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ウェブマーケティングのニーズが高まる一方で、マーケティングを仕掛ける側としては当然、ユーザー側としてもそれらの特性を理解することは非常に有意義なことです。

そして、今回取り上げるのが「PMBOK」です。

というわけで今回は「知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!」について詳しく説明致します。

知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!①【PMBOKとは】


「知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!」というテーマで最初にふれるのは「PMBOKとは」です。

世の中、知っていることより、知らないことの方が断然多いもの。知識は多ければ多いにこしたことはありませんが、個人の知り得る情報などというものは、実は知れたものでもあります。

デジタル化が進む現代では、変化も非常に激しいことから、それらの変化の情報を取得することでさえも手一杯になってしまうこともあります。

しかし、マーケティングの世界において、そこに留まってばかりはいられません。常に新しい情報を取り入れ、ユーザーニーズに応える必要があります。

特に近年主流となっているデシタルマーケティングでは、流行り廃りも非常に激しく、変化もまた著しいのです。

そこで、今回取り上げるのが「PMBOK」です。

様々なマーケティング用語やデシタルワードが次々と登場する中で、また聞いたことがない言葉が現れたとお思いになる方もいらっしゃるかもしれませんが、まだ知らない方こそ、知ってほしいのが「PMBOK」です。

「PMBOK」とは「Project Management Body Of Knowledge」の略称で、単語の頭文字をとったとものです。

読み方としては、一般的に「ピンボック」と読みます。

意味としては、プロジェクトマネジメントの知識や手法などをまとめたガイドラインのことを指します。

つまり「プロジェクトマネジメントの基準」ということになります。

現在のビジネスシーンにおいて、プロジェクト単位で行われる仕事というのが非常に多くもはや、一般的なビジネススタイルと言えます。

あるプロジェクトに対し、必要な期間、必要な人材を集めプロジェクトを遂行していくことにあります。

そこには多くの企業に所属している様々なプロフェッショナルが集められ、1つのプロジェクトチームの中で仕事を行います。

PMBOKは、アメリカの非営利団体PMI学会が策定したもので、1987年に出版されました。

ビジネスにおいても、マーケティングにおいてもやはり、世界をリードするのはアメリカというわけです。

結果的には日本には、アメリカの数年後にビジネススタイルさえもアメリカに遅れつつも導入されるということなのです。

結局のところ日本をはじめ世界各国のビジネススタンダードは、アメリカに習い模倣しているというわけなのです。

PMBOKは、最初の出版からその後も度重なる改定を重ね2020年3月で第6版まで出版され最新とされています。

そもそもPMBOKはアメリカのプロジェクトマネジメント「PMI」の普及拡大を目的として策定されたのです。

PMIは、非営利団体であり、現在はPMBOKがプロジェクトマネジメントのワールドスタンダードとなっています。

プロジェクトマネジメントというのは、そのプロジェクトが成功するかどうかを左右する非常に重要な方向性を左右するものなのです。

品質、費用、納期といういくつものタスク管理をするためには、プロジェクトマネジメントなくしては成り立ちません。

ビジネスでのプロジェクトマネジメントに必要不可欠となるマネジメントの基準として、様々な手法やノウハウがありますが、これらは各業種や業界によって異なっているのです。

そのためにPMBOKという1つのビジネス基準が存在することが、大きな助けとなるのです。

知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!②【ウェブマーケティングにおける重要素】


「知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!」というテーマで2つ目にふれるのは「ウェブマーケティングにおける重要素」です。

近年マーケティングの中心にあるウェブマーケティング。その実現の手軽さとコストの低さから、多くの企業がマーケティングに注力するきっかけともなったウェブマーケティングについて、PMBOKとの関わりを見ながらふれていきましょう。

まず、ウェブマーケティングにおける重要な要素としPMBOKでは、プロジェクトマネジメントの手法として、10のカテゴリーに分類わけされます。

  1. 総合マネジメント
  2. スコープマネジメント
  3. スケジュールマネジメント
  4. コストマネジメント
  5. 品質マネジメント
  6. 資源マネジメント
  7. コミュニケーションマネジメント
  8. リスクマネジメント
  9. 調達マネジメント
  10. ステークホルダーマネジメント

