皆さんは今、自分の仕事にやりがいや誇りを感じていますか？全ての方が自分の思い描いたような仕事につけているわけではないと思います。
今、会社辞めたいとか転職したいなと考えている方もいらっしゃるでしょう。
というわけで今回は人間関係と転職について考察してみます。
仕事でのストレスを抱えた時
人にはそれぞれ理想があら、現実があります。ほとんどの人は実は現実においては、思い描いたギャップを抱えながら過ごしている人がほとんどではないでしょうか。
そういう意味では、皆さん何かしら不平、不満を抱えて生きているわけです。人生なんて思い通りにいかないことのほうが多いのかもしれません。
そんな毎日の中で「ストレス」を抱えながら生活していては、心身共に影響が出ることもあります。
特に「仕事」において「ストレス」を抱えている方は、多いのではないでしょうか。
今日は仕事に行きたくない、モチベーションが上がらない、会社に対して不満がある、職場での人間関係に問題があるなどの理由で「退職」や「転職」を考えてしまうこともあるでしょう。
「転職」については、現代ではもはや当たり前のこととされています。終身雇用が崩壊した現在の日本では、スキルアップを求めた「転職」やより良い条件や職場環境を選び転職を選ぶのも普通の時代となっています。
「転職理由」には、人それぞれ様々な理由がありますが、その中で最も多い理由となるのが「人間関係」なんです。
職場の上司、先輩、同僚、部下などとの付き合いが上手くいかなかったり、考え方の違いなどで悩み事を抱えている人がほとんどではないでしょうか。
他人に対しての合う合わないは、人間の本質的なところで誰もが抱えているものです。仕方ないこととも言えるでしょう。
人間には、好き嫌いがあります。食べ物に好き嫌いがあるのと同じく人間にも好き嫌いはあります。
性格的に、大雑把でのんびりなタイプの人もいれば、几帳面で何事に対しても細かい方もいます。
そんな様々なタイプがいるからこそ社会は成り立っているのですが、そのようなタイプの違う人同士は、お互いに合わないと感じたり、ストレスを感じたりすることが正直なところでしょう。
このように人間関係で抱えるストレスは、多くの悩みのほとんどなのです。人間関係は、仕事や職場だけではなく、学校や地域、近所付き合い、家族、友達間などでもどこだって関わることなのです。
転職理由のほとんどが人間関係
人間関係でのストレスを抱えながら毎日を過ごすのは、なかなかしんどいものですね。
嫌いな人がいる職場になんて、できれば行きたくないでしょうし、ましてや一緒に仕事なんてしたくもありません。
ストレスを抱えるくらいなら「転職」してしまったほうがいいのかな？なんて考えるのも理解できます。
今の職場を辞めてしまって新たな環境でリセットし、次の1歩へ踏み出すという考え方も悪くはないでしょう。
確かに不平不満や悩みストレスを抱えるくらいなら、自ら新たな環境へ飛び込むというのも1つの手段です。しかし、この転職理由は、後ろ向きな転職理由なのではないでしょうか。
今の会社よりもより良い条件での引き抜きや、環境の良さ、報酬面やポストの向上などであれば前向きな転職と言えます。
しかし、人間関係を理由としたものであれば、それとは違います。
人間関係で悩みを抱えている方は、悪いのは誰なんでしょうか？考えてみてください。
自分以外の周りの人間なのでしょうか？
先述したように確かに人間には、好き嫌いも相性もありますから仕方のないことなのかもしれません。
しかし人間関係でのストレスは悩みは、周りだけが悪いわけではないのです。人間関係を上手く構築できなかった自分にも責任があるのです。
自分のことを客観的に見たら、もしかしたら、あなた自身が周りから絡みにくいとか、わがまま、協調性がないとか思われているかもしれないのです。
「転職」を考えた時にまず行うことは、他人や周りのせいにするのではなく、良好な人間関係を築けなかった自分自身の性格や能力にも問題が本当になかったのか？今一度、転職を決断する前に冷静になって考えてみましょう。
それでも「転職」をしたほうが自分にとってはプラスだと考えた時には、動いてもいいでしょう
転職にはチャンスとリスクがある
「転職」には、チャンスもありますが、リスクも伴います。今の職場に見切りをつけて新しいとこに行くのは、意外と簡単ですが、転職先でも人間関係はつきものです。
必ずしも良好な人間関係が築ける保証もありません。場合によっては、以前より悪くなる可能責任だって十分にありえます。
もしかしたら、人間関係の悩みを解決するのは、あなた自身が変わることなのかもしれません。
仕事のできる人というのは、ブレない気持ちの強さと明確な考えを持っています。更に人間関係も良好な関係を築くことができます。
そして、あまり小さいことに気を使わないくらいがストレスをためずにすみます。
環境を変えたいと、変化を求めるタイミングは正直なものだとは思います。転職が頭に浮かんだ時に1歩引いて考えてみるとよいでしょう。