企業の業績を左右するのがヒューマンリソースです。優秀な人材が揃う企業は必ず業績が良好です。
多くの企業が人材育成などに注力し様々なことを行っていますが、最も大切なことが働く人のモチベーションを上げることです。
今回は、具体的にモチベーションアップの方法をお教えしましょう。
目次
モチベーションコントロールの重要性
人間は、感情の生き物ですから、その日の体調や、仕事の状況によっても仕事に対するモチベーションは変化します。
毎日同じテンションで自分の感情やモチベーションをコントロールすることは誰にとっても難しいものです。しかし、仕事に対するモチベーションコントロールは自分自身で行う必要があります。
もちろんモチベーションのコントロールは、個人の問題だけではなく周囲の環境も関係しますから企業側としても業務改善や働く環境の見直しなどは常に必要です。
また管理職であれば、自分自身のモチベーションのコントロールはもちろんのこと、部下のモチベーションコントロールも仕事の1つとなる為、ポジション的にはより厳しい役割となりますので、安定した精神状態が必要とされます。
仕事を行う上ではプレッシャーの中で仕事をする場合もあり、ストレスを抱えることも多くあるでしょう。そんな状況においても、モチベーションをコントロールすることはビジネスマンとして大切なことです。
とは、言いつつもモチベーションなんて簡単に上がるわけではありませんが、それでも自分自身のマインドをコントロールすることは、仕事だけにとどまらず、本人にとっても人生にとっても良いことです。その為にはモチベーションアップの具体的な方法を学びましょう。
モチベーションアップの方法1. まずは落ち着き冷静に
そもそもモチベーションの正体とは、それは「感情」です。感情をコントロールすることができれば、モチベーションは安定します。
モチベーションをあげることを考えるのではなく、モチベーションをどんな時でも一定に保つことができれば、実は精神的にも相当楽なんです。
ビジネスにおけるプレッシャーやストレスも考え方や気持ちの持ちようによっては、かなり軽減されるものなんです。
ビジネス上での判断は、時に感情はマイナスとなります。正しい判断を的確にする為には、いつも冷静でいることが大切なのです。
仕事のできる人というのは、マインドコントロールとセルフプロデュースに長けています。
モチベーションを安定させ、向上させる為には落ち着くことが最も大切です。とにかく冷静になりましょう。ある意味、自分自身を客観的に見ることでかなり冷静になれるものです。
つまり客観的に自分を見る他人のように演じればよいのです。ビジネス上では、自分の設定したキャラクターを演じましょう。そしてオンとオフのメリハリをつけましょう。
このことが、仕事ができる人はセルフプロデュースが上手いということに繋がるのです。
モチベーションアップの方法2 . やるべき事をタスク化する
モチベーションアップの方法として、まずはじめに行うことは、落ち着くこと、冷静になることです。
大きく息を吸い込み目を閉じて深呼吸し、10秒ほどでもよいので目をつむり頭を空っぽにします。そのようなルーティンを作ってしまい、感情をフラットにしましょう。
朝、職場のデスクに付き仕事を開始する直前に行えば効果的です。
その後に行うことは、やるべきことをタスク化していきます。
実際に何からやればよいか優先順序をつけリストアップします。メモに書き込んだり、実際に形に表すとより具現化して効果的でしょう。
タスクをリストにするだけで、やるべきことがはっきりとわかり、仕事がやりやすくなります。頭の中もやるべきことをしっかりと理解することができます。
つまり、脳を明確にするという作業を行うのです。タスクを明確化した後は、優先順に従いタスクをこなして行けばよいのです。
実はこの仕事のタスク化は、個人の仕事のモチベーションアップの方法として効果的なだけでなく、仕事をする上での全てに対して応用ができます。
例えばプロジェクト運営などにも流用できます。
モチベーションアップの方法3 . 脳の状態をフレッシュな状態とする
モチベーションアップの方法としては、モチベーションを下げなくすることも大切です。
その為には、できるだけストレスを軽減させることが大切となります。
具体的にどうすればよいかというと、脳を疲れさせないことです。
仕事を続けて疲れたなと感じる前にリフレッシュすることが必要です。
疲れが慢性的にたまるとモチベーションは確実に下がります。それどころか精神的にも肉体的にも負担が大きく、健康にもよくありません。
脳を疲れた状態にさせず、いつでもフレッシュな状態に保つことを心がけながら仕事をすることが必要です。
マネージメントをする立場にある方は、働く人達の疲労度も十分に考慮することが大切です。