これらの細分化されたマネジメントがあります。

それぞれのマネジメントについて詳しく説明する前にまずは、基本的なこととしてプロジェクトマネジメントについて説明していきましょう。

プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトに対する期限、予算など様々な制約の中でスケジューリングをし、目的達成までの道筋をプランニングしプロジェクトの実行管理をすることです、

つまり実務管理全般ということになります。

アメリカでは、プロジェクトマネージャーの雇用自体が全体のおよそ12パーセント増となると予測されており、プロジェクトマネジメントの重要度が高まりつつあると認識されています。

その認識は、当然、日本国内においても重要視されており、豊富な経験を持つプロジェクトマネージャーのニーズが増加しております。

さて、ここからは、それぞれのマネジメントについて説明していきます。

【1 総合マネジメント】

総合的なスタンスからプロジェクト全体の方向性を定義します。

プロジェクトの進捗状態に応じて、スケジュールを微調整しつ、各プロセスのタスク管理を実際に行います。

【2 スコープマネジメント】

スコープとは、構築範囲のことを言います。スコープを明確化することにより、より具体的に具現化しプロジェクトを成功へと導きます。

【3 スケジュールマネジメント】

プロジェクトをスケジュール通りに進め、遅延のないよう成果物を納品を進めるための管理業務です。

【4 コストマネジメント】

プロジェクトに関わるコスト、見積もり作成、予算管理他、微調整を行います。

【5 品質マネジメント】

プロジェクトによって生成された成果物の品質そのものを担保するための管理業務となります。

製品自体の品質というのは、結果的に市場に出た時に評価されクライアントのみならず、顧客からのダイレクトな評価へと繋がるものとなります。

【6 資源マネジメント】

プロジェクト進行する上では、必ず資源が必要となります。
プロジェクト達成に必要となる資源の特定や取得などを行うために必要な管理業務となります。

【7 コミュニケーションマネジメント】

プロジェクト進行中の管理、調整、進捗状況によるプロジェクト間の共有意識を制御します。

プロジェクトメンバー毎の進捗状況を確認しメンバー間の連携を高め、コミュニケーション不足を解消します。

【8 リスクマネジメント】

プロジェクト進行の際に起こりうるリスクを抽出し問題発生の際には的確に対処し、監視、分析などを実施します。

あらゆることのリスクに備え万全に対応できるようにします。

【9 調達マネジメント】

プロジェクト進行や達成状況において必要のとなるプロダクトを外部から調達する場合に必要なマネージメント業務です。

【10 ステークホルダーマネジメント】

プロジェクトに影響を及ぼす組織、人材などを体系的に分析し判断します。

これらのプロジェクトマネージメントは、プロジェクト業務そのものを滞りなくスムースに進めるためのものです。

プロジェクト業務に関わる人全ての意識を共有し、様々な観点から物事をとらえることによって、プロジェクトを予定通り、予算通り遂行することが求められます。

そして結果として、成果を出すことにより次の成果へと結びつくことになります。

あらゆるビジネスにおいてプロジェクトを円滑に進めるためには、プロジェクトマネージメントの知識が必要不可欠となるというわけです。

知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!③【PMBOKの目標】


「知らない方ならぜひ知って下さい!PMBOKとマーケティング!」というテーマで3つ目にふれるのは「PMBOKの目標」です。

最後にPMBOKの目標についてまとめます。

PMBOKの目標は次の3つの管理のことです。

  1. 品質
  2. 費用
  3. 納期

プロジェクトをできるだけスムースに成功に導くための管理であり、これらの管理を QCDの管理と言います。

一言でPMBOKの目標を言うなら高品質かつ、低コスト、それでいてできる限り早い納期を実現させることです。

それにはプロジェクト成功のプロセスとマネージメント業務が必要となります。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「PMBOKとマーケティング!」というテーマで最初にふれるのは」というテーマで詳しく解説致しました。

PMBOKとは、プロジェクト目的達成に関する知識とノウハウという基本的なものです。

プロジェクトマネジメントには、ぜひ活用しましょう。


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