皆さんは、「キュレーションサイト」をご存じですか?
皆さんがリサーチする上でキーワードというのが一つ重要なキーとなってきますが、そこに大きく関わるのがキュレーションサイトです。
というわけで今回は「10分でわかる!キュレーションサイト」について詳しく説明致します。
10分でわかる!キュレーションサイト①【キュレーションサイトとは】
「10分でわかる!キュレーションサイト」というテーマで1つ目に取り上げるのは「キュレーションサイトとは」です。
現代人は、とにかく情報に飢えています。
知るか知らないかということによって、大きな差が生じることとなります。
情報弱者と強者の違いによって様々な違いが生み出されるわけです。ビジネスにおいても情報というのは非常に大きな価値あるものとして扱われていくのです。
Web上での検索行為というのは、私達現代人にとって極々自然なことととして既に日常の中に定着しています。
検索力が問われる時代となっており、何かを調べる際には特定のキーワードで検索することによって、簡単に情報を得られる、そんな便利な時代となったのです。
表示される情報として、情報のまとめサイトのようなコンテンツがヒットするケースが多く見られるかと思います。
例えば、Yahoo!ニュースやNAVERまとめなどのサイトです。
これらのサイトはユーザーが読みたいときに、いつでも読めるというのが特徴です。
このような情報まとめサイトには膨大な情報が存在していると一見、見られがちですが実際には、Web上のコンテンツをカテゴリやテーマに分類し、読みやすく編集していねサービスを展開しているサイトなのです。
このようなサイトを「キュレーションサイト」と言います。
キュレーションサイトはコンテンツが良くまとめられており、自動で収集、編集されるというのが特徴です。
扱うカテゴリやテーマとしては、実に様々なジャンルが存在しています。
キュレーションサイトの運営面からみていけば、その存在価値や抱える課題というのがよくわかります。
そもそも「キュレーション」の意味自体は、「curator(キュレーター)」からきていると言われています。
キュレーターとは、美術館や博物館の学芸員を意味します。
これをIT用語では特定のテーマに絞った情報を整理し公開するということを意味します。
情報を収集し整理し公開する形となったものがキュレーションサイトであり、俗にいうまとめサイトと呼ばれるものが、それにあたります。
ユーザーとしてみれば、カテゴリやテーマで分類されたキュレーションサイトを上手く活用することによって、Web上に存在する膨大な量の情報料から自分にとって必要な情報を効率よく取得することができるのです。
特に情報化社会の現代においては、いかに短時間で質の高い情報を仕入れられるかというのも非常に大きなポイントとなっています。
情報過多な時代において、キュレーションサイトには役立つサイトも非常に多いのです。
利便性の高いキュレーションサイトですが、その一方で数多くの問題を抱えていることも事実です。
キュレーションサイトの問題点は、実際、表面化しています。
キュレーションサイトによっては、無断転載が行われているケースもあり、このことが直接的な問題となりえるからです。
いくら無形の情報と言えども、情報の権利自体は、しっかり存在しているからです。
著作権侵害にあたるコンテンツもキュレーションサイトの一部には、実際に存在しているのです。
また、誤ったコンテンツを配信しているという事実もあり、信憑性という面でも問題を抱えている場合もあります。
その結果として、コンテンツの掲載中止など、様々な影響を及ぼすケースもあるのです。
キュレーションサイトそのものも、数多く存在していますが、一部のキュレーションサイトの問題が表面化したことで、その他のキュレーションサイトも巻き添えを受け、情報の信頼性ということで疑いを持たれてしまうこともあるのです。
ユーザーに与える悪影響が大きくなるのは、誤情報を掲載しているサイトが検索上位に表示されてしまうことです。
情報そのものが誤っているのですが、検索上位に上がってきてしまうという矛盾がそこに生じてしまうことになるのです。
著作権に関する問題というのは、非常に微妙であり、実際にグレーゾーンに属するものもいくつかあります。
サイトというのは情報の根源でもありますから、根も葉もないような誤情報が多くの人が信じてしまい拡散してしまった場合、それが現実となりあたかも正しい認識となってしまうケースがあるということです。
これがネット上における都市伝説のようなものになってしまうのです。
キュレーションサイトに求められるのは、正確で信頼性の高い運営が必須となるわけです。
10分でわかる!キュレーションサイト②【様々なキュレーションサイト】
「10分でわかる!キュレーションサイト」というテーマで2つ目に取り上げるのは「様々なキュレーションサイト」です。
Web上には様々なキュレーションサイトが存在していますが、実際にどのようなサイトがあるのか一部をご紹介しましょう。
【Newspicks】
Newspicksは、その名の通り様々なニュース情報をまとめたサイトです。
中でも経済、ビジネス、テクノロジーに特化したニュース共有サービスを展開しています。
国内外問わず様々なメディアのニュースを配信しているのみではなく、サイト独自のオリジナルコンテンツも豊富です。
記事の共有や、コメントなどソーシャル機能があるのがポイントです。
そのため記事のコメント欄には、非常に多くのコメントが寄せられ、様々なな意見が飛び交っています。
【U-NOTE】
U-NOTEは、若手ビジネスパーソン向けのキュレーションサイトです。
「仕事を楽しく、毎日をかっこ良く」というコンセプトを掲げている現代的なサイトと言えます。
コンテンツの種類としては、ビジネスノウハウ、書評、ライフスタイルを中心として配信しています。
【グノシー】
グノシーは、ニュースキュレーションサイトです。
web上の様々なニュースを独自のアルゴリズムで収集、解析し配信しています。、
コンテンツ内容としては、エンターテインメント色が強いです。
またスマホ向けのニュース配信アプリも存在しています。
【TRILL】
TRILLは、30代前後の女性をターゲットとした情報をまとめているキュレーションサイトです。
ターゲットとする世代の女性の興味や関心の強い、5つのカテゴリに分類して配信しています。
星占いや種診断機能などのあるスマホアプリも好評です。
【4MEEE】
4MEEEのターゲットとするのは20~30代の女性となります。
トレンドや流行に敏感な女性をターゲットとしファッション、恋愛、グルメ、旅行という女性の購買力を高める多くの情報を提供しています。
オリジナルコンテンツも非常に充実しているのが特徴です。
スマホアプリも存在しますし、「4MEEE Magazine」という雑誌も創刊しており様々な確度からユーザーに積極的にアプローチしています。
また主婦層をターゲットとする「4yuuu!」も運営しています
【食べログまとめ】
グルメサイトの「食べログ」と言えば、非常にメジャーなサイトと言えますが、そんな食べログから新たに登場したまとめサイトが「食べログまとめ」です。
ここでまとめられている情報は、ユーザーが自由なテーマで選んだ店舗リストです。
ユーザーが手軽に発信できるサイトとして利便性が高いです。
食べログの口コミや画像の引用も可能ということもポイントです。
10分でわかる!キュレーションサイト③【キュレーションサイトを駆使し情報を見極める】
「10分でわかる!キュレーションサイト」というテーマで3つ目に取り上げるのは「キュレーションサイトを駆使し情報を見極める」です。
ユーザー視点からすれば、キュレーションメディアは、目的にあったサイトを活用することによって迅速に情報が手に入るというメリットがあります。
その一方で著作権などにひっかかるグレーな情報も含まれており正確さに欠けるという点もデメリットとして意識しなければなりません。
要は何を重視しどう信じるかは個々により違ってきますので、利用者がそれぞれ判断し活用していくこととなります。