働き方のスタイルが多様化している現代ですが、職種としてニーズが高いのが「システムエンジニア」です。
そんなシステムエンジニアはどんな方法で仕事を獲得していねのでしょうか?。
今回は、フリーランスのシステムエンジニアの方の営業方法を例としてまとめてみました。
目次
システムエンジニアはフリーランスの先駆者
非正規雇用が正規雇用の割合を上回るようになった現在の日本社会ですが、このことは働き方の多様化を意味します。
現在の日本では、正規雇用であれば安泰という時代は、既に終わりました。企業に所属していたとしても様々な問題に直面することもあります。
例え正規雇用の正社員だとしても労働環境や雇用条件などが悪く、ブラック体質の企業も実際に存在するくらいなのです。
仕事に対して全てのことを自分自身で決めることができます。逆に言えば決めなければなりません。
フリーランスで働く割合が多い職種としては、システムエンジニアがあげられます。
フリーランスのシステムエンジニアは近年になってから出現したわけではなく、実は数年前からフリーで働く方が存在していました。
IT革命と言われた2000年前後の頃から既に存在していたのです。現在では一般的になっているフリーランスという働き方ですが、他業種に比べ先駆者的にフリーランスの割合が多かったのがシステムエンジニアなのです。
システムエンジニアがフリーランスの割合が多い理由
数10年前から既にフリーランスのシステムエンジニアという方が存在した理由とは、いったいなんでしょうか?
それは存在するだけの存在価値と市場のニーズ、時代背景にありました。
今でこそインターネットやスマートフォンが当たり前の世の中となった現代の情報社会ですが、インターネット環境などのインフラ整備などやデバイス機器の開発などは、長い年月を経て発展してきた上に現在が成り立っています。
そんな時代背景の中、ここ数10年で、いくつもの物やサービスが新たに生まれてきたという背景があります。つまり、時代の発達に沿ってのエンジニアのニーズもあったということです。技術の進歩は常に新しい知識やスキルを必要とします。新しい技術が生まれる度に、その技術を活かせる人間も必要となるわけです。その為、技術と人間自身も同時にアップデートしていく必要があったわけです。
システムエンジニアとして仕事をする為には、かなり多くの知識を必要とします。ハードやソフトウェア、開発環境、ネットワーク、セキュリティ関係、開発ツールやデータベース、フレームワークやプログラミング言語、論理的思考回路などの実に様々な知識が必要となります。
またスキルや知識、仕事の範囲によっても報酬は変わってきます。システムエンジニアは、様々な業種、言語など実に多くの開発手段が存在しますから、それぞれに合わせたスキルが必要となるのです。
こうした技術や知識、スキルやノウハウなどの特殊性がシステムエンジニアという仕事なんです。そのような特別な知識を持つが故、その特殊性が企業に属さずとも市場から必要とされる原因なのです。
その為、数10年前からフリーランスとして成り立ったわけです。
フリーランスのシステムエンジニアとして働く為に必要なものとは?
フリーランスのシステムエンジニアとして働く為には、何が必要なのでしょうか?
フリーランスのシステムエンジニアとして仕事をしていく上では、特別な免許や資格は全く必要ありません。
もちろん国家資格や民間資格などの資格もいくつか存在しますが、仕事をする上では特に必要はありません。
あればあったで仕事を獲得する際のアピールと名刺変わりには、なります。
システムエンジニアとして仕事をする為に必要なものは、前述したようなスキルや知識、経験はもちろん必要です。そして最も必要なものは何かと言えば「実力」なのです。
現実には、例え資格を保持していて基本的な知識は持っていても、実際に開発ができなかったり、使えないというシステム開発会社の社員も存在します。
これは会社側がスキルアップのみを目的として資格取得のみさせ、実際の現場で活かせるポジションに人員を配置していないことなどが原因となっています。つまり使わない資格は使えないのです。ペーパードライバーと同じということです。
やはり場数を踏み経験と実力のあるフリーランスのシステムエンジニアが重宝されるわけなんです。
フリーランスのシステムエンジニアの営業方法
ニーズの高いとされるフリーランスのシステムエンジニアといえども、仕事は自ら探さなければなりません。
仕事を得る為には、システムエンジニアといえども営業をする必要があります。
では、フリーランスのシステムエンジニアの営業方法というのは、実際にはどうすればよいのでしょうか?
具体的な営業方法については、続く「フリーランスシステムエンジニアの営業方法・後編」で詳しく説明していきます。