メタバースという言葉が近年、何かと取り上げられていますが、皆さんは、ご存知でしょうか?
今、企業なども注視しているメタバースですが、メタバースって何?という方のために、企業が注目する理由に迫ってみます。
というわけで今回は「今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは」について詳しく説明致します。
今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは①【メタバースとは何か?】
「今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは」というテーマで1つ目に取り上げるのは「メタバースとは何か」です。
ネットやメディアなど様々なところで話題になっているのが「メタバース」です。
トレンドキーワードとして、とにかくあちらこちらで、「メタバース」をよく見かけるのです。
既によく、ご存知の方もいれば、はじめて聞いたという方もいらっしゃるかもしれませんが、今後、明らかに浸透していくであろうメタバースについて、その内容をいち早く理解したほうがよいのではないでしょうか。
さて、「メタバース」とは、どんなもの?
というわけですが、仮想空間、仮想世界がメタバースです。
仮想空間と言っても、その空間をサービスとして提供する企業があり、ビジネスとして成り立っているのです。
そもそもメタバースというのは、業界用語として使われていましたが、あのFacebookが「メタバース」企業を目指すと宣言したことにより、認知度が一気に加速したのです。
これに引きずられるようにして、様々な企業が、「メタバース」への参入を本格的に検討しはじめたのです。
ちょうどタイミングを同じくして2021年に公開された映画「竜とそばかすの姫」では、具体的な内容としてメタバースの世界を描いていきました。
この映画を見れば、メタバースというのが、どのような世界観であるのかを簡単に理解することができます。
世界でも、既に注目されはじめているメタバースですが、日本企業は、いったいどこまで存在感を見せることができるのかが今後の焦点となります。
実はメタバース自体は、つい最近になって登場してきた新たなものと思われがちですが、実は20年近くも以前から、はじまったのです。
「仮想空間」というサービスを実際に提供するためには、メタバースという、概念への大いなるチャレンジだったのです。
現在「メタバース」が注目を集めている理由としては、様々ありますが、時代の変化と共に価値観が変化したこと、そして技術の進歩がメタバース実現を可能としたことなどが大きく関係しています。
具体的には、VR端末やNFTなどのデジタルアイテムによる取引が可能になったことで、「メタバース」という仮想空間の存在性を現実にさせたのです。
現実世界と同じようなもう一つの「世界」が、新たに生み出されることで、そこに大きな可能性を見出すことになるのです。
今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは②【メタバース活用事例】
「今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは」というテーマで2つ目に取り上げるのは「メタバース活用事例」です。
仮想空間の事例としてイメージを膨らませるのにわかりやすいのがゲームです。
仮想世界的ゲームというのは、既にいくつものタイトルが存在しますが、中でもメジャーなのは、nintendo switchの「あつまれ どうぶつの森」です。
このゲームも「メタバース」の1つとしてとらえることができるのではないでしょうか。
では、「あつもり」を含め、メタバースゲームには、どのようなものがあるかふれていきます。
メタバースという概念自体をより広めるために貢献しているのが、こららのゲームが1つの要因とも言えます。
【フォートナイト】
フォートナイトは、ゲームの種類としては、バトルロワイアルゲームとなります。
複数のプレイヤーがオンライン上で行う戦闘ゲームです。
全てがバトル要素のみかと言えばそうでもなく、ゲームモードもあります。
「フォートナイト」の登録アカウント数、5億超であり多くのゲーマーから支持されており、コアなファンも非常に多く存在しています。
「フォートナイト」はメタバースゲームだとしても、VRゴーグルを使用しません。
【マインクラフト】
マインクラフトはサバイバルゲームです。
ブロックを自由に配置し建物を建築したり、自分なりの街を形成できるゲームです。
マインクラフトめ非常に人気が高く様々なプラットフォームで発売されています。
【あつまれ どうぶつの森】
「あつもり現象」と言われるほど、大ブームを起こしたゲームです。
ゲーム内のキャラクターにより、オンラインで実際の友人や家族などとコミュニケーションがとれます。
