こちらからシェアしてね!

高齢化の現在、日本は世界的にみても長寿国として知られています。先進国の中でもトップを走る高齢化日本を支えているのもまた60歳以上の高齢者です。

ということで今回は「マーケティング考察。定年を考える。あなたは、何歳まで働けますか?【前編】」というテーマで解説致します。

マーケティング考察。定年を考える。① 【あなたは、何歳まで働けますか?】


唐突ですが、あなたはいったい何歳まで働くつもりですか?または、何歳まで働きたいと思いますか?

仕事、働くことについての考えは、人それぞれだと思います。できれば、健康で働ける限り働きたいという元気で積極的な方もいらっしゃれば、年齢的にはまだ若いのにできれば、もうリタイアして仕事を辞めたいという方もいらっしゃるでしょう。

この様に、世の中には、仕事の好きな人もいれば嫌いな人もいます。仕事に対する考え方や意欲は人それぞれ全く違います。

仕事に対して生きがいを求めている人もいれば、仕事は生活やお金の為に仕方なくやっている方もいます。

また仕事に対してのスタンスも異なります。仕事を単純に社会貢献と考え、自分のできることを積極的に社会に対して行いたいという考えの方もいらっしゃいます。

その一方、ニートの存在も忘れてはいけません。現在では、成人の若い世代から中年まで幅広い年齢層でのニートがいます。

マーケティング考察。定年を考える。② 【加齢現象には個人差がある】

現代日本は、少子高齢化という人口問題もあり、人出不足など日本経済に影響を及ぼす問題も抱えています。

いつまで働けるか?という以前に何歳まで生きられるのか?ということをはじめに考えなければなりません。

現在の日本人の人生は80年と考えられています。ちょうど老後のこと、将来のことを考えるのは40代になってからではないのでしょうか。

40代から老後のことを考えたしても、人生80年ならば、ちょうど折返しということで、まだまだ先の人生は長いです。

実際、現在 中年世代の人達も以前に比べて皆、若い方達が多いです。

見た目も感覚的にも考え方が柔軟で若い方が多いです。昭和時代の40代〜50代と比較しても現代に生きる人は、非常に若々しい方が多く存在しています。

つまり現代人は、若い体を持っているのです。その理由としては、様々なことが影響しています。

食生活や生活習慣、考え方、価値観、環境、医療の進歩、健康志向など様々なことが影響しています。

さらに情報そのものも昔に比べ多いことから、それぞれが学ぶ力をつけているからです。

健康でいるためには、どんなことをして、何を食べ、どう生活すればよいかをネットなどで簡単に知ることができるからです。

知識が増えれば、人間は対策や予防が事前にできます。その為、健康的な生活をし長生きへと繋がっているというわけです。

実際には全ての人が若いかと言えば、そうではありません。実は加齢現象は個人差が非常に大きいのです。

マーケティング考察。定年を考える。③【アンチエイジングに生きる人々】


同じ年齢だとしても見た目も全く違うほど、差がでるようになっています。

特に女性については、50代となっても見た目だけでは、30代の女性にしか見えない美魔女と言われる方達が登場してきていることも近年の特徴です。

いつまで若く綺麗でいたいと願う人が多く、それだけに日頃から若く健康でいる為の努力を行っている人が増えているのです。

いわゆるアンチエイジングは、個人の考え方の変化ではありません。

これは、時代背景も大きく影響しています。女性の社会進出が一般的になったことにより働く女性の増加は社会全体に対しても大きく影響を及ぼしました。

女性の社会進出は、晩婚化、さらには非婚化へと繋がるものとなりました。

このことが少子化に繋がる原因の一因ともなっています。

また晩婚化による影響は、出産年齢の変化にも現れています。

以前では高齢出産と言われていた40代以上の出産が近年では珍しくありません。

若いうちに社会的キャリアを十分に経験した後、結婚直後に出産する方も珍しくありません。

しかし、現代人の体がいくら若がえっていると言っても、急激な深化や寿命が伸びるということは、ありませんので、高齢出産は、リスクがあることはあります。

また体力の低下してきた年代で出産よりも、もっと大変なのは、子育てです。

やはり子育ては、体力が最も必要ですので、いわゆる適齢期と言われる若いうちにしておいたほうが良いことは間違いありません。

現実には、現在は「適齢期」と言われるものなど既に存在しないのかもしれません。

現在の「適齢期」は、個人の考え方に委ねられて入るのかもしれません。

結局、人生とは他人がどう判断するかではなく、自分のベクトルで生きていけば良いのですから。

アンチエイジングと言われる若い体は、生理的な年齢の違いによるもので、特に40代以上になると、生理的年齢が10歳以上違う人もいるのです。

この差は、日頃からの生活習慣が関係しているのです。健康に気をつけている人とそうでない人の差が年齢を重ねた時に如実に現れるということなのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「マーケティング考察。定年を考える。あなたは、何歳まで働けますか?【前編】」というテーマで詳しく解説致しました。

「定年」というテーマで考えた今回、マーケティング的にみても非常に興味深いことがたくさんありました。

今に生きる人は、昔より若い体と感覚を持っています。アンチエイジング傾向へむかう人の変化が「定年」やマーケティングを変えていきます。

さらに詳しくは後編へと続きます。


こちらからシェアしてね!