皆さんはWEBサイトを構築するのにどのような手段で構築するでしょうか。今や主流となっているのはwordpressというCMSです。では、どのようにすれば集客面で、有効に使うことができるのかご紹介していきます。
目次
wordpressを最強集客ツールに！プラグインの関係性
wordpressとは、オープンソースCMSと言われるもので、世界中の国とあらゆる人にソースが公開されているため自由に開発を進めることができます。そして、元々あるwordpressに対して機能を追加していくのがプラグインというものになります。このプラグインを利用することによって、本来であればHTMLやCSSなどを利用して一から自分で構築しなければいけないものも、パッケージという形で実装することができます。今回はその中でも、主にマーケティングという観点で集客面で役立つプラグインについてご紹介をしていきます。
マーケティング・集客に役立つプラグイン5選
Google XML Sitemap
皆さんもサイトマップという言葉を聞いたことがあるかもしれません。
通常皆さんがサイトを見ていく中で目にするサイト下部にあるようなサイト自体がどのような構成で作られているかを示すものになります。同じように、皆さんが検索エンジンを利用して検索する際に該当するWEBサイトを世界中のありとあらゆるWEBサイトから見つけるクローラーというAIが見るのがXMLと言われるサイトマップです。
これを見ることによってクローラーが、そのサイトがどのような構成のサイトなのか理解することができます。しかも、ページの更新を行った際にいちいちサイトマップを切り替えているのでは非常にめんどくさいところ、このプラグインを入れておくことによって自動的に更新をしてくれます。集客面で役にたつ事は間違いありませんが、実務作業も効率的になるのでオススメです。
All In One SEO Pack
次にオススメしたいのがAll In One SEO Packというプラグインです。
皆さんもSEOという言葉はよく聞く言葉かと思います。簡単に言うと、自然検索でWEBサイトを検索する際により上位に表示をさせるために行う施策のことをいいます。
しかし、実際にSEO対策を行うとなると非常に膨大な対策を行っていく必要があり、SEOの専門家に依頼をするのであればまだしも、一個人レベルで全ての対策を行おうと思うのであれば正直言って割に合いません。
しかしこのプラグインを導入しておくことによって、wordpressにおけるSEO対策として必要なコンテンツを全て揃えることができるため、集客面で非常に役に立ちます。
wordpressでサイトを構築する以上、絶対に入れておきたいプラグインの1つです。
Contact Form 7
こちらはお問い合わせフォームを簡単に設定することができるプラグインになっています。
ホームページを作る目的は問い合わせや資料請求等の成果につなげて自社のお客さんになってもらうことだと思います。しかし、ページの構成は良くても最終的に情報を入力するお問い合わせフォームが扱いづらいものだったとしたら、お客さんはサイトから離脱してしまう可能性が高くなります。もちろんHTMLなどを駆使して一から自分でフォームを作ることもできますが、やはりプラグイン等を利用して操作性に優れものにしておいた方がユーザビリティが高いと言えます。
特に何度も登場してくるコンテンツではありますので、是非とも利用したいプラグインです。
Broken Link Checker
これは比較サイトなどのリンクをたくさん貼っているWEBサイトに共通することですが、掲載していたリンクがリンク切れを起こしてしまうということがよくあります。
ユーザからするとキチンと管理ができていないホームページという印象を受けてしまいますので、対応を考えなくてはいけません。そうはいっても、サイト内に100も200もリンクがあるようなWEBサイトでは、すべてのリンクを毎日チェックするというようなことも言っていられないでしょう。
そんな時に役立つのがこのプラグインです。
こちらは掲載しているリンクの中でリンク切れを起こしてものがあった場合に、通知が来るようになっており、常にサイト内でリンク切れが無い状態にしてくれる優れものです。
EWWW Image Optimizer
最後にご紹介をするこちらのプラグインはサイト内の画像を自動で圧縮してくれるツールになります。
WEBサイト上に画像をたくさん掲載していくと確かに見栄えは非常に良いのですが、更新速度がどんどん遅くなってしまいます。更新速度が遅くなる=ユーザビリティの低下とみなされクローラーにも良い評価を得られませんし、実際にWEBサイトを閲覧しているユーザにとってもイライラする原因になります。
そこで掲載する画像は画像圧縮をする必要があるのですが、大量に画像を使用する場合に処理を忘れてしまったり、一つ一つ圧縮をかけていくのは非常に大変です。そんな時にこのプラグインを導入することによって、抜け漏れなく画像圧縮をすることができるので、より更新速度が速い状態でウェブサイトを運営していくことができます。
プラグインはつけすぎ注意
ここまでマーケティングという観点で集客面で役に立つ5つのプラグインを紹介してきました。人によっては、プラグインのみを駆使してWEBサイトを構築すれば理想のサイトが作れるのではないかと思う方もいらっしゃるかと思います。現にプラグインを複数組み合わせて使うことによって、より精度の高いサイトを作れる事は間違いありません。
しかし、導入にあたっては15個以上は設置しないようにすることをオススメします。
理由は単純明快で、プラグインを設置する数が多くなればなるほどサイトの更新速度も遅くなってしまうためです。また、プラグイン自体は1人の技術者が作ったものではなく、複数の人が作っていますので、相互に誤作動を起こす可能性があり、いわゆるバグが残ってしまう可能性もあります。
本気でWEBサイト制作をやるなら専門知識も必要
さらに、プラグインと同じような機能を自分自身で実装することも可能です。基本的なHTMLやCSSなどのホームページを作成する言語を覚えてしまえば、プラグイン無しでもサイトを作ることが可能です。
ただし、それを全て自分で構築していると、とてつもない時間がかかってしまうためプラグインという形で導入をしていたに過ぎません。簡単なものであれば自分でいじれる方が良いでしょう。
プラグインと自力での制作をうまく組み合わせることによって、よりパフォーマンスの高いWEBサイトを作っていくことが可能です。有効なプラグインを見つけていくのと同時に、自分自身の制作技術の向上を図っていきましょう。やはり自分自身で自由自在に実装できたほうが楽しいものです。