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今やネットで何でも買える時代。家や車も買えるなど買えないものはない便利な世の中になりました。
ネットショップを運営する会社も国内にもいくつも存在します。
そんな中で話題ショッピングサイトが「ZOZOTOWN」です。

今回は、そんな「ZOZOTOWN」の経営戦略と「今」に迫ってみたいと思います。

そもそも「ZOZOTOWN」とは?


インターネットファッションブランドとしてその存在感を高めているのが「ZOZOTOWN」です。いつでもどこでも、どんな時でも気にいった服があればスマホからでも簡単に服が買えてしまう便利さとファッション性が受けて一躍有名になりました。

楽天やヤフーショッピング、アマゾンなど大手インターネットショッピングサイトやその他数多くのサイトが存在します。ファッション関係に限っても様々なネットショップがありますが、なぜ「ZOZOTOWN」がここまで大きくなったのでしょう?

他とは違うサービスとはいったい何なのでしょうか?

そもそも「ZOZOTOWN」とは、どんなサービスを提供する企業なのかといえば、いわゆる「アパレルショップのオンラインモール」です。

ネット上のセレクトシヨップとして様々なファッションブランドを取り扱っています。若者が好むファッショナブルな有名ブランド、ユナイテッド・アローズやBEAMSなど数々のブランドを購入できるサイトです。レディースやメンズ、キッズなど年代、性別問わず様々なファッショングッズやアイテムが手に入ります。

例えば、欲しい服があった時、わざわざ実店舗に足を運んだとしても自分のイメージ通りの服があるとは限りません。実店舗にはそれぞれ取り扱うカラーがあり、コンセプトに基づいた店作りをしているからです。その為、服の在庫も限られています。

わざわざお店に足を運んでも、選ぶお店を間違えれば、自分好みの服は見つからない可能性があります。しかしネット上のショップであれば、在庫についてかなり多くの種類を抱えることができます。

ファッションブランドとして、服の種類や多様さが評価されているという基本的なことが「ZOZO」の強みなのです。

「ZOZOTOWN」の経営戦略とは?

「ZOZOTOWN」を日常的に利用しているというユーザーも数多く存在しますが、なぜユーザーは繰り返し利用するのでしょうか?

それはサイトそのものが使いやすいからです。

サイトデザインがとにかくシンプルで欲しい服が見つけやすいし見やすいということがあります。そして検索もしやすいということも魅力のひとつのようです。

多種多様な服の中から、欲しい服が簡単に見つかるのは利用者にとっては、重要なこととなります。そもそもネットユーザーにとって大事なのは使いやすいことなんです。

更に広告バナーなども出てこないということがポイントとなっています。

つまり「ZOZOTOWN」は取り扱い商品の良さと、使い勝手を考えた運営スタイルをとっていることが評価されていることになります。

また欲しい服を探し買い物をするというだけでなく、単純にファッションカタログとして「ZOZOTOWN」を利用している方もいらっしゃるんです。

「ZOZOTOWN」の今。「ZOZOTOWN」は失速したのか?


CM広告などのブランド戦略の展開、そして社長自らがメディアの前面に立ち広告塔としての役割も果たし「ZOZOTOWN」の知名度をあげていき、その勢力を拡大していった「ZOZOTOWN」。

これまで順調に売り上げを伸ばしていたかにみられていた「ZOZOTOWN」が、失速しているようなんです。

「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは今年1月、2019年3月期の連結純利益が前年比12%減となることを発表しています。
従来予想の純利益280億円から178億円への大幅下方修正という内容です。なんと100億円もの減益ということですから、これは「失速」と捉えられても仕方がないでしょう。

この発表によって「ZOZOTOWN」は、上場以来の初の減益決算となる見込みなのです。

ここまで順調だった「ZOZOTOWN」が失速した理由とはいったい何だったのでしょうか?
その理由とは、新たな経営戦略として行ったプライベートブランド「ZOZOSUIT」が予想に反しての効果が得られなかったことと、さらにその他にも様々なチャレンジをしたものの大きな効果を生み出すことが出来なかったことと発表しています。

企業なはライフサイクルというものがあり、「ZOZOTOWN」は現在、成長期にあります。ここで更に勢力を拡大するか失速するかは、今後にかかっています。

企業経営というのは、順風満帆に進むわけではなく、上手くいかない場合もあり、停滞期もある中で成長していくものです。
「ZOZOTOWN」の場合は、更なる成長戦略として行ったことが予想に反して結果を出せなかったことを全面的に認めているわけです。

つまりプライベートブランドが失敗したわけです。

そして、もう一つの「ZOZOTOWN」の懸念点が前澤社長のマネージメント方針。タレントとの熱愛報道やツィッターでの情報発信が危なげなことが一つの理由です。前澤社長のコメントひとつで株価に影響することもあるなど、ワンマン体制とも言える社長の行動にも関係しています。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「ZOZOTOWN」の経営戦略と現在についてまとめてみました。サービスそのものは多くの人から評価されているものの、今後の企業戦略が非常に重要になるでしょう。

メディアに前面に出るカリスマ社長は、今後どのような事業展開をするのか楽しみです。


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