あなたは、どんな方をお客様にしたいですか?
A様「この金額で、こんなことをやって欲しい!無駄なことはやりたくない!」
B様「先生のおすすめでお願いします。そのためなら多少高くても構いません」
A様は価格重視、B様は会社や施設の価値を重視しています。
あなたは、どちらのお客様とお付き合いをしていきたいでしょうか?
ここで、良質なお客様を集客するために「してはいけないこと」と「やるべき戦略」をご紹介します。
目次
良いお客様とはどんな人!?集め方とそのコツ
良質なお客様を集客したい!と誰もが思っているのに、実際には「ワガママで理不尽な要求をしてくるお客様がいる」という現実。
- 料金が高いからこないのかな?
- 立地が悪い?
- この土地に住んでる人と合わないのか?
などと、なかなか改善するのが難しいところにまで意識をしてしまい、結果的に、してはいけないことを積極的にやる、残念な会社がたくさんあります。
良質なお客様を獲得しようとしているのに、ついやってしまうけれど、絶対にやってはいけないこと。それは、
- 価格を下げる
- サービスの質を下げて量産しようとする(リピートしない、口コミの評価が下がる)
- 紙媒体に大金を使って広告を出す
この3点です。特に、紙媒体に大金を使ってプロモーションをはかろうとしている方が、まだ多くいて驚きます。
ここは江戸時代ではありませんよ!この不必要な3点をやらずに「やるべき戦略」で、良質なお客様をwebで集めていきましょう。
やるべき戦略・その1:明確化
良質なお客様が定着する会社や施設は、想いやコンセプトが明確化され、スタッフにもお客様にもそれがしっかりと伝え、浸透されています。
漠然とした「売上ナンバー1」「健康第一!」のような理念ではなく、
というような、明確化されたものを具体的に伝えていくことが、非常に重要です。
想いやコンセプトを明確化し、スタッフとも共有できたら、ホームページにしっかり記載していきましょう。スタッフブログなどを用意している施設でしたら、そのブログをフル活用して、どんどんこちらの意気込みを発信していくのです。
副産物として、スタッフが同じように情熱を持って仕事に励める環境も整えることになります。
「私たちは、こんな目的のためにやっている」
「私たちは、こんな方の役に立つんだ」
この想いも、持っているだけでは伝わりません。ネット上に公開し、良質なお客様をweb集客していきましょう。
やるべき戦略・その2:そこにしかない魅力を!
良質なお客様を定着させる方法として、そこにしかない人や魅力やサービスをネット上にも載せ、いつでも誰にでも伝えられるようにしておくことも重要なことです。現代において、都心・地方・地域は関係ありません。どんな地域であっても、集客方法の中で必須のweb戦略です。
web集客をする際に、もっともお勧めしているのは「動画」を使うことです。
昔は、DM・ポスティング・新聞の折り込み広告・地域雑誌・クーポン雑誌・タウン誌・・・など、アナログな戦略が主流でした。
しかし、このアナログ戦略では、人柄や雰囲気、サービスの良さといったものは伝わりにくいのです。一回だけ掲載するための、何十万という料金を出せない会社は、大きくプロモーションをかけることができずに、他会社との違いをデザインに頼りすぎます。そのために、何を伝えたいのかが曖昧になってしまったり、お客様に伝えたい情報が正確に伝わらずにいるケースも少なくありません。
あなたは、
A病院「名も知れない顔も見えない、だけど電信柱や看板に電話番号や住所や素敵なイメージ画像が載っている病院」
B病院「看板広告などはないが、救命病棟密着24時!のような密着ドキュメンタリー番組にでてきた先生がいる病院」
A病院とB病院の、どちらに行きますか?それはもちろんB病院ですね。
密着とまではいかなくても「どんな人が、どんな様子で働いているのか」や「スタッフが生き生きと働いているか」などが、誰にでも見られるインターネット上で公開されているというのは、とても信頼ができます。
紙の媒体では伝わりにくいものこそ、実は消費者に一番伝えたいものではないでしょうか。
動画共有サービス「Youtube」は、1日に10億時間以上が視聴され、日本でも広告活用の事例も増えてきました。動画・YouTubeと聞くと「面白いことをするユーチューバー」が想像されますが、それではありません。
会社や施設が、良質なお客様をweb集客する方法は、
- 現場で働く人にフォーカスし、現場のプロが働いている姿
- スタッフの想いをインタビュー形式
- ここが選ばれている理由5つ
- 会社や施設を利用するお客様の笑顔や、安心した表情
- プロだから持っている豆知識(私の専門知識を教えます。)
- 会社や施設を利用するときの流れ
- スタッフが「ここで働いて嬉しかったこと」
- 製品についての説明(うちの製品は〇〇が優れています。)
これを動画で撮影し、公開する方法です。
YouTubeを利用するときに気をつけると良いポイントが2つあります。
キーワードと地域名を入れる
まず1つ目は、YouTubeのタイトルに「キーワードと地域名」を入れるということです。
例えば「むち打ちなら当院にお任せください」というようなタイトルではなく、検索するときに入力されやすいような「むち打ち・保険適用できる・港区」と入力することをお勧めします。
スタッフ紹介であったとしたら、会社名と地域名を入れましょう。
説明欄にURLなどを入れる
2つ目は、YouTubeの説明欄に
- ホームページURL
- 会社や施設の名前と住所と電話番号
- その他にも見てほしい動画やサイトがある場合はURL
これを載せておくことです。説明欄は、タイトルの下に表示されます。
良質なお客様を集客するために、そこにしかない魅力やサービスをネット上にも載せて、いつでも誰にでも伝えられるようにしておきましょう。YouTubeにアップした動画は、ぜひホームページやブログにも貼り付けして二次利用してくださいね。ネットは24時間365日働いてくれるので、無知な営業マンを1人雇うより、ずっと効率的で効果的です。