ビジネスにおいて重要となるのは、周知、集客。より多くの方に商品やサービスの存在を知ってもらい活用してもらうことが大切です。
そのために有効なのがイベントマーケティングです。
というわけで今回は「10分でわかる!イベントマーケティング」について詳しく説明致します。
10分でわかる!イベントマーケティング①【イベントマーケティングとは】
「10分でわかる!イベントマーケティング」というテーマで1つ目に取り上げるのは「イベントマーケティングとは」です。
ビジネスを成功させるためには、広く多くの人に、まずは知ってもらう必要があります。
世の中に認知させる手法としては、いくつも存在します。プロモーションや販促手法などマーケティングも含めれば、消費者へのアプローチというのは非常に大切なこととなります。
様々な手法の1つとしてあるのが「イベントマーケティング」です。
イベントマーケティングは、オフラインでのリアルな展示会、交流会のみではなく、オンラインでのバーチャルイベントやウェビナーなども含まれます。
「イベント」というと、どうしてもオフラインで行われるものが代表的なものと認識されていましたが、これまでと異なり、昨今の社会背景を鑑み、オンラインイベントの需要が急速に高まっています。
オンラインとオフラインがボーダーレスとなり、どちらの要素もとりいれたハイブリッド型のイベントも近年では、登場してきているのです。
イベントマーケティングは、セミナーや展示会という代表的なイベントを開催することにより、直接、消費者と触れ合うことにより、商品やサービスのPRを行うというマーケティング手法です。
売り手から買い手への一方的な情報発信だけではなく、イベント参加者と開催者とが双方向でコミュニケーションをとれることがイベント開催の大きな強みとなっています。
リードの獲得、育成、ブランディング、商談創出という様々な目的で開催されるのです。
イベントマーケティングを行う上での具体的メリットをお伝えします。
次の3つがあります。
- リアルな体験価値の提供
- 確度の高い見込み顧客へのアプローチ
- 高い宣伝効果
10分でわかる!イベントマーケティング②【成功するための5つのポイント】
「10分でわかる!イベントマーケティング」というテーマで2つ目に取り上げるのは「成功するための5つのポイント」です。
イベントマーケティングの成功の鍵となるのは、いったいなんでしょうか。
成功のための重要なポイントとなるのは、次に掲げる5つとなります。
- 目的の明確化
- 事前準備
- イベント当日のオペレーション設計
- アフターフォロー
- イベント効果の測定と改善
では、上記5点について詳しく説明していきましょう。
①目的の明確化
イベントマーケティングを実施するならば、最初に明確にしておきたいのが「目的」です。
なんのためのイベントなのか?どこに注力すべきなのかを明確にしておく必要があります。
一言でイベントマーケティングと言っても、イベントそのものの種類は多種多様となります。
やはり、せっかくイベントを開催するなら、大きな成果を実感できるほどの手応えを感じたいのが本音ではないでしょうか。
イベント成功における目的を明確にし、まず、その目的に対し最適な手法を選択する必要があるのです。
そのためには、目的自体がブレていては、イベントそのものの意味が曖昧になってしまいます。
開催側がブレたままイベントを開催してしまえば、参加者側は、もっと曖昧さを感じしまうものです。
そうなると、参加者は、なんのためにこのイベントに参加したのかと考えてしまうことになります。
参加者としては、時間を費やしてイベントに参加しているわけですから、参加者へのことを考えれば、できるだけ意味のあるイベントにしたいものです。
目的が曖昧なままイベントを進めてしまうと、イベント運営チーム内にも明確さが欠け、チーム内での共有意識というものが薄れてしまうことになりますので、共通意識の保持という意味でも、軸となる目標設定は明確にしておく必要性があるのです。
②事前準備
イベントマーケティングの成功の要素は、事前準備を入念に行うことになります。
イベントの目的を明確にし、ターゲットを設定し、具体的にイベントコンセプトが確定したらコンテンツ制作、集客準備という次のステップに進みます。
イベントの種類としては、どうするのが最適であるか、開催タイミングとしてベストな時期は、いつくらいなのかを検討します。
出来るだけ多くの参加者が参加できる日程で、イベントを開催するのです。
準備期間としての設定も明確に設け、イベント当日までのテンションを少しずつ高めていくというのも、集客手段の効果的な手法です。
最終的な目標設定したゴールに向かっていくプロセスを明確にし、目標を達成するための要素を細かく設定していく必要があります。
やはりイベントを開催する以上、重視すべきなのは集客です。
イベントそのものの企画が、どれだけ優れたものであってもターゲットに知られていなければ、集客には繋がりません。
結論から言えばイベントの成否というのは、集客力が左右するのです。
周知させるための宣伝としては、不特定多数に行うよりも、ピンポイントなターゲット層に向けて最適な告知方法を実施し、集客を高めていく必要性があります。
10分でわかる!イベントマーケティング③【イベントマーケティングの手法】
「10分でわかる!イベントマーケティング」というテーマで3つ目に取り上げるのは「イベントマーケティングの手法」です。
③イベント当日のオペレーション設計
イベント当日のオペレーションは、できるだけ緻密に行ったほうがあらゆるトラブルや想定外の事象に対応できるというものです。
イベントの企画が決定した時点で、イベント当日のオペレーションを策定していく作業に入ります。
特にリアルイベントの場合、当日の天候などにも左右されるので、様々なシチュエーションを想定したオペレーション計画が大切となります。
1日のタイムスケジュールを明確にすること、人員配置、会場レイアウトなど、様々な点できめ細かいスケジュール設定が必要となります。
参加者の行動を予測した上でのイベント運営サイドの当日の動きを綿密に計画しておきましょう。
計画そのものの精度が、当日のイベントの成功度合いを高めていくのです。
④アフターフォロー
イベントマーケティングの成果をどのようにしてマックスまで、持っていけるのか?その秘訣としてアフターフォローを欠かすことはできません。
イベントを開催し、足を運んでくれたファンに対してのフォローアップというのは非常に大事になります。
これを怠ると、せっかくイベントにて繋がったチャンスを損失するおそれもあるのです。
イベント終了後、迅速に参加者に対してのフォローアップを行うことにより、参加者=ファンの満足度をさらに高めることになるのです。
⑤イベント効果の測定と改善
最後のポイントとなるのは、イベントの効果の測定をすることです。
イベントというのは、計画や事前準備という前段階が重要であるとされますが、実はイベントは終わった後も重要なのです。
今回行った結果をしっかり測定し、イベント結果を評価することが大切なのです。
イベントというのは、実施したその一回のみが大切というわけではありません。
次につなげるためには、効果を正しく把握し分析する必要性があるのです。
具体的な効果測定の項目としては、次のようなものがあります。
- 参加者数
- 名刺獲得数
- 案件化数
- メールの開封率
上記の要素を具体的に数値として表し明確に集計することによって効果検証を行います。
次回のイベント開催に向けて改善と対策を進め、次に繋げていくのです。