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今や、一大イベントとなった「コミケ」。回を増すごとにその規模は、大きくなりその規模は、留まることを知りません。

日本発の文化として発展を続ける「コミケ」の魅力とは、いったい何なのでしょうか?

今回は、そんな「コミケ」について考察してみます。

そもそも「コミケ」とは、なんぞや?


夏と冬になると毎年やってくるのが「コミケ」。皆さん「コミケ」のことはご存知ですか?

非常に大規模なイベントとなった「コミケ」は、メディアでも扱われ、ネットでも話題となっているので、知名度的には高く、知っている方も多い有名なイベントとして存在感を際立たせています。

通称「コミケ」と言われているこのイベントの正式名称は「コミックマーケット」と言い、マンガ・アニメ・ゲームなどの同人即売会のことです。

その規模は日本最大級。国内だけでなく、世界からも注目を集めるイベントとして発展しました。

その「コミケ」が開催されるのは、基本的に夏と冬の年2回、毎年東京ビッグサイトにて実施されています。

世界からも注目され、日本最大級であるこのイベントの参加者数は、なんと50万人超という驚くべき数となっています。

これだけ多くの人が集うイベントというのは他にはあまり例がないわけで、いかに人々が興味か強いのかがわかります。

漫画、アニメと言えば、日本の特徴的な文化で、クオリティなどを見ても全世界から評価され、ファンも世界をまたにかけて存在しています。

集客や売上など、マーケティング面から見ても、コミケは大変興味が強いものでもあります。

「コミケ」の歴史


そんな「コミケ」の歴史を振り返れば、初めて開催されたのは、1975年12月21日の事になり、なんと44年もの長い歴史があるのです。

現在でこそ、「東京ビッグサイト」という巨大な施設で行われるのが、当たり前となっていますが、最初は「日本消防会館会議室」で行われていました。

例年通り今年の夏も「コミックマーケット96」として会場は恒例の「東京ビッグサイト」で開催されました。今年に限っては、来年行われる東京オリンピック・パラリンピックの影響で例年とは、違う開催要項で実施されたのです。

このように長い歴史を重ねる「コミケ」は、回を増すごとに注目され、イベントも大規模化していきました。

ここまで大規模となったのは、2013年夏開催の「コミックマーケット84」。この時も東京ビッグサイトを3日間借切り、サークル参加者数 約3万5000スペース、一般参加者数 59万人と「コミケ」人気を決定づける結果を残したのです。

人を惹き付ける「コミケ」の魅力とは?


今では「コミケ」の知名度も上がりコミケ開催中には、テレビ中継されるほどの賑わいを見せています。会場には朝早くから溢れんばかりの多くの人が大行列をなして集まっています。

これほどまでに注目される「コミケ」の魅力とは、いったい何なのでしょうか。

その真相に迫ればマーケティング的にも見えてくるものがあるかもしれません。

世界最大の同人誌即売会としての位置づけにある「コミケ」です。同人誌のイベントとしての「コミケ」は、オンリーワンではなく、ナンバーワンなのです。

日本においては、「SUPER COMIC CITY」という「コミケ」とは、別の同人誌販売会も存在しています。また日本に限らずアメリカにも同じような同人誌販売イベントは存在しますが、やはり「コミケ」がその規模では最大となっています。

現在の「コミケ」は、同人誌販売会という以上に様々な日本のサブカルチャーが集結する「集いの場」そして「表現の場」、「情報発信の場」であり「集会」なのです。

その為、様々なジャンルの愛好家やサークル、最先端のポップカルチャーが集まる場として注目されており、そもそものコンセプトを超越し、イベントとしてのブランドと価値が高まったことにあります。

多くのコスプレイヤーをはじめとした、自己表現の場として、リスペクトするアニメのキャラクターになりきり、「コミケ」という場で自己表現するという新たなポップカルチャーとムーブメントを作り出します。

「コミケ」を中心とした新たな文化は、21世紀を迎えた文化の発展を象徴しています。

そもそも「コミケ」の文化は、オタク文化と表現されているような時代もありました。しかし、現在では、一般の人も普通に受け入れるような大衆的な文化へと時を経た事で消化された結果が現在となります。

「コミケ」は、個人に限らず企業も参加し、イベントを盛り上げています。売上や興行的規模や営業スタイルを考えるとビジネス面から見ても、大変興味深い媒体であることは、間違いありません。

特別な「文化」である「コミケ」には、まだまだ多くの可能性や価値観、それに伴い問題点なども存在しています。

「コミケ」についての問題点や改善点、マーケティング面からの詳細については、【

後編】でふれていきます。

まとめ

いかがたったでしょうか。今回は、『日本発!世界的にも注目の「コミケ」文化とマーケティング戦略【前編】』というテーマで考察してみました。

日本が誇るビッグイベントとなった「コミケ」の存在は、今後も勢いを増していくことでしょう。「コミケ」についての全てを語るには足りず、続きは【
【後編】へと続きます。


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