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手軽に食べれるイタリアンとしてすっかり認知されているのがサイゼリヤです。

一度は、訪れたことがあるという方が多いのではないでしょうか?

そんなサイゼリヤの経営戦略、ビジネスモデルとしての特徴とはどのようなものでしょうか?
というわけで今回は「サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴」について詳しく説明致します。

サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴①【サイゼリヤの価格戦略】


「サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴」というテーマで1つ目に取り上げるのは「サイゼリヤの価格戦略」です。

コロナ禍という状況にここ数年、大いに悩まされたのが飲食業界。

時短営業や営業自粛、幾度なる休業要請など、これまでにないような苦境に立たされました。

そんか中でも、一際存在感を放ったのが全国チェーン展開するイタリアン風ファミリーレストランの「サイゼリヤ」です。

今では、すっかりメジャーな存在となり知らない人はいないほどの有名チェーンです。

そんなサイゼリヤの経営戦略を一言で言い表すならば、それは「価格戦略」となります。

サイゼリアが目指しているのは、ただ単に安ければよいということだけでありません。

情報社会の現代においては、顧客の評価の目も高まっており、安かろう悪かろうでは、誰もわざわざお店に足を運ぼうとはしないわけです。

サイゼリアの理念としているのは、「日々の価値ある食事の提案と挑戦」ということです。

サイゼリアのメニューのコンセプトとしてあるのが「イタリアン」です。

イタリアンが日本でフューチャーされだしたのは、90年代はじめとなります。

そもそもは、東京都内の本格的イタリアンが登場したことがはじまりで、時代を映すトレンドなりました。

しかし都内のおしゃれなイタリアンレストランの敷居は高く、料金的にも決して安いとは言えませんでした。

そんな時代背景もあり、サイゼリアはイタリアンを非常に身近な料理とし、日本国内においてもイタリアンを一般的に広める役割をはたしたのです。

サイゼリアは本格的イタリアンというよりも、いかにリーズナブルにイタリアンとして食事を提供できるかということをコンセプトにおいて事業展開してきました。

サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴②【サイゼリヤの企業理念とコンセプト】


「サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴」というテーマで2つ目に取り上げるのは「サイゼリヤの企業理念とコンセプト」です。

日常の食事を豊かに感じてもらい、食事として価値あるものを提供いるということを心がけ、日々の暮らしの豊かさを多くの人に提供したいという明確な企業理念があるからなのです。

そのようなサイゼリアの事業活動によって、我が国日本においてのイタリアンというのが、非常に身近な存在になったことは間違いありません。

またサイゼリアのイメージとして、価格のリーズナブルさのみならず、イタリアンというよりもファミレスというイメージが非常に強いことがあります。

リースナブルさも相まって若年層からの利用率も高く、ファミリー層だけでなく非常に多くの顧客からの支持を集めているのです。

外食チェーンとしてのニーズを取り込み、顧客からの支持を集めたサイゼリヤは、時代と共に着実に成長してきたのです。

「価格戦略」というものを定着させる上で各企業が注視することは、その企業独自の戦略というものを構築することです。

他社との違いを明確にし、自社のストロングポイントを活かすという戦略そのものを練るということが大切になってくるのです。

自社しか提供できない「強み」というのは、その企業独自の明確な価値戦略を提示することになり、競合性が維持できると共に価格競争も避けやすいからです。

サイゼリヤの本社は埼玉県吉川市にあります。

イタリアンチェーンレストランとして知られ全国展開されていることは、既に周知の事実とされていますが、国内には既に800店舗以上、海外でも30店舗以上という巨大外食チェーンを展開する企業です。

様々な外部要因の影響をダイレクトに受ける厳しい外食産業において、市場は激化する一方です。

他社との差別化が難しいとされる中、「価格競争」そのものを継続することは非常に難しく、企業そのものに体力が必要とされます。
強い競争力を維持し続けるための経営戦略として、サイゼリヤが実際に行っている価格戦略のポイントは、様々なビジネスモデルが存在する中でも非常に参考にすべき点が多々あります。

サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴③【コストリーダーシップ戦略による競争力の維持】


「サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴」というテーマで3つ目に取り上げるのは「コストリーダーシップ戦略による競争力の維持」です。

サイゼリヤの経営手法の「核」となるのは「コストリーダーシップ戦略」となります。

この「コストリーダーシップ戦略」を提唱したのは、アメリカの経営学者マイケル・ポーター氏が明確に記している考え方です。

「コストリーダーシップ戦略」とは、いかにして他社より低いコストで自社のプロダクトを顧客に対し提供し、市場においての価格競争に打ち勝っていくかということになります。

サイゼリヤの創業は1973年となりますが、これまでの企業戦略の歩みを振り返ると、近年になって経営戦略の方向転換をしたわけではなく、創業当日より徹底した低価格路線をつきつめたことが企業成長を加速させた要因となるのです。

またその一方で徹底的な効率化としてシステム化を大胆に行ったということもポイントの1つです。

フランチャイズの外食産業の多くが自社の食材の調達には、青果店や契約農家と取引するのが一般的ですが、サイゼリヤでは自社農場を持ち新鮮な野菜を自社生産すること、さらに生産物を効率よく各店舗に配送する自社システムが既に構築されているのです。

また提供食材の品種改良さえも自社で手掛けるほどのこだわりを持ち生産性そのものを向上させているのです。

一般的にはあまり知られていない生産から消費までを一本化して自社内にてシステム化していることで他社よりも低価格でサービス提供の実現をしているのです。

サイゼリヤのビジネスモデルはコストリーダーシップ戦略の代表的な事例と言えます。

コストリーダーシップ戦略は業界全体の幅広い広い顧客をターゲットとしており、他社と比較してどれだけ低く抑えられるかがポイントとなります。

こう考えると、コストばかりに気をとられているようにも感じられますが、決してコストだけが「焦点」というわけではなく、コストを中心としつつも、最終的には顧客に対してどう還元できるかを考慮することが必要なのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「サイゼリヤの経営戦略に見る強みとビジネスモデルとしての特徴」というテーマで詳しく解説致しました。

サイゼリヤが厳しい価格競争の中で、現在のポジションを維持し続けているのは、徹底的な効率化、そして追求したシステム化にあります。

つまり無駄を徹底的に省き、効率化できるところは、徹底して効率化するという経営戦略です。その結果、顧客に還元しているのは安い料金で料理を提供するということです。

競争力を維持するには、それなりの取り組みがしっかりと行なわれているということになります。

既に外食産業の中での地位を築いているサイゼリヤのビジネスモデルをそのまま取り込むということは出来ませんが、中小企業においても業務のマニュアル化やモバイルオーダー端末の導入などによる半自動化など、システム導入などによる効率化を行うことは、実現できます。

大規模な改革から一気に行うということではなく、今自社が取り組むべき戦略を行うというスタンスで参考にできるポイントというのは、実に多く存在するのではないでしょうか。

外食業界における徹底したコスト管理、業務最善化を行っているのはサイゼリヤの他には、まだ少ないのが実情です。

少子高齢化という日本社会の構造変化に対応していくためには、積極的なシステム導入というのは、どんな企業においても必要になるのではないでしょうか。


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