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良い人材を確保する方法としては、まずは面接で良い人材を選び抜くことが大切です。とはいうものの、良い人材ってどこをみて選べばいいの?という疑問があります。次のような方法で採用時にその方が良い人材をチェックすることができます。

今回はその見極め方をご紹介します。

履歴書の見極め方

一つ目は、履歴書についてです。内容というよりは、書き方が問題となります。

つまり、

  • 封書で送られてきたときにきれいに封入されているのか
  • 宛名や担当者などに書き間違いがないか

など基本項目をクリアしている必要があります。また

  • ぐちゃぐちゃに折ってあったり、汚れていたりする

のも要チェックです。仕事の種類によっては、几帳面さや丁寧さが問われますし、サービス業や接客、対人がある業務などで丁寧に人と接することができない人と判断できます。内容ももちろん大切です。
学歴や職歴などの肩書きに加えて、希望理由などを注意してましょう。
できるだけ具体的に、入社後のプランやこういうことがやりたいという詳細な希望があるのが望ましいです。なんとなく入りたいとかということではなく、御社へ入りたいという熱意を感じることができる内容かで見極めます。

面接の見極め方

2つ目は、面接時の表情やしぐさ、言葉遣いなどです。

これは当たり前といえば当たり前なのですが、マニュアル通りかどうかというよりは、実際にその人がそちらの会社で働いているのを想像した時、それが不自然ではないか、周りの人といかに調和するかを想像してみてください。

つまり、今いる人と同じ色を持っている人なのかということです。

確かにベンチャーや新規の会社の方は新しい能力のある人材を求めていることも多いので、今いる人たちとは別のパーソナリティーの人を選びたいと思われるかもしれませんが、そこはやはり日本企業ですから、同じ特性をもつひとが同じ目的に向かっていくほうが上手くいくのが常道です。

もう一つは態度や表情です。自信がない、おどおどしている、なんとなく落ち着きがないというのはできれば避けたい人材です。人と目を合わせることができないとか、上を向いてはきはきとはなすことができないなどの方は対人コミュニケーションが苦手かもしれません。落ち着きがない、そわそわしているという方は集中力がなく、仕事にミスが多いかもしれません。そして雑な受け答えや横柄な態度の方は、自分勝手で周りと調和するのが苦手かもしれません。

もし質問をしても大きな声ではきはきと答えることができないということであれば、緊張でそのような態度になってしまったのか、普段から自分に自信がなく自分の意見をはっきりと表明できないのかを判断する必要があります。

緊張ということであれば、本日面接で緊張してということになりますので、それは例えばここへどうしても入社したいという意識の表れであることもありますので、それはそれほど気にする必要はありません。

一方で、普段から何を聞いても曖昧な答えしか返ってこない、自分の信念や考えがなく、人に意見を問われてもきちんとした反応ができない、こういった方は正直言って魅力的な人材とはいえません。

表情の見極め方

表情についても同様です。固く緊張した表情も、今日面接のためにそうなっているのであれば、こちらもそれほど心配いらないのですが、普段から人を遠ざけるような硬い表情や張り詰めた雰囲気を持っている方は、接客業や対人コミュニケーションが必要な職業では致命的なことです。

特にケア業(高齢者の介護職や看護師、保育士など)はこのような表情に柔らかさや優しさが感じられないのはかなりのマイナスポイントです。

このように、それぞれの職業によって多少ポイントは変わりますが、共通点は誠実さや真面目さ、清潔感などといえます。

服装の見極め方

三つ目は、服装です。これもまた当たり前なのですが、清潔かその場に相応かなど一般的なチェック項目ですが、必ず確認しておきましょう。

これは、この会社へ入社したいという事前準備がきちんとしてあったかということの表明ですので、高価で良いものでなくともいいので、アイロンが欠けて合ってしわがないとか、古くて着古していないとか、通常のチェック項目ですが必ず見ておきましょう。

靴のチェックも忘れずに

もう一つは靴です。汚れていないか、かかとがふんであったり、おかしなはき方をしていないかなどがチェック項目です。こういった細やかな部分にまで気を回せるかも入社後の仕事にかかわってきます。

話し方や言葉遣いの見極め方

四つ目は、話し方や話の内容、言葉遣いです。話し方はとても重要な項目です。早口すぎる方や、内容が分かりづらい方、何を聞いても短い答えしか返ってこない、逆にダラダラ話し続けるなどのことがないかということです。早口の人やこちらの質問を理解していない人は、人の話を聞かないか、焦ってせっかちな方であることが多いです。

こういう方はたいてい気が短かったり、癇癪を起したりすることが多いです。そして話の内容が分かりづらい方は、基本的には対人コミュニケーションが必要な職業の方にとっては致命的な点です。

営業職や販売職の方は人に商品やサービスを説明するのが仕事ですから、それができないということは、仕事もうまくできない可能性が高いです。
五つ目は、人間性です。これは簡単なようで一番難しいことなのですが、これを見極めるのが人事の方の手腕です。

一つとしては、そちらの会社や施設などで、長く続けている人や、人材確保に成功したと言える人をモデルとして、どういった特徴かを分析してください。例えば年齢や性格など基本的なことでもいいです。

これもその方がいい方かどうかというよりは、その場で長く続ける特性があるかどうかということが基準となりますので、どういった方が長く続けているのか、能力を発揮しているのかということを理解して、次の人材もとっていくことが大切です。

まとめ

このように人事の方が良い採用活動をするための人材の見極め方にはいくつかの方法がありました。
ですが、これ以外にも実はいろいろあるので、今後また今回ご紹介した項目以外のものもご紹介します。

まず大切なことは、こういう人がほしいなというような具体的な人間像などを描いておくと今後の採用活動で良い人材を確保しやすくなります。

 

 


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