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集客の仕方によって、企業が得られる売り上げは変わってきます。さらに、集客のためにできるだけ手間をかけることなく処理するツールが企業では求められます。それにおすすめの方法がステップメールです。ステップメールを使った集客をご紹介します。

ステップメールで集客アップ!最適化する方法

企業にとって最も難しい集客ですが、ステップメールによるマーケティングが話題となっています。

メールを利用して集客する「ステップメール」があります。ステップメールは、その名前の通り、普段みんなが使うメールシステムを利用したマーケティング方法です。
そのため、効率よく集客ができる点が魅力的なマーケティングの手段です。

ステップメールの仕組み

ステップメールの仕組みは、特定の動作を行ったお客様に対してメールが一定期間順番に届けられるようになっており、お客様との良好な関係を築きながら、集客もできるというシステムです。

ステップメールのメールは、事前にステップごとに用意しておくため、その都度作成する必要はありません。

重要となるのは、事前に用意しておくメールの届くタイミングごとに、より効果の高い内容のメールを作成することです。

 

ステップメールが配信スタートされる特定の動作には、無料の会員登録や資料をダウンロードするなどがあります。これらのアクションを起こしたユーザーに、定期的にメールが配信されるのです。

メールマガジンとステップメールの大きな違いはその目的です。

メールマガジンは、そのサイトの新着情報や最新情報をメールで配信するというシステムです。しかし、ステップメールは、自由にステップごとのメールを作成することができること、メールマガジンと異なり特にお客様側でメール配信を停止する操作が行われにくい点ではないでしょうか。

 

ネットショッピングでも、アイテムを購入してからスタートして数日後、10日後などの段階ごとにメールを送ることもあります。うまく設定することでリピーターや見込み客が作られるため、非常におすすめのマーケティング方法です。

ステップメールの作り方

ステップメールの作り方は、基本的には以下の手順で行っていきます。まずは、事前の設定として目的と内容を明確にする必要があります。
ここをちゃんとやっておかないと、ユーザーの集客効果がなくなってしまいます。

事前の準備

  1. ステップメールによって、ユーザーがたどり着くべきゴールを明確にする(目的の明確化)
  2. ターゲットとなるユーザーを明確にする
  3. ステップメールのゴールまでのシナリオを考える

ステップメールを実際に作る

  1. ステップメールを作成する
  2. ステップメールの配信の設定をする

それぞれの工程をさらに詳しく見ていきましょう。お客様の行動に合わせて、適切なタイミングで、適切な内容のメールを段階的に送ることが必要なのです。

お客様と関係を作り、信頼を得てリピーターになってもらうためには、以下のようなタイミングのステップメールが必要です。

  • お客様がアクションを起こした直後(ネットショッピングなら新規購入のお礼メールです)
  • お客様に商品や資料が到着したタイミング(レビュー依頼など)
  • その後2週間程度したタイミング(新しいおすすめの情報を送信)
  • さらに1ヶ月程度したタイミング(さらにおすすめの情報を定期的に‥)

最低でも4つのステップメールが必要と言えます。

ステップメールは、1人のお客様に対して複数のメールが送信されます。そのためセキュリティ設定によってはスパムメールと勘違いされてしまう可能性があるため、注意が必要です。メールを拒否されないように、ステップメール作成のポイントをご紹介します。

 

ステップメールのポイント

ステップメールの効果を得るためには、1通目ではお礼のメールにするのを心がけましょう。

  • 営業の話はまだがっつりとはじめないこと
  • 礼儀をきちんとしたメールにすること
  • そして、すべてのメールが営業に関連する内容ではないこと

を守りましょう。

たとえば、全部で10通ほどのステップメールが送られるとしたら、その中の3通くらいを営業メールにするのが良いタイミングです。

タイミング的には、5通目、7通目、9通目と続けて送らないことがポイントです。

ここで先ほどのステップメールの作り方にある「ステップメールによって、ユーザーがたどり着くべきゴールを明確にする」について詳しく見てみましょう。

ステップメールには、相手が必ずいます。その相手のユーザーに、何をしてもらいたいのか目的を考えます。それが、営業であれば販売したい商品を決めるのがいいでしょう。

次に、目的が決まったら、その目的に達成するために必要なシナリオを考えます。

ターゲットのユーザーはサイトに来て、資料のダウンロードなど何かアクションを起こしていますよね。そのアクションを起こしたという事は、そのユーザーの目的が、それだということです。

お客様がどうしてそのアクションを起こしたのか、そのきっかけや知りたい情報を探ることが重要です。

 

実際にメールを作成する際には、漫画や小説を書くのと同じで、まずはいきなり本文ではなくプロットを作りましょう。

すべてで何回送るのか、どのメールでどの内容を入れるのか、というようなステップを考えます。お客様とまずは信頼関係を作ることを考えて、メールの文章も考えていきましょう。

軽すぎてもだめですが、あまりに硬すぎても、よんでくれません。ほどよくリラックスした文章で、失礼のないように文章を作っていってください。

 

メールが出来てしまえばあとは送るタイミングを設定するだけです。メール配信システムを使うと便利です。メール1通1通が送られる間隔を、かなり細かく時間設定していきましょう。

メールに対する反応があれば、それもデータを取っておくといいでしょう。今後さらにステップメールを改善する際に役立ちます。

ステップメールの具体的事例

ステップメールの具体的な事例として、いくつかご紹介します。

  • クーポンを使って美容室を利用したお客様Bさんに対してA美容室からのフォローアップ
    (例としては、以下のようなタイミングで送るのが最適でしょう。)
  • クーポンサイトから美容室を予約する→1回目のメールを配信
  • 実際に利用した当日お礼のメール→2回目のメールを配信
  • 利用から1週間後くらいで状況確認のメール→3回目のメールを配信
  • 1カ月後くらいで新しいお得な情報を送信する→4回目のメールを配信
    (このようなタイミングでお送りすることで、2度目の利用を促進することができます。)

通信販売サイトや、引っ越し業者など、様々な業種で利用することができるので、ぜひステップメールを利用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

ステップメールを利用したマーケティングは、多くの企業で利用している方法です。そのため、専門の作成業者などもあります。

もし自分たちで作るのが難しいという場合には、そのようなプロに任せてしまうのも一つの方法です。

しかし、その際は勝手に作られることがないようにしっかりと打ち合わせを行いましょう。第一に考えるのはお客様を不快にさせないことです。


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