現実世界と同じようにやりたいことをし、行きたいところに行けるゲームです。
今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは③【メタバースに注力している企業】
「今さら聞けない!メタバース!メタバースに注力している企業とは」というテーマで3つ目に取り上げるのは「メタバースに注力している企業」です。
メタバースというのは、インターネット上に存在する仮想空間というわけで、デジタルの世界と言えます。
当然、メタバースに近いのは、IT業界やゲーム業界だったりします。
それ以外であっても、今後、様々な企業がメタバースへの投資を行うことは明らかなのです。
なぜなら、メタバースは業種、業界に関係なく、どんな企業にも当てはまるからです。
メタバースを重要な事業戦略としとらえ、積極的に活用方法を模索し、注力している企業が既に数多く存在しています。
ここでは、メタバースに注力している具体的な企業をご紹介していきます。
【Facebook】
SNSとしては、すっかり認識され、多くのユーザーがいるFacebookです。
Facebookが所有しているのは、Facebookの他、Instagram、WhatsApp等がありますが、既に次の戦略としてメタバースに大きく期待しているのです。
積極的な投資や開発を既に行っています。
VRヘッドマウントディスプレイ市場においては、「Oculus」シリーズを市場に投入するなど、業界をリードしています。
メタバースを活用したコンテンツ、関連ハードウェアの開発など、今後のメタバース市場の拡大を見込んで、他社よりもいち早く先に市場をリードしています。
先行的に将来的なメタバース市場を、先に獲得しようとした明確な動きがある企業と言えます。
【Microsoft】
Microsoftと言えば、世界のPCの多くを占めるOSをリードするWindowsを中心として、ビジネスツールとして非常に認知度の高いMicrosoft Officeがあります。
その他、各種オンラインツールやクラウドサービスのAzureなどがあります。
またソフトウェアのみならず、ゲーム機「Xbox」があります。
様々なソフト、ハードウェアの開発、販売を行っているMicrosoft社は、既に多くのユーザーを抱えていることから、メタバースの世界へユーザーを誘うことで、新たな市場を形成しようとしているのです。
【グリー】
グリーは、現代のスマートフォン全盛の時代において、スマートフォン向けのゲームやライブ配信アプリを提供している日本企業です。
グリーはメタバース事業への積極的な参入を既に公にしており、100億円規模の事業投資を行うことを発表しています。
既に世界レベルでのユーザー数は、百万人を突破しており、バーチャルライブ配信アプリなど自社の持つプラットフォームのさらなる活用を模索し、メタバース市場の拡大を狙っているのです。
特に日本が、世界的に評価されているのが、日本のアニメーション技術と文化であり、オタク文化の発信地として全世界のアニメフリークから注目を集めています。
そのような日本的能力をより活かすために「アニメ的メタバース」により、世界に勝負をかけようとしています。
メタバースの仮想空間とアニメの中の独特の世界というのは、非常にマッチ度が高く世界観を確実に広げることができるのです。
また、グリーは、ゲーム以外でも独自のアプローチを行っています。
上記三社のように積極的にメタバースに注目する企業も増加していますが、この先のメタバースが実際にどのようになっていくのかは、現時点ではわかりません。
様々な企業が独自に作ったメタバース空間が、相互に繋がるようになるのか、はたまた独立した全く別の世界となるのかは、わかりません。
確実に今言えることは、メタバースの可能性の高さです。
だからこそ、多くの企業が新たな可能性を求め積極的に市場を活性化しようとしているのです。
今でこそ私達の生活には、必要不可欠となったインターネットにも黎明期というのがありました。
またパソコンからスマートフォンへシフト、アナログからデジタルへシフトしたように、一度動き出したものは、確実に変わるタイミングというのがあるのです。
サービスのインフラチェンジというのもまた企業にとっては、非常に大きなチャンスとなるのですから。
海外企業も含め、全世界がメタバースに既に注目していますが、日本企業にも、もちろん可能性があるのです。
特に日本が誇るアニメ文化とメタバースをリンクすることにより、非常に大きな魅力的なサービスを生み出すことができるのではないでしょうか。
「サマーウォーズ」や「竜とそばかすの姫」というアニメ映画で描かれた世界が、もうすぐ現実になる日は近いのです。
誰もが自由な発想で、個人の持つ能力や才能を最大限に発揮できる場所が、メタバースという世界に転がって居るのかもしれません。