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現代に生きる私達、現代人は世の中の変化というのをダイレクトに実感し生きているわけです。

変化の激しい時代において、あらゆる価値観が変わり続ける現代において、各個人が見極めることが大切となっています。

というわけで今回は「コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく」について詳しく説明致します。

コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく①【日常というスタンダードな変化】

「コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく」というテーマで1つ目に取り上げるのは「日常というスタンダードな変化」です。

物事の価値化基準や判断基準というのは、世界的な大きな変化によって、一気に変わるということを今、この時代に生きる私達は実感しているのではないでしょうか。

その要因となったのは、新型コロナ感染の影響でした。

このパンデミックにより世の中の常識は一変し、私達の日常においても多大な影響を及ぼしことは間違いありません。

飲食店には客足が途絶え、仕事は、これまでの出社優先からリモートワークへシフト、学校は原則、一定期間の休みなど、様々な変化を及ぼしたのです。

2023年にたって、やっとコロナ風潮が明けてきたような兆しもありますが、ウイルスそのものの存在がなくなったわけではありません。

とりわけ2023年の夏は、これまでにいほどの異常な暑さに見舞われました。その中でも、この暑い最中、コロナだけでなくインフルエンザも流行したというのが、これまでと大きな違いとなるのでしょうか。

今後の世の中もまた、全く予測のできない状態が続くと考えられます。

そんな中、日常における大きな変化として新型コロナ拡大後の「買い物」そのものの形も大きく変わってきました。

実店舗での買い物にも大きな変化が現れました。

今でこそ、ECサイトが発達し、欲しいものは何でもスマホで簡単に手に入れられる状況となりましたが、それでも食品や日用品という「普段の買い物」というのは必ず必要となるわけです。

買い物というのは、二種類にわかれます。

必要だから買うものと、楽しみとしてする買い物があります。

楽しみとしてする買い物は、ニーズが先にくるわけではなく、買い物に出かけること自体がイベントなのです。

つまり買い物を楽しむということは、無目的でお店に出かけ、店頭で何かいいものがあったら購入するというような買い物です。

家族で出かけることもあれば、友達や恋人と遊びやデートで出かけることもあるでしょう。

そんな買い物は、単なるショッピンクという意味合いだけではなく、食事を楽しんだり、映画を見たり、一日中いてもやることが飽きないような作りとなっており、誰もが楽しめる空間として巨大ショッピンクモールを展開しているのです。

そして、もう一つの買い物として、必要に迫られての買い物があります。

まず、日常で必要となるのは、日々の食料というのは、ある程度確保しておかなければなりません。

単身世帯が増加する中、特に食材のストックは普段からしていないという方でも、食事は毎日とるわけですから、お弁当や総菜を購入するということもあるでしょう。

買い物というのは、そもそも一人で出かけることもあれば、数人で出かけることもあります。

コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく②【買い物における行動変化】

「コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく」というテーマで2つ目に取り上げるのは「買い物における行動変化」です。

この買い物ひとつにしたって、普段の買い物でさえも、コロナの時には、ほとんどの人が、できるだけ一人で出かけるということが多くなったのです。

もちろん、これは感染対策の一環であり、余計なリスクを負いたくないという具体的な防御策ということになります。

またレジ待ちなどでのも他人との間隔を空けることなど、これまでにはなかった様々な常識が生み出されたのです。

また買い物に対するスタンスとして余計な時間を費やさないという方も増加したのです。

長時間にわたる買い物は、他人との接触時間が増加するわけですから、それだけで感染リスクとなりえるのです。

そうではなく、出来るだけ買い物を短時間で効率的に済まそうという考えが増加し計画的に買い物を行う方が増加したのです。

このように、楽しむ買い物というもののニーズが減り、買い物は手早く済ますという、より現実的な考えへとシフトしていったのです。

このように、「買い物」という一つの人間行動のアクションひとつにフォーカスしても、これだけの変化が見られるのですから、日常に与えた影響というのは非常に大きいものだったと考えられるのです。

