店はごまんとあります。

それではなぜこの友人のお店は開業して1年で繁盛店になったのでしょう。

それはSNSをしっかり活用しただけでなく、開店してからではなく開店前の苦しく大変な状況からしっかりファンをつくっていったからなのです。

そして日々の忙しい中でもしっかり自分の言葉で日々感じることなどを横着することなく書き綴っていったことで人々に友人の人柄が理解され、その当時から友人を知らなかった人もその人の歴史を知ることでより自分の店として愛着がわいてくるものです。

まとめ

以上、代表的な3つのSNSでの集客のコツと活用方法について触れてきましたが、

気をつけていただきたいのは、ただむやみに写真やコメントをアップしただけではいつまでたってもファンは増えていきません。

見出しやクオリティの高い写真、気の利いたコメントはもちろんですが、何よりも経営者自らの飾らない素の部分や、社会を良くしていきたいという想いなどを伝えていきましょう。

ウェブマーケティングが主流となる中で根本的なるものはデジタルが普及する前と後でも全く変わりません。SNSは商品やサービスを紹介するためのツールというよりはその会社やお店の経営者の想いや生き様などを通じてその人間自身を知ってもらえるツールなのだと思って活用してほしいと思います。


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