マーケティング戦略の1つ、ステップメールはインターネットが日常にある現在では欠かせないものとなりました。
ステップメールで顧客の心を掴むことも心が離れてしまうこともある、といわれているほどです。企業にとって顧客の集客と同じくらい大事なのが、集客後の顧客のフォローです。ステップメール1つで継続的にファンになってもらう為、顧客の教育をしていくこともできます。
目次
集客は顧客が求めていくことを達成するマーケティング
顧客が求めている商品は？ サービスは？ 日々、模索していることと思います。
本当に価値あるものを顧客に提供すること・マーケティングに欠かせない大切なこと、など幾つもありますよね。商品やサービスを提供・配信している皆さんは、きっと意識しているはずです。
今では多くの人にとってインターネットは日常の一部になっています。なのでネットマーケティングでもステップメールの効果はとても大きく、コツを知ることで今以上に顧客のリアルな反響を実感できる嬉しい効果が期待できるようになります。
顧客に信頼される価値観を届ける
引っ越し後に慣れない土地での新生活は土地勘もわからず、慣れるまでに時間がかかるように人は知らないことや初めてのことに不安を感じるものです。
ステップメールのコツの1つに、「信頼される価値観を届ける」ことがあります。違和感や矛盾が生まれると、不信感を抱きやすくなります。
なのでステップメールを送る顧客のデータは最新にしておく必要があります。
ステップメールを送り続けると同時に、顧客との信頼を築きながら自社の価値観も届けていかなければなりません。
読んでもらえる内容
集客した顧客をフォローしていく為に大切になるステップメールは、読んでもらえなければ意味がありません。
たとえステップメールに含まれている情報が充実していたとしても、読みにくい文章はそれだけでストレスになってしまいます。すごく上手な文章を書く必要はなく正しい日本語で伝えたい内容がわかりやすいステップメールであれば、最後まで読んでもらうことができるはずです。
そして「面白さって、ざっくり言われても…」と感じると思います。面白さの定義は人それぞれですが、共通していることはなんだと思いますか？
思わず読んでしまう、そんなステップメールであれば顧客は惹かれやすく面白さを感じてもらうことも期待できます。
その顧客が必要としている商品の情報や、期間限定の情報など思わず今、読んでしまいたくなるステップメールで顧客の興味をかき立てましょう。そして最新情報は、つい気になってしまうという人の心理に沿ってステップメールで届ける情報は定期的に新しいものにしていく必要があります。
気をつけたいことは？
ステップメールでは、
- 「なんだセールスか」
- 「営業かな」
とだけ顧客に思わせてしまうことが無いように気をつけていきたいところです。
顧客にとって必要な情報だったり、こんなメリットがあるんだ！ と思わせることがポイントになります。
そして、ステップメールで届けた情報の約束は守ること、これはとても大切です。期間限定情報であれば日時に誤りがないように、キャンペーン情報と実際のキャンペーン内容が違うことのないように気をつけていきましょう。
ステップメールは5つの手順を踏む
マーケティングでは”シナリオを作り、それをベースにステップメールを届けていくべし”ということをよく耳にします。最初にシナリオを作って最終的なゴールへ向かっていくと顧客との関係性も維持していくことができます。
1通目：挨拶とお礼そして商品の基本的な使い方
＋＠もあると顧客に優しいステップメールになります。挨拶は長文の必要はありません。
例文
△△様こんにちは。〇〇を担当している□□と申します。
まずは○○に興味を持っていただいてありがとうございます。○○を利用することで…などの効果を実感することができます。基本となる使用方法の他にも、様々な使い方も一緒にご紹介させていただきますー
2通目：使い方に迷った時の対処方法案内
使い方についてのFAQを紹介します。そうすることで、つまづいているお客さんにも対応を促します。
例文
〇〇の利用中、…といった時があるというお客様もいます。この時の対処法は・・・・
3通目：他のユーザーの声を届けます。
顧客は自分以外のユーザーのリアルな声も気になるものです。
今後の購入の参考にするという人も多くいます。”リアルな声”というのが大事なので自社にとってプラスとなる意見だけではなく、マイナス要素も含む意見もステップメールに取り入れることで信頼性を高めることができるようになります。
例文
今では友人にも勧めて利用しています。
満足はしているのですが、個人的には価格がもう少し求めやすいと嬉しいです。
4通目：顧客に合わせた情報を選択して、届ける
興味はあるけれどまだ商品を購入はしていない、という顧客であれば
例文
キャンペーン月間となる今月中に○○をご購入いただいたお客様には、△△をプレゼント中です！
すでに商品を購入している顧客であれば
例文
〇〇のご購入、誠にありがとうございました。×月×日～1週間の期間限定で○○のセールが始まります。
などを送りましょう。
5通目/：商品の活用法や最新情報などを届ける
顧客を飽きさせないよう、新しい興味を引き立てられるように商品の活用法や最新情報などを届けていきましょう。
例文
○○は、基本的な使い方の他にも…といったシーンでも活躍してくれます。
○○がSNSでトレンド入りしたことをご存知ですか？ 多くの方の手に渡り○○の新作商品の開発も検討しています。新情報をお待ちください！
ステップメールを活用したマーケティング事例
ステップメールが活躍してくれたマーケティング戦略の事例があります。様々な業種がありますが、その中で不動産会社Aをみていきましょう。
- A社は昨今の少子高齢化に伴い、人口の減少によって不動産購入の大幅な減少に悩んでいました。不動産購入を検討している顧客は商品となる住宅の情報をたくさん必要とします。人生で一番大きな買い物ともいわれているので、この顧客の心理はとても自然なことですよね。多くの情報の中から顧客が興味関心を持った情報は、より知りたいと考えます。
- A社は顧客にとって必要な情報・お得な情報・おすすめ情報などを含んだステップメールを届けていくことにしました。A社の情報を元に他社との比較もできることから公式ページへのアクセス数も増え、商品に興味を持つ顧客が増えてきた、と感じられるようになれました。
- 他にも住宅展示などの自社のイベント情報も一緒にステップメールで届けていくこともできるので、A社にとってステップメールは今では欠かせないマーケティング戦略の1つです。
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