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みなさんの会社での離職率はいかがですか?

どの業界でも、せっかく採用してもすぐ辞めてしまう、もしくは育てた段階でこれからという時に退社の申し出をされてしまいもっと社員を定着させたいという声を聞きます。

また、ただ定着しているだけではなく、定着した社員の成長を促し、結果的に組織も大きくなっていくということが理想ではないでしょうか。

ではどうしたら定着率を上げ成長を促す人材育成が出来るのかご紹介を致します。

何故社員は会社を辞めてしまうのか

どの会社ももちろん、採用時に何らかの期待を持って人材を採用しているはずです。そのせっかく採用した人材にはできるだけ長く働いてもらいたいものだと思います。

ただ、実際には3年以内に会社を辞める人は珍しくありません。

理由はそれぞれポジティブなもの、ネガティブなものがあるかと思いますが、会社としては社員が定着し活躍して会社を大きくしてくれることを望んでいることがほとんどだと思います。

ではここで、何故社員は辞めてしまうのか考えてみたいと思います。

その前に、何故その社員は入社したのでしょうか。

退社の多くは社員と企業の間になにか相違がありそれが解明されないまま退社してしまうことがあります。会社を辞めたい、と言われた時の対応時のヒアリング、傾聴はとても大切です。

 

そこに企業の課題が潜んでいるかもしれないからです。ではそこの相違はまず共有し、改善できる部分は互いに歩み寄り改善できるようにしましょう。

それも退社をしたいと申し出があってからでは遅いです。

日々のコミュニケーションが何より大切です。

 

これが優秀な人材を辞めさせない本当に大切なことです。具体的な内容につきましては後ほど記載をさせていただきます。

定着率を上げるためにはどうしたらいいのか

では手間暇かけて採用した人材の定着率を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか。

結論からいうと社員にそこで働く意味や目的、必要な存在であることをしっかりと自覚してもらうことです。社員にはここでなにがしたくてなにを成し遂げたくてそれに今の仕事がどうリンクしているかしっかりと伝えることが大切です。

 

また、コミュニケーションが大切とはよく言いますが、忙しい中どうやってその些細な変化に気づくことができるのでしょうか。

方法としてはいくつかありますが

  • 毎日日報を書いてもらいその内容で変化に気づく
  • 評価面談や飲みニケーションで社員の話を聞く場を設ける
  • 定期的に困っていることはないか、仕事は楽しいか聞いてみる
  • 雑談を振って距離を縮める

等他にもたくさんありますが、なにより、あなたを気にしているよ、というサインを出すことが大事です。

あらかじめこういった関係を築いておければ突然の退職の申し出に驚くことはありません。

そして職場が自分にとってかけがえのない仲間、場所だと認識することで、職場が頑張りたい場所に代わり社員は仕事に打ち込んでくれるようになるでしょう。

定着した社員を成長させる仕組みのご紹介

では具体的にどんなことをしたらいいのか、ご紹介したいと思います。

日報に必ず返信をする

日報をかかせるけどかかせるだけという会社が時々ありますが、書くための日報ではありません。自分自身を振り返るための要素と上司があなたの仕事ぶりを見ているよ、ということを知らせることができるツールです。

返信はできるだけ早く、そしてある程度のパーツに分けて満遍なく引用返信をしましょう。

返信のスピードも信頼関係構築に大きく役に立ちます。返信が遅いとそんなものかとおもってしまうひともいます。

また、パーツに分けて返信については、どの話をどのくらいの気持ちで社員が伝えたいのかはこちらで決められないからです。一生懸命かいたところをとばされて、そこ?というところに返事をしてしまってはまたお互いが行き違ってしまうからです。

そしてパソコン上のやりとりだけではなく、もしミスをしたと書いてあれば直接あった時も、まず大丈夫だった?確認してみましょう。

 

ダブルで気にかけてくれるおかげで社員は見られているという自覚と適当にできないという気持ちが生まれます。

評価面談について

また、評価面談については最低でも月1回、どんな一カ月だったか、どんな一カ月にしたいか、今困ってることはないか、しっかり話を聞く時間をとりましょう。

また、今の話を聞くだけではなく先月と比べてどうだったのかという見方をすると変化に気づくことができます。

きちんとみてくれていると思えば努力が報われる気がして頑張りますし、何よりみてくれている人がいると頑張ろうと思えるのが人です。また、こちらから目標を提示するのではなく自分自身で考えさせましょう。

目標が甘ければ軌道修正すべきときもあるかもしれませんが基本的には自分で決めて達成するためのアクションも自分で考えさせましょう。

 

そうすることでいわれたことをいわれたままやらされ感を持って嫌々仕事をするのではなく、楽しく自分で仕事をしているという感覚になれることが多いようです。やる気が落ちていれば何でそうなったか、どうしたら戻りそうかなどしっかりヒアリングをしましょう。

ありがとうカードを導入してみましょう

ささいなことでも〇〇してくれてありがとうというメッセージをかいた紙を社員同士交換する習慣をつけましょう。壁などにはり誰もがみれるようにすると尚可。

感謝をすること、されることはとても気持ちがいいはずです。そして飽きさせません。

このような取り組みで愛社精神をもった人材はそこで自分なりのやりがいを見つけ、会社にいる意味を見出し定着します。そして成長し、結果的に会社も共に成長していくことができます。

ぜひこれらの方法を実行してみてください。

まとめ

繰り返しになりますが、採用した人材を定着させるだけでなく会社と共に成長していくためには、社員のささいな変化に気づくことが大切です。

そしてその人材が輝ける働き方や仕組みを企業が模索し、実行していくことが不可欠です。

優秀な人材ほど引く手数多の社会になりました。

そんな中、自分の会社で活躍してもらい生き生きと働いてもらうことで会社自体も成長していくためには努力をみつけてあげること、やりがいをみいだし、その会社に必要な人材であると自覚をしてもらうことがとても大切です。

 


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