日々の生活の中で、皆さんは何を楽しみにしていますか？エンタメとしての楽しみ、情報取得の楽しみなど様々ありますが、身近なものとしてYouTubeとテレビ、この２つがありますね。
さて、いったいどちらが多く見られているでしょうか?
というわけで今回は「テレビとYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？」について詳しく説明致します。
テレビとYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？①【テレビとYouTubeの実態】
「テレビとYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？」というテーマで1つ目に取り上げるのは「テレビとYouTubeの実態」です。
ネット社会全盛の時代、様々な情報発信や取得はウェブ上のサイトやSNSなどからも誰もが容易に行うことができるのが魅力です。
ユーザーとして、何かを調べたい場合、Googleなどの検索サイトを利用するのが、これまで普通でしたが、現在はYouTubeをダイレクトに検索する方も増えています。
YouTubeには、ハウトゥ動画やニュースなどもあり、日常に役立つ動画が数多くあるからです。
確かに動画というのは、目と耳に直接訴えかけられ、わかりやすいというのが何よりの特徴です。
YouTubeのコンテンツ的にも5分〜10分という一度に見切れる尺が主流なのもユーザーを引きつける魅力の1つです。
またYouTubeは、アップロードされたストック動画のみではなく、ライブ配信もできることも、その有効性を高めています。
現在、動画配信サービスというのは、いくつも存在していますが、動画メディアとしてのYouTubeは、圧倒的な利用者数を誇っています。
では、実際に社会的における動画メディアの利用状況とは、いったいどのようになっているのでしょうか。
動画メディアの代表というのは、YouTubeという新しいメディアに対し、歴史のあるテレビがあります。
現在では、若者のテレビ離れが進んでおり、その分YouTubeの視聴が増加しているということです。
特に学生などは、テレビを見ないという割合が全体の２割ということで、テレビ離れの事実を知ることができます。
では、細かくテレビを見る頻度について分析結果してみると、実際には毎日テレビを見ている学生は6割以上が占めるものの、ほとんど見ないという大学生が22％もいると言うことです。
つまり、大学生はテレビを習慣としては、していないということなんです。
また、テレビの場合、リアルタイムの視聴よりも、録画して自分が見たいものだけ見るという視聴方法もあります。
ここで、録画されるジャンルは、ドラマが多くを占めています。
特に連続物のドラマは継続して視聴する必要があるので、録画をしてでも見たいコンテンツと言えるのです。
しかし、最近ではテレビ録画のニーズも変化しています。
というのも、テレビドラマでさえ、ネットで視聴が可能であるからです。
最新のテレビドラマでも、最近は見逃し配信などがあるため、わざわざ録画しなくともネットで視聴すれば良いということになります。
見逃し配信は、リアルタイムでのオンエア終了後から配信され次回、放映までの期間限定での視聴が可能です。
テレビ録画というのは、そもそも視聴者(ユーザー)が、自分の見たいコンテンツを予め選択していることになります。
しかし、YouTubeであれば、自分好みの選択というのは、あたり前に行っているわけであって、基本的に見たい動画のみ見たいわけです。
しかもいつでもどこでも気にせずに、視聴できることは、YouTubeの強みでしょう。
またYouTubeの動画コンテンツは、アップロードした作者が削除しない限りは、永遠に見れるのも魅力の1つです。
テレビとYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？②【YouTubeの魅力と動画マーケティング】
「テレビとYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？」というテーマで2つ目に取り上げるのは「YouTubeの魅力と動画マーケティング」です。
では、次に今度はYouTubeを見る頻度について分析してみましょう。
こちらも学生さんに絞って調査したところ、YouTubeを毎日、見るという方は全体の約73％という圧倒的な割合の多さとなっています。
毎日見る割合としては、テレビが67％、YouTubeが73％ということで、現在では、既にYouTubeがテレビを上回っているのです。
この結果を見ると現在、メディアをリードしているのは、テレビではなくYouTubeだと言えるのです。
テレビを見ないという人が増加しているのに対して、YouTubeを見ないという人は稀れなのです。
視聴時間について分析すると、テレビとYouTubeどちらの1日の視聴時間が長いと感じるかに対しては、YouTubeが71％に対し、テレビが24％とということになります。
この結果を見ても明らかにわかるのは、その差の大きさであり、YouTubeの方が圧倒的に視聴時間が長くなっていりということなんです。
次に視聴時間帯について調べて見ると、やはり仕事や学校が終わり、帰宅してから夜寝るまでの間というのが最も多いのがYouTubeの特徴です。
この時間帯は、なんと92%という高い割合となっています。
このような結果を見てもおわかりの通り、テレビの視聴時間は伸び悩んでいる一方で、YouTubeをはじめとしたネット動画の視聴時間が年々増加しているということなのです。
また、年代別に見るとやはり、10〜20代の若年層ほど、ネット依存の傾向は強く、やはり若者のテレビ離れというのは、事実と言えます。
この結果から、メディアのファーストチョイスとして、選ぶなら、時代はテレビではなくネットであり、その中で大きな影響を及ぼすYouTubeの存在というのは、非常に大きな影響力があると言えます。
映像メディアとしては、既にテレビがトップではなく、YouTubeが時代をリードするトップリーダーと言っても過言ではありません。
さらに、テレビとYouTubeの違いを言うならば、作り手が限られているテレビに対し、YouTubeの動画は誰もが参加でき、誰もが配信することができます。
だからこそ、YouTubeのコンテンツはバラエティに富んでおり、見るものを飽きさせないのです。
確かに、一部のテレビ業界にどっぷり浸かっている人達の映像には、映像ジャンルとしての面白さには限界があるかもしれません。
YouTubeであれば、女子高生や子供でも配信できることから、個性が十分に発揮できるからです。
顧客ニーズに合わせたマーケティング戦略を行う近年においては、YouTubeのほうがマーケティングツールとして、確実にマッチしていると言えるのです。
テレビとYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？③【テレビとYouTubeのマーケティングの違い】
「テレビ
とYouTube、見られているのはどっち？マーケティングに有効なのは？」というテーマで3つ目に取り上げるのは「テレビとYouTubeのマーケティングの違い」です。
マーケティングツールとして、企業が商品やサービスをアピールするには、テレビとYouTubeのどちらがよいのでしょうか?
テレビでのマーケティング戦略となると、テレビCMとなります。
テレビCMは、確かに効果は絶大で、短時間に広く認知度を高めることができます。
その成果の対価として、莫大なコストがかかることも事実です。
そして、現在、企業においてもYouTubeを活用したマーケティングに注力しているところも増加しています。
YouTubeには、YouTubeならではのマーケティング手法があり、これはテレビにはないメリットと言えるからです。
その理由としては、次の理由となります。
- コストが安く手軽に始められる
- ユーザーのアクションを促すことができる
この2点は非常に大きなメリットと言えます。
単なる宣伝効果だけでなく、動的に顧客の次の行動を促すことは、ダイレクトにマーケティングの成果として現れるからです。