世界が変わる、世の中が変わる、常識が変わり、日常の価値観が変われば、ライフスタイルやビジネス、トレンド、マーケティングにも変化が及びます。
そして働き方にも、今大きな変化が訪れようとしています。
というわけで今回は「週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実」について詳しく説明致します。
週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実①【本当の働き方改革のはじまり?】
「週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実」というテーマで1つ目にふれるのは「本当の働き方改革のはじまり?」です。
ここ最近では、世の中の様々なことに対して非常に変化の多い時を迎えています。
特に2020年は新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、これまでに前例のないような出来事ばかりが起こりました。
そんな時代の渦中の中で暮らす私達は、新しい常識をしっかりと受け入れ生きていく必要があるのです。
特に近年の状況の変化として、取り上げられるのが「働き方」です。
コロナ云々を除いたとしても、日本では数年前より「働き方改革」が提唱されてきました。
特に今年については、新型コロナウイルス感染対策として、テレワークなどによる在宅勤務を積極的に導入する企業が増加しました。
特に日本の政治、経済、ビジネスの中心である首都、東京での感染率は依然として高いのです。
多くの人が集う大都市圏での感染は、なかなか食い止められないのが現状なのです。
そうした状況の中、企業はそれぞれ働き方に対する柔軟な姿勢をとる企業が続出しています。
緊急事態宣言中にも早々と、勤務体型を見直した企業もあり、在宅勤務を基本とする企業が現れたのです。
これは、ネット環境の整備やテクノロジーの発達により自宅でも仕事ができるようになったことが影響しています。
このように在宅勤務が主流となるだけでなく、様々なことがオフラインからオンラインへシフトしている現実があります。
在宅勤務の他、近年では、副業を認める企業が増加しています。
以前の価値観と常識であれば、本業に支障をきたす可能性があることから、企業は副業を認めないというのがスタンダードでした。
これは、ある意味、副業は良くないこととする一般的な常識にとらわれていたような側面もあるのが、事実なのではないでしょうか。
本業に支障をきたすという理由も理にはかなっているようですが、実際には支障を来すかどうかは個人の裁量に大きく関わるのが事実なのです。
言ってみれば、できる人はできるわけで、何をやってもそつなくこなし、問題も起こさずマルチに物事に対し対応できるのです。
支障を出す人の割合というのは、いったいどの程度いるのか?という非常に曖昧な一面もあるのです。
週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実②【本当に働き方は変わるのか?】
「週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実」というテーマで2つ目にふれるのは「本当に働き方は変わるのか?」です。
では、現実的に現在、副業をしている方は、どれくらいいるのでしょうか。
確かに以前に比べれば、何かしらの副業を行い稼いでいる人は増加しています。
副業での人材を積極的に求めているのは、地方自治体などであったりします。
副業に対し積極的に取り入れる企業として全日空があります。
全日空は、社員の副業を認める範囲を拡大しています。
副業の形式として、業務委託の他、雇用契約さえも容認するという報道がされており、本業と副業の垣根がほとんどなくなる状態となっています。
こうなると、正社員であることの意味と価値観というのは、非常に大きく変わってくるのではないでしょうか。
現在の雇用形態を見れば、正規雇用が6割、非正規が4割と、その構成比は大きく変わっています。
今後も正規か非正規かの比率はまだまだ変わっていくのではないでしょうか。
それどころか、そのようなボーダーラインそのものが変わる可能性も大きくなるのではないでしょうか。
そうした中、さらに働き方の改革を進めようとする企業が登場し話題となっています。
話題となったのは、日本のメガバンクの1つである「みずほ銀行」の「週休3日制度」です、
日本人は働きすぎだと言われていますが、週のおよそ半分を休暇とする大胆な提案については、世間に対しても非常に大きなインパクトをもたらしたことは間違いありません。
この提案に対し抱く印象は、非常にポジティブに捉えるところが多く柔軟な働き方の具体例として一定の評価を受けています。
副業公認、週休3日制など様々な働き方改革を行う背景としては、経済事情や各企業によって異なるそれぞれの事情が大きく関係していることは、言うまでもありません。
週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実③【働き方の変化の理由】
「週休3日と副業OK!変わる企業とリアルな働き方の真実」というテーマで3つ目にふれるのは「働き方の変化の理由」です。
「働き方改革」が国家主導で掲げられてから数年が経過し、企業や働く人々の考えも少しずつ変化してきました。
それをさらに加速させたのは、新型コロナウイルスの影響であることは間違いありません。
具体的に各企業が働き方改革として行う施策としては、副業や週休3日制、テレワークの推奨などがあり、施策としては、どこも同じようには見えますが、その狙いとしては各企業でそれぞれによって異なるのです。
企業がこのように働き方の柔軟な姿勢を示すようになったのには、主に次の理由があるからです。
- 労働人口の減少
- グローバル社会への対応
- 労働環境のリスク回避
では、それぞれについて具体的に説明していきましょう。
【1.労働人口の減少】
我が国日本が抱える社会的問題としてあるのが少子高齢化です。
これによって、労働人口が減少するのです。物理的に労働人口が落ちれば生産力も低下するわけです。
日本の人口は2010年頃から下降となっています。
そうなると企業としては、労働力の確保を行いたいわけで、人材の奪いあいとなるわけです。
【2. グローバル社会への対応】
2つ目の変化となるのが市場のグローバル化ですを
テクノロジーの進化によって、現在、市場をとりまく環境というのは大きく変わろうとしています、
デジタル化の推進によって、企業にとっては、これまでに以上に早い決断が迫られます。
グローバル社会となったことで、ビジネスで重要視されるのは、より早くより確実なスピーディーな判断力です。
そして、迅速な判断は結果を大きく揺るがします。さらに、ビジネスの高速化はこれまで以上に先行きが見えづらくなります。
人材不足を補うために人工知能(AI)やデジタルトランスフォーメーション(DX)を活用しようとする企業が増加し、少ない労働力を補うための様々な施策がとりおこなわれているのです。
そのような環境の変化もあり、企業と働き手との間の距離感をより近づけ、関係性を強固にしていく必要があるということです。
だからこそ、働く側との柔軟さが必要とされるのです。
終身雇用は既に崩壊しています。このことは、何を意味しているのかと言えば、企業としてはマンパワーは必要とはなりますが、1人1人に対しての十分な保証ができるほど企業に余裕がないということを意味しています。
つまり、一社だけでは従業員を支えることはできないという現実があるのです。
副業が認められているのは、一社で働き手の1人を支えるのではなく複数の企業で支えていこうということなのです。
【3. 労働環境のリスク回避】
最後に労働環境のリスク回避があります。
今回の新型コロナウイルスによる例を見ても、様々な困難が起こる環境の中では、企業は常にリスクを抱えているというわけです。
その他、自然環境や天災などの被害を被ることも想定しなければならないからです。
それらの問題に対しても対応できる体制作りが企業には必要とされています。