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近年、自然災害により甚大な被害を被る場合が多々あります。

治安の良い日本でさえも、いつどこで何が起こるかはわかりません。

台風、豪雨、地震などの自然災害による被災は、生活再建に苦難を強いられます。

そんな時に頼りになるのが「火災保険」です。今回は「10分でわかる災害に備える火災保険選び」というテーマで解説していきます。

10分でわかる災害に備える火災保険選び① 【住まいの保険は火災保険】


マーケティングにおいて現状を知り、ニーズを掴み、未来を予測することが大切です。

しかし、マーケティングにおいては、予測できないことも多々あります。

特に自然災害については、予測することは難しいです。どれだけ天気予報の精度が上がったとしても完璧に予測することは出来ません。

そんな中、近年では異常気象とも言われる状況も数多く、毎年繰り返されることもあり、地震や豪雨、台風な自然災害による被害が甚大となっています。

安全大国日本と言われる中でも日頃の備えが重要なことを改めて認識論させられます。

しかし、いくら備えていたとしても自然の脅威に人間が対処できることは限られています。

大規模災害により自宅が損害を受ける場合もあるのです。

自宅損害は、日常生活に支障をきたすのはもちろんのこと、「住まい」そのものと「資産」の両面を一度に失うことになり経済的負担や損失がかなり大きいものとなってしまいます。

ライフプランにも確実に影響するような天災のリスク少しでも軽減させるのが保険への加入です。

「住まい」をカバーしてくれる保険となるのが「火災保険」です。

名称は「火災」でも、水災や自然災害も補償対象となっています。

近年では毎年、台風の勢力も非常に増しており、水害などの被害も各地でみられています。床上浸水などの被害も実際非常に多いのです。

火災保険の請求として最たるものが、実は水災や風災、雪災だったりするのです。

近年の自然災害の多さを考えれば、今火災保険のニーズが高まっていることがよくわかります。

火災保険への加入は、新築や改築などマイホーム購入のタイミングが多く、住宅ローンとセットで加入するパターンが多いのです。

新築だから保険加入は必須というわけではなく、中古であっても、親から受け継いだ家であっても「住まい」を守る為の保険への加入は、できればすべきでしょう。

火災保険に加入する際には、補償内容がどこまでなのかを確認しておく必要があります。

現在では様々なプランも用意されており自然災害に備えた共済もあります。

水災、地震、自然災害までカバーしてくれるものもあります。JA共済の建物更生共済は火災、水災、地震などマルチにカバーしてくれるので安心感があります。

その他、「住まい」そのものの建物のみでなく家具や家電などの家財に対する家財保険まで加入しておけばベストです。

ここで、1つ知っておいて頂きたいのは、建物と家財は、それぞれ別々の保険会社、共済でも加入できることがポイントです。

家財保険には、持ち家の方だけではなく、賃貸にお住まいの方も加入されるとよいでしょう。

10分でわかる災害に備える火災保険選び② 【再築できる条件は必須】


火災保険に加入する場合の最低条件として考えなければならないのが、再築できる金額です。

天災により自宅が損害を受けた場合、保険金でしっかり建て直すことができる金額を契約しなければ意味はありません。

再築可能な金額の評価は再取得価額を保険金額の基本として契約します。もし少ない場合は、保険金のみでの再築の時には不足となってしまうからです。

火災保険と共済ではて再取得価額の算定基準が異なります。

火災保険の場合は、新築時の価格に物価上昇率を加味した上で再取得価額を計算します。

共済の場合は、次の3つの要素により再取得価額が同一となります。

  • 建物の所在地
  • 建物の面積
  • 建物の構造(木造または鉄筋コンクリートか)

保険と共済との違いをみると、高級住宅に強いのが保険で、一般住宅に強いのが共済なのです。 

同じような内容でもそれぞれ異なるので、注意が必要です。

保険に詳しくない方は、保険も共済も同じようなものだと思われているかもしれませんが、この2つは全く異なるので、どちらが自分にとって適しているかは必ず行いましょう。

また住まいのタイプによっても保険の選び方は異なるのも注意点です。

一戸建てと分譲マンションでは異なってきます。

一戸建ての場合、土地や建物を含めて全て自分の物となるので、保険などは全て自らがおうことになります。

分譲マンションは専有部分は区分所有者のものとなります。つまり自分の室内のみが対象となります。

ベランダやエントランス、外壁などは共用部分にあたるので保険は管理組合が加入することになります。

また共済と保険とでは補償内容にも違いがあることに注意しましょう。

10分でわかる災害に備える火災保険選び③ 【保険と共済の違いについて注意する】


JA共済は地震もカバーしてくれますが、火災保険や火災共済では地震は補償対象外となっています。ですので地震は火災とは別に加入する必要があります。

尚、地震保険単独での契約は不可で火災保険とセットでの契約となる点にも注意しましょう。

地震の保険金額をセット契約した場合、火災保険の保険金額の50%が上限という取り決めもあります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「10分でわかる災害に備える火災保険選び」というテーマで詳しく解説致しました。

自然の力というのは、時に脅威で人間には、どうすることもできないこともあります。

そんな状況で住まいを守る意味での火災保険は、上手く活用したいものです。

備えあれば、憂いなし。自分の財産は自分自身で守るしかありません。


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