2020年を機としてはじまったコロナ禍は、世界中を取り巻き、あらゆることを変えていくきっかけとなりました。
世の中の常識が変わる中、現代ビジネスにおける働き方の本質とは、いったい何なのでしょうか?
というわけで今回は「現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?」について詳しく説明致します。
現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?①【リモートワークの向き合い方と本質】
「現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?」というテーマで1つ目に取り上げるのは「リモートワークの向き合い方と本質」です。
世界中を巻き込んだ新型コロナウイルス。
これまでも人類は、ウイルスとの闘いの歴史というものが繰り返されてきたわけですが、近年におけるパンデミックとして、今を生きる私達にダイレクトに影響を受けたことは、紛れもない事実となります。
そんなコロナ禍時代も以前として完全なる終息の見込みは、たっていませんが、はたして第何波まできたら、落ち着くのでしょうか。
そうして時間だけが経過していきますが、そのような変化の渦中において、ウィズコロナという観点から日常においても新習慣が定着してきました。
その中で新たな習慣となりえたのは、「リモートワーク」です。
コロナ以前からも働き方改革という具体的な提示が、されてはきましたが、基本的に出勤というスタイルがスタンダードとしてあった日本社会を大きく変えるきっかけになったのは、間違いなくコロナであるのです。
日本人は勤勉であり、労働に対しては真摯に向き合っている方が、ほとんどと言えます。
実際、日本人には真面目な方が多いのです。それは、日本の教育カリュキュラムの結果とも言えるのです。
時に、混沌とした世の中ではありますが、現実的には自由主義の社会というのは、競争なのです。
強いものが勝ち、弱いものは、それに従うというのが実際のところの社会の縮図となっているのです。
世の中というのは、決して勝ち負けだけではありません。個人によって捉え方は様々ですが、数値として現す場合には、経済的観点から見ると、差が明確に出るわけです。
つまり、儲ける人もいれば、そうでもない人もいて、お金持ちがいれば、貧乏人もいるというわけです。
世の中というのは、両者が存在し、はじめて成り立っているのです。
様々な人と社会、組織が、あるからこそ世の中は回っており、政治、経済、教育、生活があるのです。
働き方について言えば、出勤せずに自宅でも仕事ができるという認識は強まり、より自由で柔軟な働き方が認知されてきました。
現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?②【企業によってのスタンスの違い】
「現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?」というテーマで2つ目に取り上げるのは「企業によってのスタンスの違い」です。
そのような変化の激しい時代において、先ごろ大手自動車メーカーであるホンダがリモートワークを廃止したということで、何かと話題になっているのです。
2022年7月の段階でなのです。
この時、またコロナは終息しておらず、第7波が到来と言われている時期なのです。
にも関わらず早々とリモートワーク撤廃というのは、リスクを考慮した上でも、はたして正しい判断と言えるのでしょうか。
リモートワークという働き方自体が時代のニーズにあっており新たしい働き方かどうかというのは、そもそもおいて、本質的な問題というのは、また別のところにあるとは考えられます。
確かにリモートワークは、昔では不可能でした。現在では、インターネットというネットワーク環境が整ったからこそ、相手とのコミュニケーションがとれてしまうわけです。
それ以前であれば、電話はありましたが、ファイル共有やオンラインミーティングなどは、物理的できなかったわけですから、仕事上でのコミュニケーションをとるには、集うしかなかったのです。
そのため、オフィスというのは必ず必要となったのですが、それこそメタバースが今後、発展するともなれば、舞台はリアルからバーチャルな世界に徐々にシフトしていくことが予測できます。
潮流という意味でも、ホンダがリモートワークをあえて「廃止」したのは、ホンダという企業のイメージとのギャップというのも実際、感じられたからなのではないでしょうか。
ホンダのイメージとしては、枠にとらわれないイメージが強かったのですが、働き方に関しては、その逆をいくようにも受け取れるのです。
リモートワークという働き方にかんしても、試行錯誤し、さらなる改善を加え、ホンダらしい働き方を提示していくのが、開発メーカーとしてのホンダらしさと感じるのです。
とは、言うものの、これは、あくまで客観的にただ見ている側からの視点であって、実際のホンダという会社は、全く違っているのかもしれませんが、、、。
では、なぜ、ホンダがリモートワークをあえて廃止としたのか?
報道によれば、ホンダの三部敏宏社長が現場に出向いたところ、出社メンバーが少なかったことから、リモートワーク主体の仕事を止め、原則的に出社することにしたということが報じられています。
このような大企業が、社長の一存で、働き方が変わってしまうのか?と疑問を感じた方も数多くいらっしゃるかと思います。
ホンダという会社のある意味「小ささ」を感じてしまったようなところも非常に大きいのではないでしょうか。
働き方が一変すると、捉えることもありますが、コロナ以前の通常出勤に戻るのは、普通にとらえれば、元に戻るだけなので、おかしいとも捉えられないということもあります。
しかし、時間というのは、進んでおり、過去には戻れないわけです。時代は確実に変化しているのです。
このような時代の変化に対応していくこともまた、企業としては、大きな役目だとは考えられるのです。
コロナ禍という影響は、確実にあるものの、世の中の働き方としては、リモートワークが活用されはじめていることは、間違いないのです。
つまり、本質的なところで言えばコロナ云々ではないということなのです。
コロナは、単に新たなスタンスへとシフトするためのきっかけだったのかもしれません。
リモートワークそのものに対する捉え方というのは、様々あり、万丈一致ということは、ありえませんし、それぞれ捉え方は違ってよいのです。
働き方として、是非はあるものの、それを前向きにとらえ、さらに改善していくほうが、よりよい仕事環境を作れるのではないでしょうか。
新しい働き方を求めることこそ、大企業がリードしていくべきではありますし、世界をリードするホンダなら、なおさらと言えるのではないでしょうか。
現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?③【働くことの真意とは】
「現代ビジネス考察論。働き方の本質とは、はたして何なのか?」というテーマで3つ目に取り上げるのは「働くことの真意とは」です。
世の中の動きとしては、リモートワークは確実に浸透していることは間違いありません。
本格的な働き方改革という意味でも、さらなる変革は進んでいるのです。
実際にコロナ禍になって、多くの企業がリモートワークに切り替えました。
それは、コロナは危ないという認識が当初、根強くあったからです。つまり、命の危険というリスクがあったからこそなのです。
実際にリモートワークを実践してみて感じたことは、「仕事ができる」ということなのですを
リモートワークは「慣れ」の問題ではありますが、仕事としては、しっかりと行うことは可能なのです。
特にIT系の仕事では、リモートワークに切り替えたことによる支障は、ほぼなく業務を行うことはできるのです。
リモートワークには、リモートワークだからこその良さというのがあるのです。
まず、大きな違いとなるのが通勤がないということです。
通勤がないからこそ、通勤時間という無駄な時間を省くことができ、変わりに時間を有効活用できます。
通勤エネルギーの削減により集中力アップし、仕事の効率アップへと繋がります。
さらに時間調整がしやすくなり、生活における様々な面でのコントロールが可能となります。
自分自身の時間コントロールがしやすいということは、働く側にとっては、非常に都合がよく限られた人生という時間をより有効活用してくるのです。