2020年、突如として起こった世界的パンデミックにより、私達の日常は大きく変わりました。
オンライン化が加速し、世の中がデジタルシフトに傾く今、ウェビナーを使い、マーケティングを行う企業が増加しています。
というわけで今回は「ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方」について詳しく説明致します。
ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方①【ウェビナーマーケティングとは】
「ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方」というテーマで1つ目に取り上げるのは「ウェビナーマーケティングとは」です。
今、世の中は激変している渦中の中にいます。
新型コロナウイルスという世界的な不測の事態により、これまでの常識を再考させるようになりました。
これを機会に一気に世の中は、デジタルシフトへ突き進んでいくことになるのです。
そんな時代の狭間の中で登場したのが「ウェビナー」です。最近では、ネット上でも、このウェビナーという言葉もよく見かけられるようになったのではないでしょうか。
まずは、この「ウェビナー」という言葉の意味から説明していきましょう。
ウェビナーとは
『ウェブ(Web)+セミナー(Seminar)を組み合わせた造語』となります。
スペルは、「Webinar」となります。
これまでオフラインで行われていたセミナー(講演会)をオンライン上で開催するものです。
またの呼び名を「オンラインセミナー」と呼ばれることもあります。
ネットならではの特徴から、国内のみならず全世界を対象とすることで、幅広いターゲットに対しアプローチすることができます。
情報拡散、集客効果、コスト削減、業務効率化など非常に多くのメリットがあり、現在では多くの企業が導入しています。
そんな現代の情報伝達媒体として、そしてマーケティング施策、集客手段として各企業が注目しているウェビナーですが、配信形式とは、主に2つがあります。
リアルタイム配信と録画配信となります。
リアルタタイム配信は事前にウェビナーの開催日時、時刻を告知しておき、指定の時間にライブ配信を行います。
ライブ配信ですので、リアルタイムで参加者との双方向で行うことができます。
チャット機能などを駆使することによってコミュニケーションが可能となるのです。
録画配信はあらかじめ、ウェビナー用のコンテンツを作成しておき、Web上にアップロードすることによって配信します。
この2つの配信方式で、最も違うのは、コミュニケーションができるかどうかということです。
ライブ配信は、双方向で行うことができるのに対し、録画配信は、一方通行でしか行うことはできません。
しかし、どちらの配信方式でもそれぞれにメリットはありますし、初回のウェビナーがライブ配信だったとしても、配信をアーカイブデータとして保存すれば、その後も何度でも、繰り返し再生ができ、録画配信としてweb上にコンテンツとして残すということが、できるようになるということになります。
ウェビナーは、このように一度作ったウェビナーコンテンツを何度でも利用できる点や、人件費などのコストの削減、新規顧客開拓の機会増など、運用においても様々なメリットがあるのです。
そんな「ウェビナー」をフルに活用するのが「ウェビナーマーケティング」と言うわけです。
ウェビナーマーケティングとは、ウェビナーを活用し幅広いユーザーへとアプローチしていくことで、ビジネスを進めていくのです。
ウェビナーマーケティングの最終的な目的というのは、ウェビナー参加者に対し商品やサービスを購入してもらうことです。
つまりマーケティング施策となるのですが、実際に顧客として商品やサービスを購入してもらう前に、参加者に対し興味を持ってもらうことが大切となるのです。
ウェビナーマーケティングでは、主催者(開催者)は参加者に、商品やサービスのアピールをし、参加者を見込み客として購買意欲を高めていく必要があるのです。
ウェビナーマーケティングを実施する際に必要となるのは、ウェビナー配信ツールとなります。
ウェビナー開催における必要な機能として下記のようなものが使えます。
- 申込みフォーム
- Webinar招待メール
- 参加用URLメール
- フォローアップメール
- 参加の承認
また、ウェビナーツールは、マーケティングオートメーションツールとの連携も可能となり、次のような作業を効率的に行うことが可能となります。
- ターゲットへのメール配信
- 顧客リストの作成
- アンケートの実施と回収
- ユーザー分析
ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方②【ウェビナーマーケティングのメリット】
「ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方」というテーマで2つ目に取り上げるのは「ウェビナーマーケティングのメリット」です。
これまでにもウェビナーマーケティングを実施することにより得られるメリットを解説してきましたが、さらに一歩深く掘り下げてウェビナーマーケティングのメリットをふれていきましょう。
まずは、やはりウェビナーは、オフラインのセミナーに比べリアルな集会ではないため、会場が必要ありません。
会場集客ではないため、コスト面で言えば、従来のセミナーと比べても格段に低く抑えらるのです。
コストだけでなく、手間や負担も減ります。その分、内容面を集中して検討することができるのです。
コストを減らせるということは、より多くの参加者を募ることができるのです。
オフラインセミナーの場合、会場費がかかるため、セミナーによっては、有料のセミナーもあります。
有料の場合、プレミアム感を出すことは、できますが、参加者は、どうしても限られることになります。
そういう点でもセミナーは、集客に効果的というわけではないのです。
その点、ウェビナーは、開催するのはweb上のため、会場を必要としないことから、収容人数という物理制限から解き放タレることになります。
やはり、ここがウェビナーの最大の魅力と言えるのです。
「会場集客型」という観念が前提である、従来のセミナーを開催するには、何かと下準備が大変でした。
会場の使用料金にはじまり、交通費、資料の作成費、必要機材他、備品の準備など様々な諸費用、さらに運営スタッフの人件費などが必要でした。
それを考えれば、ウェビナーは自宅やオフィスの一室でも配信可能で、やろうと思えば開催者たった一人でも、ウェビナーを開催することができるのです。
つまり、ウェビナーは場所という物理的制限に左右されず、配信環境さえ整えれば、開催できてしまうところが、これまでのセミナーと全く違ってくるところになるのです。
参加者としても、交通費をかけて、わざわざ現地まで足を運ぶ必要もなく、クリック1つで気軽に参加できるということが、興味への関心を少しでも高める要因となるのです。
開催側とすれば、見込み客の可能性を高めることになり、集客の向上が期待できるというものです。
ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方③【成功させるために】
「ウェビナーマーケティングとは何か?成功に導く方法と考え方」というテーマで3つ目に取り上げるのは「成功させるために」です。
ウェビナーを確実に成功させるための手法について説明します。
ウェビナーを成功させるには、やはり準備段階が大切となります。
まず、配信の準備をしっかりと行うことが大切となります。
ウェビナーを開催するから、配信準備はしっかりと行うことが基本となります。
まず、考えるのは、ウェビナーの構成です。視聴者が見ていて飽きてしまうような単調な構成にはしないようにしましょう。
特に録画配信は、コンテンツそのもののをよく検討する必要かあります。
録画配信は、事前にコンテンツを作成しておくので、コンテンツのクオリティを高めようと思えば、できるのです。
コンテンツが単調になりがちになってしまうことのないように気をつけたいところです。
ライブ配信と違い、リアルタイムな配信ではないため、質疑応答などができません。
そのため、参加者のキャッチアップフォローができないため、より詳細な情報をわかりやすくコンテンツに盛り込むことが大切になります。
録画配信ならではの、コンテンツの編集の仕方に工夫が必要なのです。
またそれと同じく最低限必要なのは、安定した配信環境です。
視聴者の退出を防ぐためには、安定して見られることが必然となってきます。