こちらからシェアしてね!

みなさんは、中途採用者や新卒社員をどのように集めていますか?
私たちが力を入れている方法は知人の紹介システムです。これこそが、費用を抑えて最大効果を上げる採用方法です。
それでは紹介していきましょう!

知人の紹介を駆使して広告宣伝費を抑えて優秀な人材を確保する方法

私たちは、かつて大手の新卒採用サイトや転職求人サイトに広告宣伝費をかけて人材の確保に躍起になっていました。

しかし、お金をかけて応募してくれた人材もすぐに辞めてしまったり、即戦力にはならなかったりと優秀な人材を確保する方法としては効果があげられませんでした。

そんなある時、ある正社員が優秀な人材が居るから紹介したいと話を持ち込んできました。基本的に弊社では紹介による採用はおこなっておりませんでしたが1人だけということもあり、面接をおこないました。

すると、即戦力としてすぐに活躍してくれるスキルを持っていると判断ができました。

弊社は教育事業を手がけている会社です。わかりやすく言うと学習塾の人事をおこなっております。

学習塾の場合には、優秀な講師の確保が求められます。これは、どの塾でも同じことですが優秀な人材ほど希望年収が高くなってしまいます。
そのため、新卒採用で見込みのありそうな人を採用し研修にて優秀な講師に育てることが方法として最良だと考えていました。

 

しかし、成長までには当然時間がかかります。

その上、成長過程で体罰や暴言などの大きな問題を起こすことがあります。さらに教育は難しく多忙のため心が折れて辞めてしまう場合もあります。

多くのお金をかけて結果が残らないのでは意味がありません。

そこで、今回の知人の紹介には、これらの問題を解決できる要素が多分に含まれていると考えました。

具体的に知人の紹介をおこなうメリットは以下の点です。

  • 広告宣伝費がかからない
  • 離職率が低い
  • 優秀な人材の可能性が高い

1つずつ詳しくみていきます。

広告宣伝費がかからない

知人の紹介なので、広告宣伝費はかかりません。

多少の見返りとして契約まで至り半年以上勤務してくれた場合には臨時報酬として現金を支給するという方法を実施しました。

結果として紹介することで自分にもメリットがあるので多くの人材が応募をしてくれることになりました。そして、これらの臨時報酬を支払っても今までの広告宣伝費よりも格段に安く抑えることができるようになりました。

今までの方法であれば広告掲載費や大きな就職イベントへの出展、イベントやセミナーの開催など新卒、中途確保のために様々な取り組みを行う必要がありました。

しかし、知人の紹介が軌道にのると、このようなイベントやセミナーを開かなくても私たちの会社を理解して来てくれる人が多いので不必要な経費を抑えることができるようになりました。

離職率が低い

離職率に関しては、上述した勤務日数を超えないと知人にも迷惑がかかってしまうので離職率も大きく抑えることができるようになりました。

臨時収入の部分だけでは無く、友人に紹介してもらったので簡単に辞めるわけにはいかないという思いを持っている人もいると思いますそして、知人がいることで働きやすい環境が整っていることも1つの要因だと思います。

なるべく紹介者と被紹介者はコミュニケーションが取りやすいポジションに配置をすることにしています。

そのため、初めての勤務地で分からないことは直ぐに知人に聞くことができるというメリットを作りました。

メンターとメンティという関係を作り出したのです。

 

もう一つ離職率が低い理由としては仕事をする上でのメリットやデメリットをリアルな体験として既に把握していることです。

新卒入社のOBやOG訪問と同じ効果があります。人事部が用意した社員ではなく、友人や知人の情報なので信憑性も高く、メリットとデメリットをしっかりと理解した上で応募してくれているので、悪い部分がらあったとしても想定内ということで納得して働いてくれるのです。

そうした取り組みの結果、離職率は下がっていきました。

優秀な人材が確保できる

教育業界に勤務する人は教育学科の出身者が多くいます。

そのため、大学時代の友人など共通する、一定基準以上の能力を持った優秀な人材を紹介することができるのです。あるいは、学校の教師や他塾の講師、家庭教師の先生などとのコミュニケーションを取ることも少なくないので、そうした教師同士のネットワークを利用することで優秀な講師の応募が増えました。

すでに経験者であったり大学時代に教育を学んでいるので即戦力として活躍してくれる人材の確保につながっています。

 

経験者の場合には最低限の研修の実施で済むことが少なくないので研修回数を減らし、研修にかかる費用を抑えることができるようになりました。

さらに、付加価値として優秀な講師が入ってくるので既存の社員に危機感が生まれるようになりました。いつ自分が中途採用者に追い抜かれてしまうのか気が気でないのです。そのため、自主的に自己研鑽に励む正社員が多くなりました。

そして、他の教育事業に携わっていた経験者の場合、自社に対して他社の上手くいっていた教育方法の情報が自社に入ってくるようになり新しい革新的な取り組みが自社の中で増える結果となりました。

新卒採用に置いても、同じ教育学科の友人であったり教育実習で知り合うことになった友人に声をかけてくれたり、自分の大学の後輩を紹介してくれたりと優秀な人材を確保しやすくなっています。

このように、知人の紹介を中心に利用することで高い広告宣伝費を抑えて優秀な人材が長く勤めてくれる人事を行うことが出来るように変化が起こりました。

まとめ

優秀な人材を安い費用で採用するためには、知人の紹介を最大限活用しましょう。

現在勤めている社員を、ただの人材として見なすのではなく会社の貴重な財産、人財として活用することで人事の部分でも大きな成果を残すことができます。


こちらからシェアしてね!