企業を成長させる戦略には、様々な方法があります。情報社会の現代ではwebの活用は有効です。そして企業の価値を高める手段としてM&Aがあり、これによりその勢力を拡大しているのが、Yahoo(ヤフー)です。
というわけで今回は「M&Aでさらに拡大!Yahoo(ヤフー)のwebマーケティング戦略とは」について詳しく説明致します。
M&Aでさらに拡大!Yahoo(ヤフー)のwebマーケティング戦略とは①【webと言えばYahoo(ヤフー)。その強さとは】
「M&Aでさらに拡大!Yahoo(ヤフー)のwebマーケティング戦略とは」というテーマで、1つ目にふれるのは「webと言えばYahoo(ヤフー)。その強さとは」についてです。
日本国内で「Yahoo(ヤフー)」と言えば、皆さんすっからはお馴染みのメジャーな企業に成長しました。誰でも知っているような知名度の高い企業となりましが、「Yahoo(ヤフー)」が、ここまでその勢力を拡大したのは、「M&A」による経営戦略が1つの要因でもあります。
「M&A」は、企業の買収・合併のことです。既に完成されているビジネスモデルを企業まるごと買いとって吸収していくことです。
Yahoo(ヤフー)と言えば、「web」とすぐに連想できるように、検索エンジンの中でも、最大手のGoogleを抑え日本国内ではナンバーワンのシェアを誇るのが「Yahoo(ヤフー)」という超メジャー企業なのです。
ブランド力と抜群の知名度から莫大や資金を元手に積極的にM&Aを行うなど、攻撃的な経営方針とマーケティング戦略で次々と事業を拡大しています。
Yahoo(ヤフー)は、単なる「web」事業のみではなく、金融や物販などにも多方面に事業を拡大しています。
そもそもYahoo(ヤフー)のメイン事業となるのが「Yahoo!JAPAN」の運営です。
このYahoo(ヤフー)ですが、ソフトバンクグループの連結子会社として1996年1月にアメリカのヤフーとソフトバンクの合弁で設立されたのです。
現在まで拡大を続け売上高としては、およそ6500億円にも上り、19期連続で増収増益を実現している優良企業なのです。
そんなYahoo(ヤフー)が手広く展開している事業は、次の通りです。
- マーケティングソリューション事業
- コンシューマ事業
- その他
売上の内訳としては、マーケティングソリューション事業が42%、コンシューマ事業で50%ということで、いかにwebマーケティングが強い企業かということが、おわかり頂けるでしょう。
マーケティングソリューション事業の主な業務としては、検索連動型広告、ディスプレイ広告などの広告関連サービスなどが中心となっています。
コンシューマ事業部とは、Yahoo(ヤフー)の数々の情報提供サービスです。まさにwebマーケティングと言える便利なサービスばかりで、利用者も大変多いです。
代表的なサービスをまとめてみました。
- ヤフオク!
- Yahoo!ショッピング
- Yahoo!プレミアム
- Yahoo!BB
- Yahoo!不動など、皆さんもよくご存知のwebサイトばかりではないでしょうか。
M&Aでさらに拡大!Yahoo(ヤフー)のwebマーケティング戦略とは②【M&Aによる成長戦略】
「M&Aでさらに拡大!Yahoo(ヤフー)のwebマーケティング戦略とは」というテーマで、2つ目にふれるのは「M&Aによる成長戦略」についてです。
Yahoo(ヤフー)の規模をここまで大きくした要因とは、「M&A」です。
これまで数多くの「M&A」を行ってきました。
2019年にも「zozotown」や「LINE」などの超有名企業を「M&A」しました。
その他近年では、オフィス用品通販のアスクルや宿泊予約サイトの一休までグループ傘下に収めるなど次々と大型買収を繰り返してきました。
これだけの買収を行うのですから、いかに資金が潤沢であるかが予想できます。
そしてYahoo(ヤフー)の「M&A」の特徴と言えば既存事業との連携が可能だということです。
ネット関連やwebマーケティング戦略をベースとするYahoo(ヤフー)では、あらゆる業種との連携が自在にできるということが最大のストロングポイントとなります。
さらにYahoo(ヤフー)が「M&A」を行うのは、何もメジャーな大企業だけではなく、スタートアップ企業や小規模な企業でもターゲットとして捉えていることです。
Yahoo(ヤフー)の「M&A」の狙いとは、豊富な資金を投入し連携することでシナジー効果を生み出す企業をチョイスしているのです。
これまでの具体的なシナジー効果を生み出しだ事例としては2002年のスポーツナビ、2009年のGyaOなどがあります。
スポーツナビは、業界トップのスポーツ専門情報サイトでした。GyaOについては、名称もそのまま現在も存在しています。
元々Yahoo(ヤフー)が運営していたヤフー動画とGyaOを統合させたのです。これにより日本最大級のオフィシャル映像配信プラットフォームを形成したのです。
このようにシナジー効果を生み出す「M&A」は、Yahoo(ヤフー)の強さをさらに増幅させていきます。
ビックデータが蔓延する現代においてのYahoo(ヤフー)のマーケティング戦略は、webを中心とし、今後も新たな分野との連携を深めていくことでしょう。