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今年の夏はまだやってこないのでしょうか?長引く梅雨でジメジメが続き、記録的な日照不足。気温も上がらず2019年の夏は冷夏となっています。

今年の夏が与える影響は、様々なところに拡大しています。そんな今年の夏のトレンドとマーケティングをまとめてみました。

歴史的な日照不足による影響


2019年の夏は長引く梅雨、肌寒いほどの低体温とまるで夏ではないような異常気象とも言える状態で記録的な日照不足の状態です。

そんな状況から様々なメディアやネットなどでも、この夏らしかぬ夏についての意見が飛び交っています。マーケティングにおいても相当な影響を及ぼしています。

マーケティングの要素として大きく関わるのは、自然環境や天候状態です。その日が晴れるか雨なのかによって売上的にも左右される業者が多数ありますし、消費者も天候に左右されます。

消費という面では、実に如実に結果として現れ、現在のトレンドを知る上では非常にわかりやすい指標となります。暑ければ売れ、寒ければ売れないもの、晴れてれば売れ、雨なら売れないものなど、購買意欲としては、はっかり分かれるものがあります。

中でも食物に関しては早くも影響があり、販売価格に既に反映されています。

日照不足により米や野菜、果物などの作物の生育に大きな影響があるとされています。お米については、夏が過ぎ秋になれば収穫の時期となりますが、この日照不足の影響もあり例年に比べ生育が遅れ、秋の収穫量を懸念する声さえ上がっています。

この日常不足による影響で、国内では米不足にまで発展するのではないかと囁かれています。

東京都心では、なんと20連続の日照時間が3時間にも満たない日が続くなど購買意欲だけでなく日常生活にも多くの影響を及ぼしました。

この悪天候の影響によりスーパーなどでば、野菜の価格が高騰しているなど家計にも影響を与えています。日照条件の影響により多少の節約感も出て消費やマーケティング面では予測もしない状態と言えるでしょう。

日照不足による悪影響を受けたのは?


日照不足による悪影響を受けた業種は様々あらます。中でも夏の風物詩とも言える季節ならではの業種は、その影響をダイレクトに受ける形となってしまいました。

最もダメージを受けたとされるのが、海やプールなどのレジャースポットです。梅雨明けした7月ともなれば、海やプールなどのマリンスポットともなれば例年では、多くの人が訪れています。

今年は、天気が悪い上、低気温が続いたことから海やプールからは足が遠のき、夏のレジャースポットは閑古鳥状態となっています。

それでも夏のレジャースポットは例年通り、オープンさせ営業を行っています。

夏のプールスポットとして多くの人が訪れる有名スポットの1つである東京の「としまえん」では、夏となれば、稼ぎ時のはずが、今年の記録的低音の営業から今年はなんと前年比95%減という、これまでにない記録を出しました。

これによって「としまえん」は、経営危機とまで言えるような状況となってしまったのです。

現状の「としまえん」プールの様子が、テレビニュースなどでも報じられましたが、売上95%減というだけあって、全く人がいない状態となっています。まさに季節はずれのプールという感じでした。

また、海の家に関しても例年に比べ、売上的には3分の1ということで、こちらも第打撃を受けているようです。

今年の冷夏は天災ではありませんが、レジャー施設の経営者にとっては、天災と同じくらいの威力を感じてしまうほどです。

自然は全く予測がつきません。このような事例はいくら綿密なマーケティングを行ったとしても予測するのは、ほぼ困難です。

レジャースポットの他、影響を受けたのは、ファッション業界、気温の低さから夏物の服の売上が鈍いのです。例年なら7月ともなれば、ファッション業界は秋に向けての準備に対応する為、夏物はバーゲンとなります。

例年通りショップなどでは、バーゲンは、はじまりましたが、今年は夏服の在庫の多さから、割引率が高めとなっています。消費者としては、嬉しい誤算となりますが、ファッション業界としては、今年の夏商戦は厳しいものとなりそうです。

更に夏と言えば「ビール」ですが、こちらも低温により例年に比べて売上は不調とのこと様々なところで、如実にその影響が現れています。

逆に好調な業種とは?


日照不足による影響を受ける業種が多い反面、日照不足、冷夏の恩恵を受けている業種も存在します。

屋外のレジャースポットが不審な代わりに屋内プールに需要があること、大型のショッピングモールやシネコンなどの屋内施設がお出かけスポットとして多くの人が訪れています。

そして利用率が、グンと上がったのがコインランドリーです。ジメジメした長引く梅雨の影響からコインランドリーに駆け込む人が増えたのです。特に乾燥機を使う人の需要が高いといことです。

他に梅雨の影響として、意外なところでは美容院や理容院の需要も増えています。湿気により髪の毛がまとまらないという理由から、髪を切りたいと思う人が増えたようです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、2019年の記録的な日照不足によるマーケティングの今をまとめてみました。

様々なところに影響を及ぼした今年の夏。自然環境が私達日常において相当な影響をもたらすことを知りました。

天候は、マーケティング上の判断材料としては、キーとなる要素です。8月になりはたして本当の夏は訪れるのでしょうか?


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