価値観というのは、いつの時代も外部環境に左右されるものです。時代によって、ニーズが高まるものもあれば、以前に比べて価値が下がるというものも当然あります。

現代においては、多様性が認められる時代となりましたが、かつての昭和の時代には多様性なんてものは、ほぼ皆無だったのです。

結果として、買い物における行動変化は、家族が揃ってスーパーに出向き、その日の食材をみつつ、今日は何にするなど会話しながらする光景を失くしたことになります。

食品や日用品という最低限必要不可欠なものに対しての買い物は、より現実性が増したことになります。

そうなるとニーズに応えるべく企業としても顧客に対してのアプローチ手法というのもまた当然変わってくるわけです。

試食や見本品展示という店頭プロモーションではなく、オンラインでプロモーションが優先されるわけです。

消費者とのリアルな接点というのが、失われていくことになります。

だからこそ、企業と顧客との関係性や繋がりというのが今後、より大切になってくるというわけです。

コロナというのは、私達の価値観を大きく変え、世の中の様々な常識を見直す、良いきっかけとなりました。

世界的な危機意識が、トリガーとなって様々なことを再考させるべく事態となったことは間違いありません。

コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく③【多様化する時代をどう捉えるか】

「コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく」というテーマで3つ目に取り上げるのは「多様化する時代をどう捉えるか」です。

現代をとらえると、とにかくモノに溢れ、様々なサービスが存在しています。

少しの隙間さえあれば、それをニーズととらえ、あらゆることに対して対応するために各企業は新たな企画を立案し、プロジェクト化しビジネスをよりスピーディーにそしてスマートに進めていきます。

時の流れが速くなったのですから、それもそのはず、企業にも他社を意識するあまりに焦るところもあります。

本質的なニーズというのは一体どこにあり、どこに向かっているのか?というのが非常に重要となるわけですが、世の中が複雑になればなるほど、それらほ見極めていくことは実際に難しいとされるのではないでしょうか。

何が大事で、何が大切か。

本質的なニーズに対応してこそ、最終的には世の中に浸透し受けいれられるものと変わっていくのではないでしょうか。

様々なことが多様化する時代と言われている今、その多様化に応えれば、本当にそれが正しいと言えるのでしょうか。

ニーズの本質をとらえた時に、見極めるのは各個人であり、顧客自身なのです。

だからと言って、各個人によって判断というのは変わってくるわけです。

ビジネスをプロジェクトとして進めることにより、新たな商品やサービスというのは生み出されるわけですが、そうしたニーズの追及がはたして、本当に良いことと言えるのでしょうか。

ニッチな分野への進出というのは、まるでパズルの隙間を埋めていくような価値観の網羅に繋がるのではないでしょうか。

そうした取り組みが、やがてはニーズの必然性の再検討に繋がるのではないでしょうか。

モノの価値と捉え方、時代によって本質そのものが変わる今、改めて足元から考え直す必要が現代ビジネスにはあるのではないでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「コロナというトリガーが社会や経済を大きく変えてゆく」というテーマで詳しく解説致しました。

変化の激しい時代と言われている今、現代人は何を求め何を基準として生きているののでしょうか。

価値観の本質というのは各個人によって異なるのは当然です。

趣味・趣向も違えば、価値観や人生観というのは各個人のフィルターによって見える世界が全く異なるわけです。

そのような全てのニーズにとらえようとする現代におけるビジネスの浸透というのは、あらゆるニーズを埋めつくすことへの対応と思われがちですが、
実はニーズの枯渇を企業自らが生み出しているのではないか?というようにも考えられます。

多様化という言葉が、世の中に浸透していますが、ビジネスとしては、はたして多様化ばかりに対応することが正しいことと言えるのでしょうか。

今後もどのように価値観が変わっていくのかは、リアルな時代の変化を見極めていく必要があります。


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